やまあそび

きのこと釣りと山菜の記録と思ったことをずるずる綴る

20191006きのこ

2019-10-06 22:41:18 | 考察
昨日朝早かった反動で起きたら9時前だった。
昨晩仕込んでおいたキノコ汁でうどんを作る。
茹でている間に洗濯を済ませておく。
昨晩多少の降雨があった。
焼け石に水であるが、いっつもいっつも休日に降るってどうなの?
昨日見れなかった代を覗きに行こうか考えるが、あれだけ乾燥していたら
結果は同じじゃね?などと否定的な考えが過る。
なんだかんだでいかなきゃ後悔するんだよな~。
てなわけで去年紫大黒を収穫した代に行ってみた。
家から一番近い場所にある代なので出発は13時だった。
入ってみるとやっぱり乾燥していた。
だがしかし、ここは何か違うのだろう。
ウラベニさんが干からびつつ待っていてくれた。



山の神様に祈りを捧げ収穫する。
5mほど離れた場所でさらに追加。



いやいやここはすごいな。
こんなに乾燥してるのに出てるよ。
ちょっとうれしくなる。
最初のウラベニさんの少し上に上がると



うおーまさかのシバッカブリじゃねーか。
フウセンタケの仲間である。
和名は知らない。
フジイロタケ、またはフジイロタケモドキではないかと勘繰っているが
全然違うかもしれない。
地元では食われているきのこだ。
但し最近は余り採る人を見かけないが・・
俺は結構好きなのだ。 似たきのこで不味いのがあるが、分かるようになると
結構大きな収穫になったりする。
汁に入れても油で炒めても美味しいと思うのだが人気ないらしい。



こんな感じで収穫出来た。 このきのこは虫が入りにくいので
処理が楽なのだ。 冷凍保存すると味が極端に悪くなるがご愛敬。
んな感じでホクホクしながら代をぐるりと見て回る。
人が入っていない証拠にクモの巣が大量だ。
枯れ枝で払いながら進む。
ここでもいい感じのチチタケが見られた。



こいつは見るだけにする。
たくさん出てればいいんだけど数本だけだと扱いが面倒だからだ。
代を下って道に出る寸前でウラベニさんをボツボツ追加。
結構な量になった。 この環境でここまで採れれば満点ですな。
同じ場所でシバッカブリも追加収穫。
よく見ればチチタケもそれなりに見られる。しかも状態はすこぶる良い。
さっきの採っておけば良かったな。
チチタケは来年に残しておこう。
なんだかんだで1時間ほど見て回り、ビニール袋2つ分採れた。
帰ってきてウラベニさんの虫だし。
結構な虫が出てきたのはご愛敬。
秩父のウラベニさんはほぼ間違いなく虫入ってるからね。
蛋白満点ですな(汗
シバッカブリは全く虫いなかった。
そのまま洗って冷凍保存。
すぐ食えって? だって昨日のキノコ汁いっぱい残ってるんだもん。



20191005きのこ

2019-10-06 21:02:29 | 日記
先週マイタケの大当たりで、他に何もせず帰ってきたので
同ポイントのその他周辺を散策してきた。
6時30分現地到着。
登山道に入ってすぐに斜面に取りつく。
大体取り付く所は落ち葉が堆積していて怪しいキノコがそこかしこと
出ているもんだけど、水不足のためなにもなし。
こりゃ思った以上にダメそうだなと、ゆっくりきのこ目で尾根に這い上がる。
ここまでほとんどなにもなし。辛うじて食ったら召される奴が数本あったのみ。
尾根の反対斜面を覗く。
静かだ。 息を整えてゆっくり見渡す。
ウラベニホテイシメジが2本出ていた。



乾燥して触感がカチカチだった。
山の神に感謝して収穫する。
柄はしっかりしていた。
その場所で赤っぽい傘を見つける。
本当に足元にあった。
クリタケ?



なんか変だな? 違和感がある。
襞の色がおかしい?
こんな色だっけ?
雨にやられるとこんな感じに変わるのか?
分からないからこれはそのままにしておく。
そこから少し尾根伝いに上がると大きな水楢がある。
ここは5年前にマイタケを収穫した木だ。
今年も出ていなかった。 また来年~~!! と木に別れを告げ
もと来た尾根を戻る。
ここで見たことのないキノコを見つける。




なんだろう?しっかりした触感である。
ヤギタケ? なんとなくそう思ったが定かではない。
間違いなくルスラ系ではない。
傘のテカリ具合からヌメリガサ系と感じた。
でもってヤギタケか? となったが正直分からないので放置した。
尾根を下り隣の尾根へ移動する際、ヌメリスギタケモドキを発見。
一部虫にやられていたがそれ以外は良質だったので収穫。
枯れ木の根元にナラタケが出ていた。
これも収穫。
隣の尾根に取りつくとこちらも変わらず白い死の天使やら樺色したキノコが
ポツポツ目立つ。
他は何もなし。
こちらの尾根は先ほどの5倍程這い上がる。
結果得られたのはウラベニさん1本のみだった。
尾根はこんな感じ。



結論から言うと、水不足による生育阻害。
ここの菌根は基本的に今年はほぼ終了(一部キヌメリガサなど晩秋型はわからない)
そしてムキタケチャナメはこれからって所か。
雨が降ったらまた来よう。
車に戻ると11時を過ぎたところ。
場所移動。
里山に入る。
入ってすぐにヌメリイグチが出ていた。
しかも新鮮でまだ幼菌もある。
これは期待できる!
と思ったときがありました・・・
サクラシメジがカラカラに干からびていた・・



あのー、めっちゃ固いんですけど・・・
しかも虫に食われてスカスカだった。
発生数はそれなりなんだけど、水不足で大きくなれていない。
これでサクラはおしまいと思われるのでいくつか良品を選別し収穫した。
他のきのこも大抵干からびていた。
あのヌメリイグチはなんだったのか?
しばらくして木の洞のなかにウラベニさんを発見。
こんなところにかくれていたのか、なんだかわからず抜いちゃったよ。
カバイロツルタケかと思った。その後なぜかいい感じのチチタケがポツポツとれ
とりあえずうどんが食える程度収穫。
この時期お世話になってるカワムラフウセンタケの代を除くがいかんせん
水不足で3Cm程の傘の成菌が3つだけの状態だったのでそのままにしてきた。
JAでなすねぎうどん購入し、家にたどり着くと15時。
洗濯してきのこの掃除、虫だしして汁作ったら眠くなりすぎてそのまま就寝。