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3人死亡、1名不明という犠牲を残して台風4号が去った。九州・四国で土砂災害が相次いだ。
何千年も崩れなかった山が今回崩れたということは、何千年ぶりの大雨が降ったことになるという意見がある。間違いである。
百歳の老人は(過去100年間死ななかったから)今年死ぬ確率は100分の1以下で、50歳の中年が今年死ぬ確率は50分の1以下、したがって50歳の中年の方が百歳の老年より年間死亡確率が2倍高いという論法と同様の間違いである。
人は約百年かけて毎年100分の1ずつ死んでゆく、山は百万年かけて毎年100万分の1ずつ形を変えてゆく。人の寿命を基準に考えると山の寿命は無限に長く感じられる。人の死亡率は100%と日野原重明先生は言われる。では、山は?
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