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ロブポッターのコブラインタビュー1月26日 (後半)

2016-02-10 22:21:08 | 宇宙

nowcreation より転載しました(♫翻訳ありがとうございます)http://nowcreation.jimdo.com/2016/02/10/ロブ-ポッターのコブラインタビュー-後半/

1月26日インタビュー

 

January Monthly Update by Cobra

 

                         ロブ・ポッターのコブラインタビュー(後半)

 

 (前半からの続き)

 〇ホモセクシュアル

ロブ:以前のインタビューで、あなたは同性愛について答えていました。多くの場合、アルコンがセクシュアル・エネルギーを操ってトラウマを生じさせ、そのエネルギーが男女関係の中で表現できないようにしていると言っていました。ある男性が、異性愛は健全で、同性愛は不健全だと言われたように感じて落ち込んでいます。人々は自分自身を愛する必要があり、そこには判断なんてありません。たくさんの思いやりと理解が必要なのであり、人々は他者をジャッジするのをやめる必要があります。この紳士に返答してあげてくれますか?

 コブラ:ええ、もちろんです。私は彼を一切ジャッジしません。それは彼の個人的な決定による、個人的な選択です。私は彼の人間関係について、どれが健全でどれが不健全か言っているのではありません。それは彼の個人的なことであり、私はそこに立ち入るつもりはありません。私が言っているのは、圧倒的多数のケースとして、宇宙的元型の男性性と女性性という両極性があるということです。だから、健全な男女関係が成り立つのです。私はまた、こうも言ったはずです。同じ極性の二つの魂が、例えば二人の男性が、魂のレベルで結ばれているのなら、健全な(性)関係をもつ可能性もある、と。

 〇チンターマニ・ストーン

 ロブ:チンターマニ・ストーンを手に入れたほとんどの人たちがポジティブな経験をしています。中には、四六時中それを身につけている人もおり、ある人は、感情の浮き沈みが激しくなり癇癪が起きるそうです。

 チンターマニがどのように人々の感情を浄めるのか説明してくれますか? 私がお勧めなのは、自分の思考や感情を、浜辺に寄せては返す波のように、ただ見ることです。あなたは、チンターマニ・ストーンに感情が高まるような反応をする人たちに、どんなことを勧めますか? どうしてそういうことが起きるのか説明してくれますか?

 コブラ:チンターマニ・ストーンを持っている人は、それがあなたの成長の過程を速めることを理解する必要があります。あなたの純化のプロセスが加速するのです。この石はパワフルな石です。それは死んだ物質の一片ではありません。それはエネルギーに満ちています。それはあなたに何らネガティブなものを与えません。しかし何であれ、あなたの中にあるものを呼び起こします。表面に浮かび上がらせて、あなたに見えるようにし、観察して解き放てるようにしてくれるのです。それがある人にとっては、強い感情を解き放つことを意味しているし、ある人にとっては信念体系を解き放つことを意味しています。どんな反応が出るかは、持ち主次第です。ですから、この石の扱い方のルールはありません。あなたは、石が生きている存在のように、石とコミュニケートする必要があります。それはただの物質ではありません。それは、あなたがプロセスを進んでいくのを助けてくれる、非常に知的なガイドです。けれども、覚えていてください。そのプロセスはときに激しいものになるかもしれません。

 

 〇水晶

 ロブ:ある人が私に教えてくれたのですが、かつてイギリスに神父の科学者がいて、身体の中を見る機械を開発しました。当然、イエズス会が抑えてしまったので、表に出てきません。

 この機械にはスクリーンに薄い膜が張られていて、クリスタルがありました。何かが、被験者とクリスタルの間を行き来しながら動き回っていました。スクリーンを見ていた人がその存在に気付くと、そのエンティティーは、自分が見られていたことを認識してクリスタルの中に戻っていきました。

 その意識のレベルや共鳴が起きる仕組みについて話してくれますか?

 コブラ:これには三つの相があります。最初の一つはエーテルの側面です。つまり、特定の石には、常に特定の天使的存在が結びついています。そしてその石を通してエネルギーを伝送しています。物質に近い側面(二つ目の相)では、たくさんのプラズマの流れがクリスタルを通り抜けています。クリスタルの構造は共鳴場を生じやすく、そこを通ってプラズマは、クリスタル以外の媒体とは少し異なる流れ方をするのです。このようにして、独特なプラズマの状態(三つ目の相)が創り出されます。そして特定のクリスタルが、それでなければ持てなかった特性を帯びるのを、助けています。

 

 I AM presence

 ロブ:私は人からマニフェステーションや祈りについて尋ねられます。私は内なる静謐、I AM presenceに入っていくことなどを話します。どのようにI AM presence や自分の神性意識、内なるキリストに集中すればいいのか、あなたならどう説明しますか?

 コブラ:これはメンタルなプロセスではありません。静寂のなかで、空のなかで生じる何かです。ですから、私なら差し当たりインストラクションは無しにします。しばらくの間、身体的にも時間的にも空のスペースを持って自分を明け渡し、静寂のなかに、空のなかにいます。すると物事が生じ始めます。

 〇ヒラリーのボディーガードの事故死

 ロブ:ヒラリーとビル・クリントンの周辺には、麻薬密売、性奴隷、殺人などの犯罪行為がついてまわります。

 次の質問も当局の関与が疑われます。「ごく最近、ヒラリー・クリントンのシークレット・サービス、ボディーガードが交通事故で4人いっぺんに死亡しました。これについての見解を聞かせてください」

 コブラ:彼らは話したがっていたので死にました。ご承知の通り、彼女には表に出したくない秘密がたくさんあります。

 〇クローンと儀式殺人

 ロブ:私は、あるSSP関係者と連絡をとってきました。彼は、(17年間火星に派遣されていた)ランディ・クレイマーみたいな人で、彼には記憶がありません。彼はまだ表に出たいと思っていないのですが、自分の子ども時代に性奴隷だったことを私に打ち明けてくれました。彼は9歳から16歳まで、カバールの秘密のパーティーで性奴隷として利用されたのです。

 MKウルトラで性奴隷にされたという人も表に出てきました。その人は、そのようなパーティーにはハリウッドの人たちも来ていたと言います。そしてその中にはクローンもいて、儀式で拷問されたりしたそうです。彼らは普通ではなく、ディック・チェイニーなどは21人のクローンを殺害したと言います。私は、これはあり得ると思うのですが。どうでしょうか。

 コブラ:あり得るのではなく、これは実際に起きていたことです。’70年代後半から20012002年頃までのことです。

 ロブ:では、もうこのような殺人は行われていないのですね?

 コブラ:そのような儀式用のクローンは、もうつくられていません。

 ロブ:オーケー。それは良かった。彼は古い記憶にアクセスしたのでしょう。

  コブラ:彼は、それは最近のことだと言っているのですか? 彼は何と言っていたのですか?

 ロブ:最近のことだと言っていました。実際、(2008年に)急死した有名な黒人コメディアンのバーニー・マックのことを話していました。ハリウッドの人たちは、次第に深い秘密のレベルに巻き込まれてしまうものですが、もしプログラムに抗ったり、さらに深みにはまっていくことを拒絶したりすると・・・・・・彼によれば、バーニー・マックは「この人物(拷問されている人)をそのように扱うべきでない」と言ったため、翌日に大脳動脈瘤で亡くなりました。

 コブラ:ええ、そうです。それは本当のことです。そのような儀式は行われています。今はクローンを利用していません。

 

 〇ヨーロッパ

 ロブ:ヨーロッパの現況を教えてもらえますか? 難民を装ってヨーロッパに入ってきた敵対勢力の排除は進んでいますか?

 コブラ:この質問には答えられません。高度に機密指定されています。

 ロブ:オーケー。でも、当然、(ポジティブな勢力は)それに取り組んでいるのでしょう?

 コブラ:もちろん、もちろん。彼らは何もかもいっぺんに排除できるわけではありません。彼らは着々とプランを練っていますが、今これは、とても、とても、とても慎重を期すべき問題なのです。

 ロブ:ええ、確かに。エジプトでもそうでしたが、女性たちへの恐ろしいレイプ事件が起きました。このような人間の命を、特に地球の神聖な女性波動のエネルギーを軽視する暴力は、実に痛ましく思います。このような状況に対して、私たちは何をしたらいいと思いますか?

 コブラ:まずは、女神の瞑想のようなものが、この状況にバランスをもたらします。次に、ターゲットにされた女性たちや、その地域に住む人たちを可能な限り支えてあげることです。

 〇ジョセフ・スミス(モルモン教の設立者)

 ロブ:ジョセフ・スミスは本当に(高次の存在者たちと)接触したのですか? もとのメッセージは、人類に益をもたらすような価値のあるものだったのですか?

 コブラ:最初は本物のコンタクトを受けていました。そしてもちろん、その直後、秘密のうちにそのコンタクトは歪められました。

 〇明晰夢

 ロブ:次の質問です。「夢の中では、私たちはまったくオープンで透視能力があります。なぜ高次のガイドは、夢の中で私たちと率直に会話してくれないのでしょう。本当の現実や、実際の善悪の戦いに対して、私たちを目覚めさせてくれればいいのに」

 コブラ:問題の一つはインプラントです。それは、まさにその種の繋がりを妨げるために埋め込まれました。すべてのインプラントが取り除かれて、ベールすなわちプラズマ・ネットワークがなくなれば、人格とハイヤーセルフとの繋がりがはるかに強まります。それがずっと自然な状態になります。

 ロブ:それならイベント後、明晰夢などは随分役立つようになりそうですね。もっとたくさんコンタクトできるのですね?

 コブラ:はい。

 〇意識とDNA

 ロブ:最近アレックス・コリアが、私たちの眠っているDNAが振動し始めていると述べていました。高いレベルで前よりもはるかに目覚めているそうです。子どもたちには、それが顕著に現れています。DNAについてコメントしてくれますか。ベールがなくなれば、私たちは再び繋がることができるのですか。私たちのDNAは成長を加速させ、私たちは統一されたマインドをもつようになるのですか? 分裂的なものではなく。

 コブラ:DNAは拡大した意識の結果に過ぎません。ですから、拡大するものは私たちの意識なのです。DNAは、ただこの新しい振動数に適応するだけです。

 

 〇イタリアのエチオピア進攻

 ロブ:第二次世界大戦直前に、イタリア軍がエチオピアに進攻しました。それより前に、エチオピアのハイレ・セラシエ皇帝は、国際同盟に自国の救済を求めていました。

 彼はたくさん預言的な言葉を残しています。第二次世界大戦も予言しました。エチオピアへの侵攻は、バチカンとエチオピア正教会との対立を想起させます。アルコンとバチカンは繋がっているわけですからね。この進攻の背後には何があったのでしょうか?

 コブラ:この裏にはバチカンがおり、イエズス会は当然、イエズス会流の宗教を、洗脳カルトを、地球上のあらゆる国に押しつけたかったわけです。これがイタリアのエチオピア進攻の理由です。

 ロブ:エチオピアは ’70年代に共産主義政権に変わり、彼は隔離されました。彼は祈りを捧げるために教会に行き、二度と戻りませんでした。彼は救出されたのですか、それとも殺されたのですか?

 コブラ:ネガティブな勢力に連れ去られたと聞いています。

 〇ドバイの高層ビル火災

 ロブ:大晦日の夜、ドバイの空に大きな火の手が上がりました。火災の前にはUFOが目撃されています。大勢の人が亡くなったこの火災について何か情報をもっていますか?

 コブラ:恐怖心を植え付けて地球の振動周波数を下げるための、カバールの仕業です。

 

〇北朝鮮の水素爆弾

 ロブ:北朝鮮は水素爆弾を爆発させたと主張しています。ほとんどの人たちは真に受けていません。それについて話してもらえますか? それはカバールが恐怖を煽るための、いつもの地下核実験だったのですか?

 コブラ:ええ、その通りです。それは水爆なんかではありませんでした。

 〇ギョベクリ・テペ

 (訳注:「太鼓腹の丘」。シリアに近い、トルコ南部の新石器時代の遺跡)

 ロブ:ギョベクリ・テペの重要性について話してくれますか? アレッポから100マイル以内のところにあるので、J.J. ハータックは、戦争で破壊されなければいいと願っています。

 コブラ:アトランティス崩壊直後に急成長を遂げた社会がありました。残念ながら、平和な女神を崇拝していた人たちの社会ではありませんでした。ドラコの大君主たちと強く繋がっていた人たちです。彼らは世界中に、非常に印象的なモニュメントを残しました。このうちの10%が発見、発掘されていると思います。

 

 〇ホルスの目

 ロブ:ホルスの目の本当の深い意味を教えてくれますか? 人体の松果体と脳下垂体に関連していると聞いています。多次元的な意味があるのでしょうが、簡単に説明してもらえますか?

 コブラ:「一つ目」と言われているものは、頭の真ん中にある次元間ポータルです。肉体の脳をエーテルの脳と高次元の体に繋げています。この内部器官のおかげで、人間の脳は思考を記録でき、私たちは考えることができるのです。私たちが身体を操れるのも、これのおかげです。それは単に、内なるヴィジョンを見るための器官ではありません。体中のすべての部分を繋げているリンクです。

 

 〇朝露

 ロブ:薔薇十字団(Rosicrucian)は、ある程度乗っ取られてしまいましたが、私たちが否定できないポジティブな真実の情報も、ものすごくたくさんあります。薔薇十字団という名前は朝露から採られたという説もあります。Rosiは露を、cruciancrucible (るつぼ)やフラスコを意味するそうです。

 エリクサーなど、秘伝的な意味での朝露について話してもらえますか?

 コブラ:オーケー。この質問は明らかに、秘伝を授かった人からのものです。なぜなら、朝露というのは、あるエッセンスを表すコードネームだからです。これ以上は言いません。一部のサークルでは16番目の色として知られているとだけ言いましょう。

 ロブ:それが一体どのように利用されていたのか話してくれますか? それについてご存知ですか?

 コブラ:はい、知っていますが、これはラジオショーでオープンに話すようなものではありません。もし質問者が私にEメールをくれれば、個人的に教えてあげてもいいです。

 

 〇ファティマ第三の予言

 ロブ:ファティマの予言についてはずっと前にも聞きましたが、第三の予言がどうして明らかにされないのか、教えてくれますか?

 コブラ:ローマカトリック教会の由来を暴露することになるので、明かされませんでした。そしてそれがどのように終わるかも予言されています。ですから、もしその予言がすべて公になれば、ローマカトリック教会が築かれた背景そのものが、暴露されることになります。

 〇結びに

 ロブ:私たちはみな、それぞれ得意なものがあります。お互いにそれを出し合ってパズルのピースのように繋げて協力し合いましょう。コブラ、みなさんにメッセージはありますか?

 コブラ:ええ、いくつかあります。まず、みなさんには引き続きウィークリー・イベント瞑想をお願いします。それからヨーロッパのための瞑想も、そうするように促されていると思う人は続けてください。どちらもまだ必要です。

 私は、時機を見てたくさんの情報を明かすつもりでいます。それがいつなのか、その条件がいつ整うのか、私にもわかりません。私にはまだ言えないことがたくさんあるので、皆さんには辛抱強く待ってもらわねばなりません。すぐに条件が整えばいいのですが、それがいつという保証はできません。

 ロブ:ありがとうございます。

 レッドドラゴン大使に協力しているルイザから、世界平和の瞑想もお願いしたいという呼びかけがありました。

 世界中のみんなが兄弟姉妹でありたいものです。意見の相違があってもかまわないのです。私たちはみんな地球解放という同じミッションに向かって働いています。

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アメリカ大統領選挙 日本のメディアが取り上げない内容 <>

2016-02-10 21:59:34 | 社会問題 日々雑感

http://miyearnzzlabo.com/archives/35705?utm_content=buffer4b615&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer より転載しました。

 

町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、大混戦の2016年アメリカ大統領選挙についてトーク。アイオワ州の党員集会を取材した際の模様や注目候補ドナルド・トランプ氏について話していました。

 

(赤江珠緒)町山さん、アメリカはいよいよ大統領選、スタートですね。

(町山智浩)はい。先ほどですね、アイオワ州での党員集会っていう、まあ予備選挙みたいなものですね。が、行われましてですね。最初にやるんですね。アメリカ全土で各州で行われていくんですけど、予備選挙っていうのは大統領の候補に誰を選ぶのか?っていうのを共和党と民主党がそれぞれに選んでいくんですけど。党員たちに投票させて。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)それの最初の投票が先ほど行われまして。アイオワ州で。で、ドナルド・トランプがですね、ずーっと共和党の候補として支持率首位を独走していたんですが。今回、負けましたね。

(赤江珠緒)そうですってね。うん。

(町山智浩)はい。それで僕、昨日までアイオワに行ってたんですよ。

(赤江珠緒)へー!あ、そうですか。はい。

アイオワ党員集会を現地取材

(町山智浩)で、ドナルド・トランプの演説を見たりですね、バーニー・サンダースっていう民主党の方の、ヒラリーさんに肉薄している・・・現在、もうほとんど並んでいますけども。そのバーニー・サンダースさんの集会と、両方見てきたんですけど。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)あの、詳しい選挙の細かいことは、この後、小西克哉さんがTBSに出演して解説されると思うんで。

(赤江珠緒)(笑)。『(荒川強啓)デイ・キャッチ!』でね。

(町山智浩)そうなんですよ。まあ、小西さんは僕の大々先輩ですから。恩人なので。あんまり仕事の邪魔をしないように話しますと・・・アイオワっていうところでやっているっていうことがものすごく面白いんですよ。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)アイオワ州っていうのはアメリカの真ん中あたりにあるんですよ。ちょうどね。北海道の1.8倍くらい面積がある、すごいデカい州なんですけど、人口は300万人しかいないんですよ。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)北海道は540万人くらいいるんですよ。だから、ほとんど人がいない州です。

(赤江珠緒)そうですね。広々してますね。

(町山智浩)広々として。それで、面積のほとんどがトウモロコシ畑なんですよ。で、僕は冬に行ったんで、トウモロコシを全部刈り込んだ後の土がむき出しになっていて。なんというかですね、草も木もない世界ですよ。

(赤江珠緒)あっ、荒涼とした感じに見える?

(町山智浩)荒涼としたところでしたね。もう、本当に何もねえな、ここ!っていうところなんですけども。そこで行われる大統領の候補を指名するための投票で、アメリカの大統領が決まるかもしれない。世界の運命が決まるかもしれないんですよ?

(赤江珠緒)そうですよね。

(山里亮太)えっ?このアイオワだけで?

(町山智浩)ええと、いままでですね、アイオワで党員集会っていうのが始まったのは1972年からなんですけども。それから44年間の間、アイオワで負けて大統領に最終的になった人って1人しかいないんですよ。

(赤江珠緒)あっ、そうなんですか!?

(山里亮太)そんな大事な場所なんだ。

(赤江珠緒)アイオワを制せば・・・みたいなものなんですね。

(町山智浩)そうなんです。で、1人だけ、アイオワで負けたのに大統領になったのはビル・クリントンさんなんですよ。だからアイオワが重要って言われているのは、そのジンクスっていう確率上の問題に近くて。アイオワで負けて大統領になった人が1人しかいない以上、ここで勝たないとならないっていうことなんですね。

(山里亮太)なるほど。

(町山智浩)だから、本当に僕、行って思ったんですけど。本当にいわゆる農家の人しかいないところですよ。で、白人のお年寄りしかいないところなんですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)そこで運命が決まるってすごくないですか?地球の運命が。

(赤江珠緒)そうですね。いや、でもなんかここ最近のドナルドさんの・・・

(山里亮太)トランプ?

(赤江珠緒)あ、はい。トランプさん(笑)。『トランプさん』って言った方がわかりやすいね(笑)。『ドナルドさん』って言うと・・・

(町山智浩)ディズニーみたいですね、はい(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。トランプさんのね、過激な発言でどんどん票を伸ばしているみたいな情報もあったんですけど。負けましたね。

(町山智浩)どんどん行ってたんですけども。あの、もう土壇場っていうか、もう先週ぐらいからですね、共和党の主流派の人たちがなんとかトランプを候補にさせないように、大逆転を目指してものすごい戦い始めたんですよ。

(赤江珠緒)党内で?

(町山智浩)これは、だから説明しないとわかんない。ドナルド・トランプさんは共和党の大統領候補として出馬してますが、共和党の人ではないんですよ。

(山里亮太)大富豪の人なんですよね?

(町山智浩)この人は、ずーっと民主党支持でした。

(赤江珠緒)ふーん!

(山里亮太)真逆から来たんだ。

民主党支持だったドナルド・トランプ

(町山智浩)90年代もビル・クリントン支持。っていうか、ものすごいお金を寄付しています。で、共和党っていうのはアメリカの保守党政権で、白人がほとんどで、キリスト教徒がほとんどで。キリスト教福音派とか、そういった人たちに支持されている保守的な政党なんですけども。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)で、ポリシーとしては女性の人工中絶を全て犯罪化するとか、同性愛の結婚を認めないとかですね。そういったことをポリシーとしてて。それで、オバマケアと言われている国民全員に健康保険を与えるというのも反対してるんですね。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)ところが、ドナルド・トランプはそういった共和党のいままでのポリシーに賛成したことはこの間までなかったんですよ。2010年まで。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)徹底的に民主党側のポリシーを持っていたんですね。発言なんかでは。それが、2010年から急に共和党に寄り添って。共和党に入って。初めて登録をして、それで出てきたんで。共和党の内部の保守的な人たちは、ドナルド・トランプにバーッ!っと支持しましてですね。要するに、共和党が乗っ取られる形になっちゃったんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)共和党内の右寄りの人たちが一気にトランプ支持に行ったんで、共和党は内部にもともとすごく右寄りの人たちを育てていたんですね。ティーパーティーって言われる人たちですけども。それが、ごっそりトランプ側に行っちゃったんですよ。

(赤江珠緒)はー。ええ、ええ。

(町山智浩)しかも、ティーパーティーの選挙の参謀とかまでトランプ側に付いちゃったんですよ。トランプの選挙参謀とか選対って言われている戦略家たちはもともとティーパーティーの人たちなんですよ。

(赤江珠緒)あ、そうですか。じゃあトランプさんはなんで民主党から出なかったんですか?


(町山智浩)突然ポリシーを変えて共和党から出てきたんですね。だから、共和党側は『トランプは共和党を破壊するために内部に入ってきたトロイの木馬のようなものなんだ』っていう風に言っていたんですよ。

(赤江珠緒)ああー(笑)。むしろ刺客だった。うん。

(町山智浩)そうそう。『共和党を内部分裂させて右派を全部持っていっちゃうために入ってきたんだ』って言って。それでなんとかトランプさんを共和党の候補にしないようにずーっと戦い続けていたんですけど。この間まで、それが上手く行かなかったんですよ。

(赤江珠緒)へー。ええ。

(町山智浩)で、このアイオワで今回、テッド・クルーズという候補者が共和党内で勝ちましたんで。ちょっと共和党主流派はすごくホッとしている状態なんですよ。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)特に共和党って実はこんなに保守化してなくてですね。一時はすごく共和党支持のものすごい右翼の運動家がいたりして。ウェルチっていう人なんですけども。その人も大金持ちで、お菓子で儲けたお金で右翼運動をしていたんですね。で、そういう人たちがいるんで共和党の評判がよくないってことでもって、共和党は内部でずっと戦っていて。で、新しい正しい穏健な保守としての新保守主義とか、新自由主義っていうものを、イデオロギーを固めていって。それをレーガン政権にサジェッションして。レーガン政権に新保守主義をやらせて、やっと政権をとったんですよ。80年代に。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)だから、こういうものすごく右翼的な人が出てくると、せっかく作った共和党の基盤が崩れちゃうんですよ。

(赤江珠緒)たしかに。はい。

(町山智浩)乗っ取られる形になっちゃうんで。で、なんとかしようとして。まず、共和党のイデオロギーをずっと作ってきた雑誌があるんですね。ナショナル・レビューっていう雑誌なんですけども。共和党のオピニオンリーダー雑誌なんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)それが大特集で先週か先々週に、ドナルド・トランプを何が何でも叩き潰せ!っていう特集をやったんですよ。

(山里亮太)結構直球な・・・

(町山智浩)はい。ギリギリだったんですけど。要するに、共和党としてはドナルド・トランプに潰されちゃうから。このままだと、乗っ取られてしまって。共和党を救うためには、ドナルド・トランプを何が何でも大統領候補にしてはいけないんだ!っていう特集を組んだんですね。ナショナル・レビューが。年末か。ごめんなさい。で、先々週ぐらいにFOXニュースという、FOXチャンネルというテレビのコングロマリットがありまして。で、ルパート・マードックという世界的なメディア王がずっと共和党支持をし続けているんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、この人がですね、とにかくトランプをなんとか潰さなきゃならないということで、戦い続けていて。で、もしトランプが共和党の候補になってしまった場合は、ニューヨーク市長のブルームバーグさんを第三党から出馬させようとして、ブルームバーグさんに直接、ルパート・マードックが交渉したんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)『そしたら、共和党の首脳部はあなたを第三党として支持しますから!』っていう形で。で、ブルームバーグは出ようとしていたぐらい共和党はヤバい状態になっていたんですよ。

(赤江珠緒)はー!うんうん。

(町山智浩)で、ディベートがつい数日前にあったんですけど。それでは、FOXテレビっていうFOXニュースチャンネルっていうのは共和党の完全な御用メディアなんで。ディベートっていうのは討論会ですけど、徹底的にトランプを潰す形で質問するというのを、いままでもディベートは何度もFOXでやってきて、繰り返してきたんですけど全部言い負かされてたんですよ。トランプに。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)それで、今度こそ勝つぞ!っつって、討論会にトランプを呼んだら、トランプは『どうせ俺を潰すための討論会なんだから、出ない』っつってボイコットしたんですよ。出演を。

(赤江珠緒)はい。うん。

(町山智浩)っていう感じでもう、トランプ対共和党のものすごい戦いが続いていたんですね。

(赤江珠緒)はー!

テッド・クルーズのアイオワでの勝因

(町山智浩)で、テッド・クルーズっていう共和党内部の上院議員が今回勝ったんですけども。僕、アイオワに行ってみて、どうしてテッド・クルーズが勝ったか?っていうの、だいたいわかったんですよ。

(赤江珠緒)えっ、なんでしょう?

(町山智浩)お金です。

(赤江珠緒)えっ?お金!?

(町山智浩)ドナルド・トランプって、実は選挙にお金、ほとんど使ってないんですよ。

(赤江珠緒)あれ?すごい大金持ちだって聞いてましたけど。

(町山智浩)10億円ちょっとぐらいしか、この予備選挙にはまだ投入してないんですね。資金がそれぐらいなんですよ。10億円から、まあ15億円くらいなんですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)っていうのはトランプは知名度がものすごくあるから。いまさら知名度をお金で上げる必要はないと思っていたんですね。

(赤江珠緒)はー。ええ、ええ。

(町山智浩)それと、自分自身で資金を集めて。要するに、自分持ちなんですよ。自分の懐から出してるんですよ。彼。それで、彼の支持者っていうのは圧倒的に、アメリカの中では低学歴の低所得の人たちなんですよ。白人の労働者と言われている人たちがトランプの支持者だから、あんまりお金が集まっていないんですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)でも、すごく有名人だからその知名度で票がとれると思っていたんですね。ところが、テッド・クルーズがまあ90億円から100億円ぐらいなんですよ。資金が。だから、アイオワに僕行ってテレビつけたら、朝から晩までテッド・クルーズとそれ以外の共和党の候補者たちのコマーシャルだらけですよ。

(赤江珠緒)ああー!そういうのの差が出ますか。はー!

(町山智浩)これはすごいなと思いましたね。それにテッド・クルーズは特にこの人はキリスト教原理主義者なんですね。で、徹底的にキリスト教原理主義の主張だけをしている人なんですけども。資金源は完全にウォール街なんですよ。はっきり言うと、ゴールドマン・サックス社からかなり出てますね。

(山里亮太)へー!

(町山智浩)いま、アメリカは憲法が変わったんで、企業が選挙資金を出していい状態になっているんですよ。認められちゃったんで。ブッシュ政権の時にそうしちゃったんでね。おおっぴらにもう、ガンガンお金を入れてるんですよ。

(赤江珠緒)すごいですねー!無尽蔵に?じゃあ。

(町山智浩)で、そことヘッジファンドの大物でロバート・マーサーっていう人がいて。この人がテッド・クルーズにお金をぶち込んでるんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)だから、金額がすごいんですよ。だからとにかくそれがドナルド・トランプ以外の共和党候補それぞれのところにものすごいお金が、100億円規模の金が行ってますんで。今回の選挙で。それに対して、ドナルド・トランプはわずか自分の懐から出したお金10億円そこらで戦っているんですよ。

(赤江珠緒)はー!

(山里亮太)でも、それがなかったらトランプが勝っていた?

(赤江珠緒)可能性もある。

(町山智浩)トランプはだからそこのことを徹底的に言っていて。僕はトランプの演説に行ったんですけど。そこはドゥビューク(Dubuque)っていうですね、田舎の方の郡がありまして。それで人口が9万人しかいないんですよ。ものすごい広いところですけど。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)そこに、地元のちっちゃい飛行場があるんですよ。それこそ、農薬を撒くためのセスナとかしか発着しないような飛行場がありましてですね。飛行場に向かう道路も片道1車線しかないんで大渋滞だったんですよ。トランプの演説を聞きに行くために、みんなが来ていて。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)で、僕、そこに行きましてですね。格納庫でトランプを待つって、ずっと待っていたんですけど。そこに、トランプがボーイング757でいきなり着陸しましたよ。バーッ!っと。目の前に。

(山里亮太)自家用ジェット?

(町山智浩)自家用ジェットでもボーイング757ってデカいですよ。普通の旅客機ですよ。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)そんなもの、その町に着陸したことって、もう100年に1回もないわけですよ。

(赤江珠緒)もう大富豪はやることが本当、すごいですね。

(町山智浩)すごいですよ。それもそこでローリング・ストーンズの『Brown Sugar』っていう曲をガンガンかかっている状態で。『Brown Sugar♪』に合わせてガーン!って着陸したんで、もうみんな大熱狂でしたよ。ロックスターが来たみたいにね。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)ちなみに『Brown Sugar』っていう歌は南部の白人の奴隷の主人がですね、黒人の奴隷の女性とのセックスに夢中になるっていうとんでもない歌なんですよ!

(山里亮太)それで登場!?(笑)。

(町山智浩)それをガンガン流しているところでドナルド・トランプ、バーッ!っとやって来ましたよ。『TRUMP』って書かれたボーイングで。

(赤江珠緒)あ、『TRUMP』って書かれた。見た、見た。こっちでも見てます!

(町山智浩)『TRUMP』って書いてあるんですよ。ちゃんと。で、何を言ったか?っていうと、共和党の他の議員たちはみんなウォール街から金をもらっている操り人形だ!ってはっきり言ってましたね。で、私は誰の紐もついていないと。

(赤江珠緒)そこはたしかに明確に。主張はおっしゃる通りかもしれませんな。

(町山智浩)そうなんですよ。だからそこはね、やっぱりかっこいいなっていうか。嘘がないですよね。他の人たちは要するに、『私は神のためにやっている。私はキリスト教のためにやっている。私は貧しい労働者のためにやっている』って言いながら、お金は全部ウォール街から来てますからね。ウォール街とか、石油業界から来てますからね。それをドナルド・トランプは『みんな嘘つきだ!』って言ってるんですよ。『偽善者どもが!』って。

ドナルド・トランプ ドゥビューク演説


(山里亮太)毒舌でね、ものすごい評判がっていうね。めちゃくちゃ言うっていいますもんね。

(赤江珠緒)ただ、そのね、毒舌がちょっとね・・・

(町山智浩)そう。だからドナルド・トランプは言っていた。『彼らはアイオワとかに来て、「田舎の人たちのため、貧しい人たちのため、キリスト教徒のために政治をする」って言いながら、金をもらっているのはウォール街だから。結局実際にどういう政治をするか?って言ったら、ウォール街のために政治をするんだ』って言ってましたけどね。

(赤江珠緒)ああー。

(町山智浩)ものすごく正しいですよ。ドナルド・トランプ(笑)。

(赤江珠緒)そうか。

(町山智浩)だけど、やっぱりみんな不安だったんですね。共和党全体がもう、何が何でもドナルド・トランプに党を乗っ取らせてはマズいってことで戦って、なんとかギリギリでアイオワでは防いだっていう形なんですよ。

(赤江珠緒)うーん。

(山里亮太)共和党は共和党内でまず、ギリギリの戦いがあったから。

(町山智浩)ギリギリの戦いなんですよ。共和党崩壊と戦っていたんですよ。共和党は。乗っ取りと。まあ、要するに敵対的買収に近い形なんですよ。

(赤江珠緒)そういうことですね!

(町山智浩)敵対的買収っていうのは株を買い占めて乗っ取るじゃないですか。そうじゃなくて、共和党内の右派の人たちの支持を乗っ取るという形で共和党を乗っ取ろうとしたんですよ。

(赤江珠緒)はー!これは本当に民主党から送られて来ていたらびっくりしますね。

(山里亮太)スパイとして?

(町山智浩)びっくりしますけどね(笑)。まあ、民主党の方も大変だったですよ。僕、バーニー・サンダースさんっていう、民主党のヒラリーと戦っている人の演説にも行ったんですけども。もう、そっちはすごくアイオワには珍しい、若い人ばっかりなんですよ。

(赤江珠緒)へー。ええ。

ヒラリーの対抗馬 バーニー・サンダース

(町山智浩)若者が多くて。で、もうバーニー・サンダースっていう人はこの人は・・・あ、そうだ。ドナルド・トランプは共和党員ではなかったっていう話をしたんですけども。バーニー・サンダースも民主党から出ているけども、民主党員ではないんですよ。

(赤江珠緒)えっ?そうなの?

(町山智浩)はい。この人は社会主義者で、無所属です。

(赤江珠緒)はー!

(町山智浩)で、ヒラリーにもういま、ギリギリで迫っているんです。

(赤江珠緒)ねえ。大接戦でした。さっきの情報だと。

(町山智浩)で、バーニー・サンダースが打ち出して、とにかく学生がいちばん集まっている最大の理由は、『公立大学の学費を全部国家負担にする』って言ったんですよ。

(山里亮太)おおー、無料化。へー。

(町山智浩)無料化すると。だからもう、大熱狂ですよ。もう。お客さんたち。すごかったですよ。

(山里亮太)じゃあ、ひょっとしたらここはもう、まだ全くわからない状態ですか?

(町山智浩)わからないです。バーニー・サンダースはだから、はっきり言うと左翼で社会主義者なんですよ。で、アメリカをスウェーデンとかみたいな福祉国家にするって言ってるんですよ。

(山里亮太)ええっ?ぜったいにできなさそうなのに。

(町山智浩)で、彼も、要するにドナルド・トランプが徹底的に攻撃するのは共和党の他の議員たちだって言いましたけど、バーニー・サンダースも攻撃するのは他の民主党議員なんですよ。彼も民主党員じゃないから。

(赤江珠緒)そうかそうか。

(町山智浩)『民主党員はリベラルとか言ってるけど、結局紐つきだ。みんな大企業の紐つきじゃないか!』っつって。で、バーニー・サンダースさんはオバマさんと同じで、資金源は全部普通の人たちからの小口の、一口千円とかの寄付だけでやっているんですよ。

(赤江珠緒)はー。そうか。えっ、でも今回、すごい党内のね、そういう戦いがいつも以上に激しいから。それぞれ候補を選んだ後の1対1の大統領選になった時も、逆の党に入れちゃいそうな感じもありますね。

(町山智浩)もしトランプさんとサンダースさんがそれぞれの共和党と民主党の候補になった場合に、2人とも、実はそれぞれの党の人じゃないんですよ。党外の人にそれぞれの党のトップを乗っ取られる形になっちゃうんですよ。トランプ・サンダースになると。

(山里亮太)そうさせないために、それこそさっきの100億円ぶっ込んだみたいなことを、民主党でもやっぱりやってるんですかね?

(町山智浩)そう。大変な戦いで。そのヒラリーもだから、慌てて戦っているわけですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)だからそれぞれの共和党主流派と民主党主流派は、これは大変な事態だと思っているんですよ。だから下手すると、ニューヨーク市長のブルームバーグさんを第三党として立てる可能性があるんですよ。トランプがこのまま勝つ可能性もあるわけですよ。今回アイオワを落としたけども、実は共和党はアイオワで勝った人が最終的に勝ち残るってことは、あんまりないんですよ。

(赤江珠緒)共和党の方は。へー。

(町山智浩)共和党の方は、この前の選挙でもリック・サントラムさんっていうキリスト教右派の人がアイオワでは勝ったんですけども、最終的に残れなかったんですよ。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)だから今回、テッド・クルーズが勝ったって言っても、最終的にどうなるかわからないんですね。で、トランプが最終的にトップを取って共和党の候補になった場合は、共和党主流派がブルームバーグさんっていうニューヨーク市長を立てる可能性があるんですよ。で、ブルームバーグさんは民主党員なんですよ!

(赤江珠緒)ええっ!?

(町山智浩)ブルームバーグさんは民主党員なのにニューヨーク市長として立候補する時は共和党の推薦で出た人なんですよ。

(赤江珠緒)なんか、こんがらがってますね。

(山里亮太)政党が意味をなしてない感じが・・・

大混戦の大統領選挙

(町山智浩)だからトランプが、要するにこのまま共和党を乗っ取るとマズいし、このまま大統領になったらマズいから、ブルームバーグを立てるってことになるんですよ。特に、ヒラリーさんとトランプさんの戦いになった場合は、ヒラリーが勝つ可能性が高いんですね。ところが、サンダースが勝って民主党の候補になると、サンダースは左翼すぎるから。中間層が投票しないから。あと、サンダースさんはユダヤ系なんで。それを恐れたキリスト教の白人の票がトランプに流れる可能性があって。トランプはヒラリー・トランプだったらトランプは負けるのに、サンダース・トランプだとトランプが勝つ可能性が出てくるんですよ。

(山里亮太)えーっ!?そうか。消去法になっちゃうんだ。

(町山智浩)そしたら、それを潰さなきゃなんないから、今度は共和党主流派がブルームバーグさんを立てると。で、そうするといままでは第三党っていうのは弱かったんだけども、共和党主流派がブルームバーグさんを立てれば、これは民主党主流派もブルームバーグを押しますからね。

(赤江珠緒)そうですよね。どっちの受け皿にもブルームバーグさんがなった結果、ブルームバーグさんがいちばん強かったりして・・・

(町山智浩)そう。完全な中間層だから。要するに、すごい左寄りのサンダースが出てきて、すごい右寄りのトランプが出てきたら、中間層はどこに行くか?票を入れる場所がなくなっちゃうわけですよ。

(赤江珠緒)そうなんですよね。

(町山智浩)真ん中へんの人たちね。中道の人たちが。で、そこにブルームバーグを立てるっていうことになる可能性があるんですよ。

(赤江珠緒)うわー!

(町山智浩)ぐちゃぐちゃです。いま、アメリカ。

(赤江珠緒)不思議な戦いですね。ちょっと!

(町山智浩)ものすごい不思議な戦いになっています。これ。

(赤江珠緒)へー!いや、ちょっと町山さんのアメリカ大統領選の話が楽しすぎて、盛り上がりすぎて・・・

(町山智浩)ああっ!もう終わっちゃう!すいません。僕、イングマール・ベルイマン監督の話を・・・ええと、映画祭があるんで、それを紹介しようと思ったのに、もうぜんぜん時間がないんですが。

(赤江珠緒)そうなんですよ。これ、来週またベルイマン監督のお話はうかがいますね。

(町山智浩)ああ、じゃあ来週にします。すいません(笑)。

(赤江珠緒)はい。来週で(笑)。

(町山智浩)ごめんなさい(笑)。

(赤江珠緒)いやいや、もう最新情報だったもんで。現地から。うかがいましたけども。

(町山智浩)すいませんでした。ベルイマンの映画が上映されるんで、それの解説をしますんで。その話は来週・・・

(赤江珠緒)来週、お待ちしております。

(町山智浩)どもでした(笑)。

(赤江珠緒)はい。ということでイングマール・ベルイマン監督については来週。そして再来週スペシャルウィークでは町山さん、アカデミー賞の直前予想ということですから。こちらも予想してください。

(町山智浩)はい。よろしくお願いします。すいませんでした(笑)。

(赤江珠緒)はい。町山さん、ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

町山智浩のアメリカ特電2016年2月号「アイオワ予備選に行ってきたよ」
共和党と民主党の候補を決める党員集会が開かれるアイオワ州に行って、ドナルド・トランプとバーニー・サンダースの演説を見てきました。現地からの報告です。https://tomomachi.stores.jp/items/56b5887c3cd482b851000f43 



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いわき市で起きた謎の衝撃音について取材しました。(福島16/02/09)<>

2016-02-10 16:35:45 | 動画

いわき市で起きた謎の衝撃音について取材しました。(福島16/02/09)

♫ 確かに音は爆発したような音ですね。

隕石なら、地震のように衝撃を受けるはずですが、それもなく音だけですから。

不思議ですね。

 


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バンザーイ マクドナルド過去最大の大赤字 <>

2016-02-10 12:39:49 | 社会問題 日々雑感

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160209/k10010403521000.htmlより転載しました

日本マクドナルド 過去最大の赤字に

2月9日 15時20分
日本マクドナルド 過去最大の赤字に
 
業績不振が続く外食大手「日本マクドナルドホールディングス」の去年1年間の決算は、最終的な損益が347億円の赤字と、平成13年に株式を上場して以来、最大の赤字となりました。
「日本マクドナルドホールディングス」が9日に発表した、去年12月期のグループ全体の決算は、売り上げが前の年度より14.8%減少して1894億円、最終的な損益は347億円の赤字となり、前の年の218億円の赤字からさらに拡大しました。最終的な損益が赤字になるのは2年連続で、赤字の額は平成13年に株式を上場して以来最大です。
これは、おととしから去年にかけて相次いだ商品への異物混入など品質管理に関わる問題で、売り上げが大幅に落ち込んだことや、フランチャイズの店舗を支援する費用が増えたことが主な要因です。
会見でサラ・カサノバ社長は「歴史上最も厳しい結果で、深刻に受け止めている。ことしを回復と転換を遂げる年と位置づけ、信頼回復への取り組みを加速したい」と述べました。
「日本マクドナルドホールディングス」を巡っては、株式のおよそ49%を保有するアメリカの「マクドナルド」が、株式の一部を売却するため投資ファンドなどと交渉を進めていて、カサノバ社長は「誰が株を持つかはわれわれの取り組みに関係ない」と述べ、今後もアメリカのマクドナルドから経営面の支援を受けて業績の改善を目指す考えを強調しました。
 
~~~~~~~~~~~~
 
♫ 目覚めた人はマクドなんて食べないです。
 
この大赤字は、目覚めた人が増えている証拠です。喜ぶべきでしょう。
 
新しい店も作り、なかなか潰れそうにありませんが。このように数字が出ているので、今後も営業の巻き返しは難しいでしょう。
 
ポテトにチョコレートを掛けたものが、人気だとか。店の前に親子で並んでいるのを、みかけました。
一言いいたくなりますが、がまんがまん。
 
私は、友人には詳細はいいませんでしたが、後でわかるときが来るから、絶対に食べないでといいました。友人は「どうして?」と聞きますが、「気持ちが悪い話なので、2週間も気持ち悪い状態が続いたので、話したくないし、あなたにもそうなってほしくない。」とだけいいました。
 
      

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奇跡 中国で死んだはずの赤ちゃんが生き返った <>

2016-02-10 11:40:16 | 社会問題 日々雑感

2016年02月10日 08:42 スプートニク日本より転載しました

中国で、医師に死亡が確認された赤ちゃんが、火葬の数分前に息を吹き返すという驚くべき出来事があった。新聞「インディペンデント」が、中国メディアの報道を引用して伝えた。

話題の赤ちゃんは、浙江省で1月8日に予定日より2カ月も早く生まれた男の子で、医師達は、この子をインキュベーター(保育器)に入れ、23日間、特別の監督下に置いていた。ところがその後、両親が、師のアドバイスを聞かず、赤ちゃんと2月8日の旧正月を家で祝いたいと、自宅に連れ帰ってしまった。

 

しかし家に戻って2日目、赤ちゃんは病気になり、直ちに医療施設に戻されたが、4日、医師は、この子の死亡を確認した。遺体は、マイナス12℃の霊安室に、23時間保管された。

翌5日、赤ちゃんの遺体は火葬のため霊安室から出されたが、突然、息を吹き返し泣き出した。この子の死亡を確認した医師は「こんな奇跡が起きるなんて、到底理解できない」と当惑を隠せないでいる。

病院の管理責任者は「医師は、患者の死を再度注意深く確認する必要があった」と指摘している。



続きを読む http://jp.sputniknews.com/incidents/20160210/1581786.html#ixzz3zjGKgvZe


~~~~~~~~~~~~~

♫ 中国人の魂が、赤ちゃんが亡くなったにも関わらず、もう一度宿ったということなのかもしれませんね。

新しい命が、宿った。それは中国人の魂の一つが起こした奇跡としかいいようがないです。

魂は母親のお腹に宿るといいますが、この魂はお腹に宿る10か月よりも、早く生きたかったのではないでしょうか?

この赤ちゃんはもしかしたら、家族の救世主かもしれないですね。笑。

 

 


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CIAの元職員 マクゴーウァン氏「シリアとの戦争を止めたのはロシア」 <>

2016-02-10 11:33:31 | 社会問題 日々雑感

2016年02月10日 02:19 スプートニク日本より転載しました

CIAの元職員、レイ・マクゴーウァン氏は、2013年、化学兵器を巡るスキャンダルからシリアとの戦争を開始しようとしていた米国を止めたのはロシアだったとの見解を表した。マクゴーウァン氏は米ニュースサイト「サロン」のコラムニスト、パトニック・スミット氏からのインタビューに答えたなかでこう述べた。

「ロシアはオバマを助けた。オバマが2013年8月末、そして9月の初めにシリアに対して開戦の構えに入っていたときのことだ。当時、この戦争から世界を救った要因は複数ある。だがロシアの果たした役割は最も重要だった。」

2013年8月21日にダマスカス近郊でおきた化学兵器による攻撃はアサド政府によるものとして、8月30日、ケリー米国務長官はアサド政府を非難した。この非難が表されたのは国連の専門家らが調査結果を提出する前の段階だった。オバマ米大統領は、シリアへの攻撃決定を下したが、その後、議会の承認を取り付ける必要性があるとの理由から突如、作戦開始を一時停止した。

 

マクゴーウァン氏は、ロシアは米国に対し、2013年6月の北アイルランドでのG8サミットの時点で既にシリアでの化学兵器使用状況を調査するよう提案していたが、ダマスカスでの化学兵器攻撃があったという発表の後でも同じ提案を繰り返し、これがオバマ氏の決断を変える決定的なファクターのひとつとなったと語っている。

「8月30日、ケリー長官は国務省での演説の中で35回も、これはあなたもご自身で数えたらいいが、35回も全てはアサド政府が悪いと繰り返している。 同日、オバマ氏は記者会見にのぞんだが、私も含めておよそ500人の人間がホワイトハウスの前に立ち、シリアを爆撃しないよう要請している。私たちがこうした騒ぎを起こしたため、オバマ氏の記者会見は45分間も遅れた。その後オバマ氏は出てきて、シリア進撃はないと断言したんだ。これには自分の耳が信じられなかったね。」

マクゴーウァン氏はCIA時代、ソ連、ロシアの主たるエキスパートのひとりとされており、スラブ民族には敬意を抱いており、ロシアおよびソ連は第2次大戦の元連合国側から自国に対するこうした態度を受ける覚えはないはずだと語っている。その一例としてマクゴーウァン氏は、まさにソ連こそが大祖国戦争で何千万人もの人命を失ったにもかかわらず、ロシア代表をノルマンディー上陸作戦の成功から70年を記念した祝典に呼ぶ問題について討議されたことを挙げた。

 

「ソ連をヒットラーが襲い、これによって2600万から2700万人のロシア人が命を落とした。これに西側は何の注意も払っていないようだ。私にしてみれば、ノルマンディー上陸作戦70周年にロシア代表を呼ぶ、呼ばないと討議するなど、これほど侮辱的なことはない。この時、彼らがどんな気持ちでいたか、あなたは想像できますか?」

ロシアは米国の中東諸国に対する非建設的計画を既に何度も打ち破ってきた。まさにロシアの立場のおかげでシリアは、化学兵器を使用したとしてアサド大統領が名指しで非難された後に米空軍の標的にならずにすんだ。ところで、2年以上たっても化学兵器を使用したのがシリア軍だったという証拠は何も挙げられていない。イランの核問題においてもロシアが調整に果たした役割を忘れてはならない。ロシアは中東にさらに戦争の火の手が上がらぬよう、重要な役割を果たしたのだ。



続きを読む http://jp.sputniknews.com/opinion/20160210/1580545.html#ixzz3zjCUhyd1


~~~~~~~~~~~~~~

♫ これらの要職についていた人も、もう我慢の限界を超えてしまったのです。この世の嘘まみれに、うんざりしたのです。だからこのように声をあげているのです。

覚えていますか?テレビでオバマが叫んでいました。そしてロシアのプーチンが諌めるように話ていたのです。議会でもNOと議決が米、英などからでましたね。

世界はすでに、公にディスクロジャーされるのを、待つまでもなくこうしてディスクロジャーをする人が増えてくるでしょう。

勢いは私達人類にあるのです。もう闇の政府は立つこともできなくなる日は近いでしょう。

人類の目覚めは本当に強力です。多くの人の目覚めがこのようなディスクロジャーを助けるのです。

皆一人ではないのです。私も自分に出来る事をすること、人類の為になることを、ささやかでも出来ることに感謝しています。

もうすぐやってくる未来の為に。

地球人類の奴隷解放はもうすぐ!!!

私達はまけない!!!

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目覚めた若者の支持を集める サンダース大統領候補 <>

2016-02-10 10:56:16 | 社会問題 日々雑感

http://www.huffingtonpost.jp/robert-kuttner/sanders-generation_b_9191046.html?utm_hp_ref=japanより転載しました

「サンダース世代」とは何か? 社会主義者・サンダース氏を若者が支持する理由

投稿日: 2016年02月09日 17時24分 JST

現実的な考え方をする友人や同僚たちは、これまで1年以上にわたってバーニー・サンダース上院議員を軽く見ていた。ニューハンプシャーの予備選挙でサンダース氏が優勢だと知ってようやく慌て始めている。そして「これはサンダースの最後の勝利だ、彼の支持者は現実に目を向けよう、11月の大統領選で勝つには一致団結してクリントンを応援しなければいけない」と主張している。

しかし友人たちは、重要なポイントを見逃している。サンダース氏が武器にしているのは「世代」と「経済」だ。

サンダースを支持しているミレニアル世代(2000年以降に成人した世代)は、大恐慌以来最悪といわれる経済の中で生きてきた。もしかすると大恐慌より悪いかもしれない。大恐慌の時は、経済が大打撃を受けたことを社会は理解していたし、それが政治的な理由によるものであることも理解していた。

しかし、ミレニアル世代の苦境は、最近まで個人の問題だと考えられていた。どうやって不景気を切り抜けるか、ひどい選択肢からどうやってよいキャリアを選ぶか。これが政治的な問題だと社会が気付くのは、時間の問題だった。

ミレニアル世代は、大きな借金を抱えながら社会人生活をスタートさせる最初の世代だ。大学に通うために、たくさんのお金を借りねばならなかったのだ。共和党が国と州レベルで大学の予算をカットしたため、授業料と入学金が跳ね上がったのが大きな原因の一つだ。だから共和党により責任がある。しかし民主党も共和党も、大学の授業料を借金することを問題視していなかった。その点では共犯だ。

学生や若者たちが、このひどい状態にいつ抗議の声を上げるのだろうと私は考えていた。2016年の大統領選挙で、ようやく彼らは抗議を始めている。公立大学の授業料無償化を掲げるサンダース氏への支持を表明することによって。

大学のための借金は、ミレニアル世代ストーリーの一部に過ぎない。社会に出てからも苦労が続く。今、正規雇用が減り短期雇用が増えている。この傾向を、物質主義の否定や柔軟性な生き方などとロマンチックに解釈する人もいる。しかし、そんな考え方はもう古い。

短期の仕事をしながら、家族を持ち家を買おうとする35歳になったと想像してみてほしい。家を所有する若い世代が急激に減ったと言われているが、それは彼らの多くが、借金を抱えている上に雇用が不安定なので、ローンが組めないのだ。

若者たちの夢を阻んでいるのは、富裕層の富裕層による富裕層のための経済だ。サンダース氏はクリントン氏よりも、この歪んだ経済システムを変えようとしている。経済ゲームのルールを支配しているのがウォール街だという現実を訴え、彼らの支配を終わらせようとしているのだ。

アイオワ州での党員集会で、サンダース氏を支持する有権者とクリントン氏を支持する有権者の年齢差は政治史上記録に残るほど大きかった。ニューハンプシャー州でも同じことが起きる可能性は高い。クリントン氏や彼女に支持者にとってはいいニュースではない。

現実主義の友人たちは、このサンダース現象を下火にしようとやっきになっている。

彼らはまずこう言う。サンダースは余りに左派すぎるため大統領に選ばれる可能性は少ない。確かに彼は左派だ。しかし2016年は、普通の年ではない。まず、国内経済が不安定だ。これはようやく大統領選挙戦の論点として議論され始めた。それに政治やイデオロギーの面でも誰が勝つかわからなくなってきた。外国人、政府、経済、なんだって非難できる。

もし共和党からトランプ氏のようなポピュリストが指名された場合、彼を支持する労働者クラスの票を勝ち取るためには、民主党もポピュリスト候補を立てた方がいいだろう。経験のある候補者にとっては、苦しい大統領選になりそうだ。

対共和党候補では、サンダース氏の方がクリントン氏よりも勝つ見込みが高いという世論調査結果がある。これは有権者がまだサンダース氏の考えをよく理解していなくて、共和党もまだ本気でサンダース氏を攻撃していないからだと現実主義の友人たちは主張する。

彼らはまた、サンダース氏の年齢も弱点として挙げる。選挙が行われる11月、彼は75歳になる。若者が、史上最高齢の候補者を支持するという矛盾した構図だ。サンダースは年をとりすぎていると言う一方で、友人たちはクリントン氏がダメだった場合は、代わりに副大統領のジョー・バイデン氏を担ぎ上げるつもりだ。サンダース氏より一つ若いだけなのだが。

また、サンダース氏の提案の多くは現実的でないとも指摘する。サンダース氏は国民全員が加入できる医療保険制度をつくると言っているが、非常にお金がかかるうえ、上院でも下院でも共和党が過半数を占めている現状で実現しないだろう。1月のブログで書いたが、国民全員をカバーする医療保険制度をつくるには、まず55歳~64歳、次に子供、そして最後に国民全員を加入させるという手順を踏んだ方が、政治的にも財政的に実現可能だ。

しかし、サンダース氏の提案はお金がかかりすぎるし非現実的という主張には、こう反論できる。まず、社会保障制度や市民権といった進歩的で素晴らしい仕組みは、現実的な考えをする少数派の政治家たちから始まり、実現に至ったのだ。

そして、かたくなに妥協しようとしない共和党に対して、はたして中道寄りリベラルのクリントン氏が、徹底したリベラル派のサンダース氏より上手く立ち回れるものだろうか? 共和党がクリントン氏に対して手を緩めるとは思えない。

最後に友人たちは、サンダース氏に政府高官としての経験がないことを挙げる。しかし一方で、大統領になる前に上院議員を4年務めただけのオバマ氏を擁護しているのだ。サンダース氏にはもっと長い政治家のキャリアがある。

サンダース氏、そしてサンダース氏が変革しようとしている現状への大きな不満を軽く見るのをやめた方がいいだろう。

とはいえ、サンダース氏はまだ劣勢だとみられている。これから、クリントン氏が圧倒的優位に立つ地方予備選挙が控えている。75歳、自称・民主社会主義者、ユダヤ系、無神論者。誰がこんな候補者が現れると思っただろう。この意外性も、彼に勢いを与えている。

サンダース氏が支持を広げているという事実、クリントン氏と互角の競争をしているという事実は、彼がアメリカにくすぶっている強力な何かを象徴していることを意味している。それを理解できないのは、大バカ者くらいだ。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

 

~~~~~~~~~~~~

♫ サンダースの掲げる政策は、今までのアメリカを知っている多くの人には、信じられないような内容です。自ら発言しているように、民主社会主義だそうです。

この政策は資本主義経済を常識としている人には、まったくもってわからない、酷く退廃した世界のように考えてしまったり、競争原理もないことから、アメリカの沈没を予想してしまったり。あるいは、もしかしたら、旧ソ連、中国を連想するのかもしれません。

サンダース氏を支持している人達は、圧倒的にパソコン世代です。仕事だけではなく、多くの情報を携帯などからも、収拾しているはずです。

そして世界の不可解さを肌で知っているのも、この世代で、目覚めている若者はかなりの数にあると思われます。

アメリカが社会主義の国になるなんて、考えても暮らすことなどできないと思えば、金持ちはとなりの、カナダでもヨーロッパでも逃げればいいのです。

若者はこれから来る新しい未来の地球を信じているのです。オバマの政策に期待をしたけれども、これまで見てきたように、片足を取られているのです。

そこで、今回のサンダース氏の登場です。若者の支持は圧倒的です。古い臭いのする人を彼らはきちんと嗅ぎ分けているかのようです。

それは目覚めているからですね。

アメリカの若者は力強く辛抱強く、この機会を待っていたのでした。

アメリカはきっと変わるでしょう。痛んだアメリカの大地を変えるのは、若者たちでしょう。

人類はアメリカから新しい風がふくことを、すでにわかっています。

日本人は、まだお人よしをするのでしょうか?

 

地球人類の奴隷解放はもうすぐ!!!

私達はまけない!!!


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