姫路市立美術館 “霧の彫刻家”中谷芙二子氏の「白い風景」
国宝姫路城の堀横に建つ姫路市立美術館で、“霧の彫刻家”中谷芙二子氏の「白い風景」の作品。
開催概要を引用すると、中谷氏がイメージするのは、無垢の地球。そこへ人々が足を踏み入れると、
空気が動き、姿が見え隠れして、人の動きが見えてくる……。「風景を聴く」をテーマに「霧の彫刻」。
姫路市立美術館の前に広がる芝生の緑が美しい庭で、人工的にミストを噴霧して、作品にしています。
今年は{霧の彫刻}三部作の2作目だと云うことで、見学に出かけました。
光や風の吹く方向、風力等の要因で霧の動きは自由気ままです。
中谷芙二子《白い風景―原初の地球》霧の彫刻 #47769、姫路市立美術館前庭、2023年6月10日
©Fujiko Nakaya 2023 ©Himeji City Museum of Art
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噴霧前の前庭。手入れされた芝の緑が広がって気持ち良いです。
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霧の中で黒光りする彫刻と対峙する天守、刻一刻と見る姿を変化させます。
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霧に包まれたヨーロッパの街を想像させる光景です。
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霧が立ち込める前庭は静けさの中に吸い込まれます。
美術館の前庭から、天守を望む光景です。