シダの群落が天然記念物に指定されている伊尾木洞
高知県安芸市にある伊尾木洞は300万年ほど前、洞窟周辺が海だった頃に波の浸食によって生まれた
天然の海食洞で、高さは約5m、巾は約3m、全長は約40mほどで、その先は400mほどの渓谷となっています。
洞窟の壁などには40種類を超えるシダ類が確認されており、1箇所に多くのシダが群生するのは珍しいとして、
群生するシダのすべてが国の天然記念物に指定されています。
ごめん・なはり線の伊尾木駅より徒歩で10分程度で行くことができ、途中下車した列車の乗り継ぎ時間までに
余裕で往復できました。
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洞窟は簡単な遊歩道があり、足元に気をつけて歩けば秘境感を味わうことができます。
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シダの茂る洞窟の壁や渓流は、駅から徒歩10分足らずで行ける場所とは思えないぐらいです。
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雨がなく、シダも少し水部不足のようでした。梅雨の頃だと、もっと綺麗だろうと思いますが、十分に楽しめました。