グレイトモーリーは広範囲に大量の溶岩を残したが、リトルモーリーが残したのは猛烈な破壊力の痕跡だけだったのか。
タイトルの橋を支えている岩は橄欖岩。そして恐らく、熱水を蓄えていた壁だ。
表面の熱水によって変異した部分の厚さから、長い時間熱水に接していたと思われる。
解離が起きる深さが700Kmなそうだから、下部マントルの橄欖岩、そんな物がこんな所に鎮座している。何とすさまじい破壊力だろうか。
そんなことを考えながら、熱水に飲み込まれた溶岩はないものかと探していると、
キンバーライトか、
これは珪岩風、石灰臭あり。
どちらも熱水に触れたときは溶岩で、上昇中に石になったものと思う。
なるほど、溶岩が見つからないわけです。赤く錆びついた丸い石が溶岩。
これは、謎の磁鉄鉱、
錆びついた鉄のように見える石だが、磁鉄鉱らしいものが見当たらない。
もしかして、高圧相かと探したが見つからない。論文があったので高圧相の磁鉄鉱はあるのだろうがダイヤモンド以上に珍しい鉱物かもしれない。黒く透明な粒が、恐らく磁鉄鉱。マイクロクラックから個体だったと思われる。高圧相になる深さは?
溶岩急上昇によって相転移を免れたとする説、たとえ急上昇したとしても溶岩が冷えるには時間を要す、疑問だった。熱水爆発なら上昇中に石になってしまうのだから難しいことではない。高圧相探し、面白いかもしれない。
ヘリウムを含む鉱物があるかと調べたら、≪ヘリウムは他の物質と化合しない≫、さらに
≪ヘリウムは天然ガスの中に豊富に含まれるため、商業的には天然ガスを原料として精製されます。≫
≪空気中のヘリウムは容易に宇宙空間に拡散して逃げてしまいます。≫
化合しないものがマントルから湧いてくるとなると、解離した水素が核融合を起こしている、それしかないではないか。近い将来、水が消えることになるぞ。
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1 コメント
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- マルテンサイト千年ものづくりイノベーション (サムライグローバル鉄の道)
- 2024-08-30 03:10:29
- 最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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