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十年に一度の大規模修繕が進行中である。我らが集合住宅は2ヶ月間防護幕に覆われ、折角の花の季節も、鬱陶しい獄中生活のごとし。
修繕課題の筆頭は天窓。管理組合の理事達で屋根に上がって現状確認。辣腕理事長、敏腕営繕理事に促されロートル副理事長もヘッピリ腰で屋上に。
「苦情の出ない天窓はない」と入居時に知人の建築家に言われたものだ。頻繁に開閉すれば磨耗して浸水する、閉め放しにしていれば錆付いて黴だらけになる。「使わずに錆付くよりも、使って磨り減るほうが良い」との日野原重明先生の言葉を思い出す。
天窓を修理し、結露も雨漏りも解決して、大規模修繕を終え、防護幕を外して、晴れて若葉の季節を迎えたいものである。
「雨の降る日に雨漏りの絶えないのと、争い好きな女とは同じだ」(箴言27:15)
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