河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

さつま芋の芽出し

2022年03月29日 | 菜園日誌

昨日一緒に風呂に入った。そして一緒に寝た。

さつま芋とである。
去年の秋に収穫したものを種芋にして、今年植える苗(芋づる)を育てることを芽出しという。ホームセンターで芋づるを買うと一本60円するが、自家製だから0円である。一つの種芋から約10本、実を付けたまま切り取るので、植え付けた後に枯れることもない。

風呂に入れるのは殺菌処理と冬眠から目を覚まさせるためである(48℃のお湯でに約40分間が理想)。そのあとも温度を維持するために布団の中に入れ、翌朝、ハッポースチロールの箱に土を入れて種芋を埋める。およそ1ヶ月半で苗として切れる十分な長さまで育つ。

3月の上旬に植えたジャガイモが桜の開花とともに芽を出した。地温が15以上になったことがわかる。17度以上が続くと芋が形成されていく。
ただし、今年は寒い。去年は3月の中旬から収穫していた玉葱(極早生)がなかなか大きくならない。スーパーで一つ200円ほどするのが納得できる。
春野菜は気温に大きく左右される。さつま芋は8度以下になる成長をやめてしまう。手間のかかる我が君である。

※絵は竹久夢二(加工)


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