こんなにに興奮したのは久しぶりだった

2013年05月18日 22時42分42秒 | 仕事

AM7:00
自宅を出発した2台目さん夫婦は最高の天気の中しまなみ海道を渡り
愛媛県は松山市を目指していた


目的はこれ
実は自転車で来ようと考えていた
ただ現地でロードレーサーを数時間置きっぱなしに出来るのか?
自転車用のシューズで館内を歩きまわるのか?
そもそも体力は持つのか?
とか考えていたらカミさんが付き合ってくれることになったので車で行くこととなった
最もカミさんは特撮なんぞに全く興味が無いのでワシが館内にいる間松山市内散策をするらしいのだが

9:45カミさんと別れ愛媛県立美術館に
入場料を払い音声ガイドも購入












がっつり3時間
感動と驚きとため息の連続という濃密な時間を堪能
東京で開催された際
「嫁を質に入れてでも見てこい」
と称されただけある素晴らしい内容だった
これはヤバイ
もっと近所だったら何度でも観に来たい
確かに東映ヒーロー物が無いという寂しさはある(権利関係か?)
しかしCG全盛の今、失われていく技術を何とか後世に残そうとする姿勢は感動という他無い
単なるオタク趣味やノスタルジックを超えた造形美の世界が確かに存在する
見ていて本当に目頭が熱くなった

先だって“巨神兵東京に現る”を劇場に見に行ったが
この展覧会を見た後に見れていたらもっと感動できていたであろうと思うとちょっと悔しかった

コンピューターの処理速度が向上すればするほど映像の世界は今まで我々が見たことがない斬新なものになっていくだろう
優れたCGアーティストはそれこそ寝食を削り人々を感動の世界に引きこんでいくだろう
それでも僕は着ぐるみとミニチュアと操演と火薬が大好きだ
セル画に手書きのアニメーションが大好きだ
メイキング映像で見た樋口真嗣監督を始めとするスタッフの実に楽しそうに仕事する姿に憧れ感動し羨む
「あぁやっぱり特撮を一番楽しんでるのは制作してる人達なんだ、僕らはそのおすそ分けを頂いてるんだ」
おすそ分け有難うございます
「いかにも模型でショボいじゃん」
でもそれは確実に存在してる
空想の世界だけどそれは現実にある
単なるデータじゃない世界だからこそ感動できる
CGが悪いなわけじゃないパシフィックリムは公開日に見に行きたいくらいだ

でも僕はアナクロでアナログがイイ
そう確認できた幸せな3時間だった


退館後佐田岬の絶景を目指そうかと思ったが時間的に断念
しまなみを帰らず備讃瀬戸大橋を目指しドライブ

約300km
平均燃費18.7km/L
付き合ってくれたカミさんに感謝


21時前に帰宅
風呂に入れられたガキんちょがハイテンションで出迎えてくれた