河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑――冬眠

2022年12月06日 | 菜園日誌

そら豆を植えた。
中国特産の絹が西方に運ばれた道=シルクロードを通って、ヨーロッパから中国にそら豆が伝来した。
絹を作るカイコ(蚕)の繭(まゆ)に実が似ていることから中国名は蚕豆。
この蚕豆が日本に伝わり、実が上向き、空に向かって付くことから空豆。
ちょっとした料亭では、「空」を空っぽ・空しいと読むのを嫌って天豆と呼んでいる。
どうせ食べるなら天豆を食べたい。
そこで我が家では空豆とは言わず天豆と言っている。

天豆の横のワラは防寒・霜除け。
春先にワラの上にぱらっと肥料を蒔いて土寄せ。
ワラも土で埋めて畑の肥料にする。
それまでは、畑仕事は休職。
冬眠に入る。


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