https://www.uv.es/vguillem/Tamashii_no_Housoku.pdf (日本語訳)
「魂の法則」ヴィセント・ギリェム著~霊界との交信 P58より
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(P58~p59)
*では、霊界から助けてもらうにはどうしたらいいのでしょう。
とても簡単な事だ。ただそう頼めばいい。心からの願いをテレパシー で霊界に送って、何が起こるかを待てばいい。ただ単純に、自分の状況 や必要なことを話して、助けを頼むのだ。 指導霊たちは、これらのメッセージを受け取って対処するためにいる のだ。心から誠実に、霊的進歩を達成したいという思いで頼むのであれ ば、返答が得られるだろうかと疑う必要はない。 これが本当の祈りなのだ。神やイエスや聖母を崇め祭るお祈りを何回 となくくりかえすのが祈りではないし、それは君たちとっても霊界にと っても全く意味をなさない。
*ガイド役の魂たちとはどう交信するのですか。僕は、言葉でもヴィジ ョンでも他のいかなる方法でも、ただの一度も聖霊と交信した覚えがな いのですが、霊界からの援助とはどういうものでしょうか。
君は、私と交信を始めるまでは、と言いたいのだろう。今では私も肉 体を持っていないからね。だがこれは通常の交信方法とは違うので、君 の言いたいことは理解できるよ。 受け取る支援が明確でないとしたら、それは君たちの自由意志に干渉 しないように、非常に精妙な方法で与えられるからだ。それに、魂が本 当に必要としていて、受け入れ態勢がある時にだけ、手助けされる。 ガイド役の魂は、良心のささやきを介して、頭の中で君たちに話しか ける。他の魂たちも頭の中で話しかけ、悩み事の種類に応じて助言する。 よって、各人の良心の声の中には、ガイド霊や霊的な兄弟などの霊界か らの声も一部に含まれていることになる。だが、無数の転生で培った叡 智を宿した自分自身の魂の声も含まれているのだ。 いずれにせよ、この心の声は、問題を解決するための助言や援助とな って、人生が辛かろうが幸せであろうがいかなる状況であろうと、そこ から君たちが霊的進化のための最大の恩恵を引き出し、我欲を取り除く 工程や無償の愛についての学習に役立つようにしてくれる。援助を受けるには、それが可能だと確信し、答えを見出す必要のある質問をして、 良心のささやきがもたらす返答に耳を貸さなければならない。
*これは、瞑想と関係しますか。
瞑想も有効だ。霊的観点から言えば、瞑想は、日常の問題から頭を解 放して内面の声が聞けるような冷静な状態に達することだ。それは、自 分の欠点を見つめ改善し、気持ちを大切にし始めるのに役立つ。 瞑想は、自分自身を知るために自己分析をすることでもあり、いつ我 欲のままに行動し、いつ心に従って行動したかを認識できる。それが分 かるのであれば、どんな瞑想法を用いるかは、重要ではない。見栄えが 良かろうが悪かろうが、構わない。 人は往々にして、本質的なものではなく、表面的なものにこだわるが、 何をするかではなく、どういう意図でするのかが問題となるのだ。 こんなことを言うのは、深い呼吸をしながら頭を空にして、何時間も 蓮の姿勢のまま座って我慢していられる、大変器用で柔軟な人たちは沢 山いるのだが、瞑想状態から離れるやいなや霊的な悪癖に戻ってしまい、 特定の技法を行っているだけで自分をスピリチュアルだと思い込んでい るからだ。それは瞑想ではなく、そのふりをしているだけなのだ。
*でも、どうやって良心の声を聞くのですか。僕には大変難しいことに 思えます。一体どのように、良心の意思と頭の中の他の一般的な思考と を見分けるのですか。全く簡単には思えませんが。
良心の声を明瞭に聞くには、しばらくの間頭の中のおしゃべりを止め させ、その間日常的な心配事から頭を解き放とうとしなければならない。 一日に独りになれる静かな時間を設け、自分の欠点やその日の行動を内 省してみる。そして、心から願えば、必要な答えを見出す助けや、試練 にしっかりと立ち向かえる力が与えられる。 良心の声は、我々をおだてるものではなく、ひいきもせず嘘もつかず、 我々のエゴを不快にするようなことも言う。 霊的に交信できるチャンネルが開いている人もいるが、それは、この 受信方法を信頼して能力を改善しようとしたからだ。そういう人は、自 分で熟考して得た答えと指導霊たちから貰った答えとを見分けることが でき、彼らと意識的に対話ができる。
(P58~P59)
♬著者ヴィセント・ギリェム氏は、広めることを希望していますので、抜粋して投稿しています。氏および翻訳者のご厚意に感謝いたします。
著者、ヴィセント・ギリェム は、スペイン、バレンシア大学 で化学博士号を取得し、現在 は、がん遺伝子の特定に関する 研究をしている。個人的に自由 になる時間を使って、無償でレ イキ治療や全国講演を行うな ど、無私無欲に活動している。
作者のあとがき
見返りを求めない無条件の愛の趣旨通り、本書が、全ての人に無私の 志で届いてくれることを切に願う。 そのため、内容を変更せず営利を目的にしないという条件で、本書を 自由に頒布し、現在利用可能な全てのメディアによって、全体あるいは 一部を随意に複製することをこの場で許可し、その活動を後押しするも のとする。 皆の協力によって、輪が広がっていければと思う。霊性や愛のテーマ に関して質問がある場合には、それが個人的なものでも一般的なもので も、遠慮なく聞いてもらえれば嬉しいし、可能な限り返事をしたいと思 う。
また、できるだけ多くの人びとにメッセージが行き渡るように、本書 を他の言語に訳してくれる、私心のない人たちにも協力をお願いしたい。 本の話を直接聞きたい人の数がある程度まとまって、君の町や村に僕 らに行って欲しいと思う場合には、遠慮なくそう教えて欲しい。君の町 や村が、他の国や別の大陸にあっても構わない。僕らのできる範囲で、 要請に答えたいと思う。 講演会をしても、依頼者側の費用負担は全くない。完全に無私無益の 活動なので、旅費や宿泊費も僕らが持つ。誰でも興味のある人が、自由 に無料で参加できることが条件だ。
連絡先: ヴィセント ギリェム・プリモ Vicent Guillem Primo ウェブページ: http://lasleyesespirituales.blogspot.com (日本語サイト: http://tamashiinohousoku.blogspot.com.es )
このサイトでは、電子書籍の形態で無料で本をダウンロードしたり、 印刷版を要請したり、講演会の日程を調べることが可能だ。 君に、愛の全てをこめて。また会うときまで。 本書は、全世界の人びとに贈る愛のメッセージだ。 メッセージがどのようにしてもたらされたのか、また誰から伝えられたの かということは、重要ではない。問われるのはその内容だろう。 これをどう扱うかは、各人の自由だ。無視しても、批判しても、検証して も、あるいは君自身の人生に適用してもらっても構わないが、君の心に届く ように、真心をこめて書いたつもりだ。 君が自分自身を知り、感情を目覚めさせてエゴを解き放つと共に、人生の 目的を知り、自分に起きたことや今後起こる出来事を理解するために、役立 てて欲しい。希望を持ち続け、他の人びとへの理解を深め、いつかは皆を愛 せるように。また、自分が生きる世界を理解し、最も悲惨な状況からも最大 の恩恵を引き出し、愛において成長できるように。 つまり、君が本来の自分になれて、自由で、自覚しながら真実の愛・無条 件の愛を体験でき、そしてそれによって、さらに幸せになってくれることを 願う。 全ての愛をこめて。
「魂の法則」 by Vicent Guillem is licensed under aCreative Commons Reconocimiento-NoComercial-SinObraDerivada 3.0 Unported License. Creado a partir de la obra enhttp://lasleyesespirituales.blogspot.com.es/.