JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

依頼はされたが

2012-07-09 15:56:08 | Weblog
「この石を鑑定してください。」と渡されたものの、
私だって調べなきゃ分からない。水晶なのだが、
どうして、こんな形になったのかを説明できなきゃ意味が無い。

見つからないので、でき方から推理することにしました。

1)通常、水晶は、二酸化珪素(SiO2)の濃度が高い熱水(摂氏220~867度)が、
高圧(1400~4000気圧以上)の環境下で蒸発し結晶化して形成される。
2)熱水が過飽和状態になると、熱水の表面にも析出する。

石の中の空洞に熱水があり、蒸発したSiO2が空洞の壁に結晶を成長させる。
熱水が蒸発し過飽和に達すると、水面に結晶化が起きる。
ここで、熱水の供給が減るとか、蒸発で熱水が無くなると、
水面に出来た板は中に浮き、板の上下で結晶化が進む。

水面に浮いていたゴミのため、2枚の板は一つにはならない。

地殻変動とか、板が割れるとか、熱水の供給が増えたり減ったり。
然して、複雑な結晶が出来上がる。

板が交差している所を良く見ると、どちらが先にできたかが判ります。

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