先週沢山採ったキノコたちはうどんの汁にして全て頂いた。
大変美味しかったのです。
で、今回は2週間前のリベンジに、チャナメ狙いに行ってきた。
ちょっと遠いので4時起き、なんだかんだで5時前に出発。
真っ暗な中、秩父方面に向かう。
途中燃料給油し、コンビニでいつもの食料を買い出し。
7時過ぎに現地到着。
早速歩き出す。
ちなみに外気温12度。
この時期としては、めっちゃ熱い。
一桁になってないのはおかしい。
今回もダメかもなぁ。
いつも覗くハタケシメジポイントに入ってみる。
入り口で出迎えたのは
ツチスギタケ
ただのスギタケなのかもしれない。
なんにしても俺は喰わないので余り興味はない。
ここは元ハタケシメジが沢山出た場所だが、あれよあれよとスギタケが占領して
今やハタケシメジは隅に追いやられる状況だ。
自然界厳しい。
ハタケシメジ
出る時期も微妙に重なっていたりする。
そのうち淘汰される運命なのか?
その運命に抗い勢力拡大出来るのか?
その前に埋もれ木がなくなるだろうな。
2つ目の尾根下にたどり着く。
ここに出ていれば、本命の場所も期待できる。
クリタケ
切り株に1本だけ出ていた。
クリタケ1本て・・・・
幸先悪すぎでないかい。
なんか悔しいので目を凝らして周辺散策する。
毎回チャナメが出る場所には何も見られない。
少しぐるぐる見回す。
堆積した落ち葉やドングリと同じ色なので見えていないことが多々あるのだ。
ブツブツとダメだなーなんて呟いていたら
チャナメツムタケ
アッター!
しかもまだ幼菌だ。
周辺をくまなく探すとポツポツと見つかった。
みんなまだ若い。
山の神様に感謝して収穫する。
何年ぶりだ?
とても久しぶりだった。
まだ出ているかもしれないので、散策範囲を広げてみた。
クリタケ
小規模のクリタケに遭遇した。
有難く頂く。
更に散策する。
何かと思ったら、ミネシメジみたいだ。
匂いが臭かった。
??
クリタケ? ニガクリタケ?
なんか怪しいのでパスする。
チャナメツムタケ
あった。 少し群生して出ていた。
有難く頂いていると、少し上流になにかある。
ありゃなんだ?
固まって株で出ている。
まさか! 憧れのホンシメジか!
心臓バクバクでひっくり返すと、シャカシメジでした。
老菌にしてもなんでここに出てるんだ?
しかもそろそろ11月だってのに?
おかしいことこの上ない。
釈然としないが事実を受け止める。
そして有難く収穫する。
とりあえず出ていることが分かったので本命の場所に向かう。
歩いて1時間かかる。
てくてく歩く。
てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく
てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく
てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく
途中でクリタケが出る場所があるので覗いてみる。
クリタケ
でかいクリタケ
チャナメツムタケ
おまけのチャナメも見つかった。
ありがたやありがたや。
沢を跨ぐ場所があるのだが、そこでナラタケがいくつか取れた。
なかなかに良い出汁きのこが揃ってきた。
今日もうどんが捗るぜ!
ヒイヒイ言いながら本命ポイントの入り口にたどり着く。
疲れたので一休み。
この時10時だった。
30分ほど休憩し再出発。
ツノシメジ
サンゴハリタケモドキ
倒木ブナを目指すが、それは深く苔むしておりそしてグズグズになっていた。
もうムキタケは出なさそうだ。
この辺り一帯が広範囲にチャナメが出る代なのだ。
くまなく探し歩く。
だが何もない。
目を凝らすが何もない。
実は、本当は何となくわかっていたのだ。
ここには出ていないだろうと。
休憩した場所は毎回クリタケが出る場所なのだが、今年は何もなかった。
そう、本命の場所の玄関口のクリタケは出ていなかった。
出ていなかったのだ。
尾根筋の緩い斜面なので風通しが良い。
気温は、まあ低めだ。
つまり、乾きやすいのだ。
一部落ち葉の吹き溜まり以外はカラカラだったのである。
なんとなくわかっていたのであきらめも早かった。
残念、また来年。
ガサガサと尾根を下る。
毎回下る道は同じなのだが、過去にキノコを見つけた記憶に従い
要所要所を覗きながら下る。
んで、大きな水楢の根元でそれは見つかった。
クリフウセンタケ
ここのは柄が太いタイプだ。
てか、本当にクリフウセンなのか微妙ではある。
だがしかし、クリフウセンは、俺にとって数年に1度の相手なのだ。
毎年取れないのである。
本命に振られてショボンだったが、素晴らしいサプライズだ。
山の神様に感謝して収穫する。
うっひょ~~~沢山取れました!!
俺的最高峰クラスのキノコなのでとてもうれしい。
奇跡的に虫食いがとても少ない。
早く食べたい。
全部食べたい。
誘惑に駆られながら帰路を急ぐ。
車に戻る手前の尾根が気になる。
9月にイッポンを取りに来た尾根だ。
ここも過去にクリフウセンの株を見つけている。
2匹目のドジョウ狙いだ。
キノコの世界は基本1年1度の一期一会の世界だ。
可能性があるなら見て回るのが鉄則。
入って上がり始めてすぐ
クリタケ
ぐわ! 群生してる。
ここまで群生したクリタケは初めてだ。
幹の上の方まで出てやがる。
しかも開いて間もないようで、しっかり鍔がついている。
これは有難い。
山の神様に感謝しハサミで丁寧に収穫する。
せっせ、せっせ、せっせ、せっせ
かなり採れた。
嬉しい誤算だ。
リュックに入りきらないので袋を手に尾根を上がる。
すると
ムササビタケ?
老菌化していた。
そのすぐ右上に
クリフウセンタケ
あった!! 見つけた!! 出てた!! 良かった!!
これも虫食いが少なかった。
有難く収穫する。
更に2本追加して帰路についた。
実家に戻り、キノコの洗濯をして、キノコうどんを作る。
流石にクリタケ、チャナメ、ナラタケ、クリフウセンと、出汁きのこ三昧なので
汁は非常に旨くできた。
クリフウセンの虫なしを数本分、オリ-ブオイルと少量の塩で炒めて頂く。
はっきり言います。
本当に美味しいです。
旨い!! うますぎる!!!
歯ごたえがあり、ほのかな甘みときのこの香ばしい風味が口に広がる。
腰が抜けるような強烈な旨さではなく、心の底から「旨い」と思える優しい美味しさなのだ。
来年も頂きたいものだ。
山の神様に感謝を!!!
大変美味しかったのです。
で、今回は2週間前のリベンジに、チャナメ狙いに行ってきた。
ちょっと遠いので4時起き、なんだかんだで5時前に出発。
真っ暗な中、秩父方面に向かう。
途中燃料給油し、コンビニでいつもの食料を買い出し。
7時過ぎに現地到着。
早速歩き出す。
ちなみに外気温12度。
この時期としては、めっちゃ熱い。
一桁になってないのはおかしい。
今回もダメかもなぁ。
いつも覗くハタケシメジポイントに入ってみる。
入り口で出迎えたのは
ツチスギタケ
ただのスギタケなのかもしれない。
なんにしても俺は喰わないので余り興味はない。
ここは元ハタケシメジが沢山出た場所だが、あれよあれよとスギタケが占領して
今やハタケシメジは隅に追いやられる状況だ。
自然界厳しい。
ハタケシメジ
出る時期も微妙に重なっていたりする。
そのうち淘汰される運命なのか?
その運命に抗い勢力拡大出来るのか?
その前に埋もれ木がなくなるだろうな。
2つ目の尾根下にたどり着く。
ここに出ていれば、本命の場所も期待できる。
クリタケ
切り株に1本だけ出ていた。
クリタケ1本て・・・・
幸先悪すぎでないかい。
なんか悔しいので目を凝らして周辺散策する。
毎回チャナメが出る場所には何も見られない。
少しぐるぐる見回す。
堆積した落ち葉やドングリと同じ色なので見えていないことが多々あるのだ。
ブツブツとダメだなーなんて呟いていたら
チャナメツムタケ
アッター!
しかもまだ幼菌だ。
周辺をくまなく探すとポツポツと見つかった。
みんなまだ若い。
山の神様に感謝して収穫する。
何年ぶりだ?
とても久しぶりだった。
まだ出ているかもしれないので、散策範囲を広げてみた。
クリタケ
小規模のクリタケに遭遇した。
有難く頂く。
更に散策する。
何かと思ったら、ミネシメジみたいだ。
匂いが臭かった。
??
クリタケ? ニガクリタケ?
なんか怪しいのでパスする。
チャナメツムタケ
あった。 少し群生して出ていた。
有難く頂いていると、少し上流になにかある。
ありゃなんだ?
固まって株で出ている。
まさか! 憧れのホンシメジか!
心臓バクバクでひっくり返すと、シャカシメジでした。
老菌にしてもなんでここに出てるんだ?
しかもそろそろ11月だってのに?
おかしいことこの上ない。
釈然としないが事実を受け止める。
そして有難く収穫する。
とりあえず出ていることが分かったので本命の場所に向かう。
歩いて1時間かかる。
てくてく歩く。
てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく
てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく
てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく
途中でクリタケが出る場所があるので覗いてみる。
クリタケ
でかいクリタケ
チャナメツムタケ
おまけのチャナメも見つかった。
ありがたやありがたや。
沢を跨ぐ場所があるのだが、そこでナラタケがいくつか取れた。
なかなかに良い出汁きのこが揃ってきた。
今日もうどんが捗るぜ!
ヒイヒイ言いながら本命ポイントの入り口にたどり着く。
疲れたので一休み。
この時10時だった。
30分ほど休憩し再出発。
ツノシメジ
サンゴハリタケモドキ
倒木ブナを目指すが、それは深く苔むしておりそしてグズグズになっていた。
もうムキタケは出なさそうだ。
この辺り一帯が広範囲にチャナメが出る代なのだ。
くまなく探し歩く。
だが何もない。
目を凝らすが何もない。
実は、本当は何となくわかっていたのだ。
ここには出ていないだろうと。
休憩した場所は毎回クリタケが出る場所なのだが、今年は何もなかった。
そう、本命の場所の玄関口のクリタケは出ていなかった。
出ていなかったのだ。
尾根筋の緩い斜面なので風通しが良い。
気温は、まあ低めだ。
つまり、乾きやすいのだ。
一部落ち葉の吹き溜まり以外はカラカラだったのである。
なんとなくわかっていたのであきらめも早かった。
残念、また来年。
ガサガサと尾根を下る。
毎回下る道は同じなのだが、過去にキノコを見つけた記憶に従い
要所要所を覗きながら下る。
んで、大きな水楢の根元でそれは見つかった。
クリフウセンタケ
ここのは柄が太いタイプだ。
てか、本当にクリフウセンなのか微妙ではある。
だがしかし、クリフウセンは、俺にとって数年に1度の相手なのだ。
毎年取れないのである。
本命に振られてショボンだったが、素晴らしいサプライズだ。
山の神様に感謝して収穫する。
うっひょ~~~沢山取れました!!
俺的最高峰クラスのキノコなのでとてもうれしい。
奇跡的に虫食いがとても少ない。
早く食べたい。
全部食べたい。
誘惑に駆られながら帰路を急ぐ。
車に戻る手前の尾根が気になる。
9月にイッポンを取りに来た尾根だ。
ここも過去にクリフウセンの株を見つけている。
2匹目のドジョウ狙いだ。
キノコの世界は基本1年1度の一期一会の世界だ。
可能性があるなら見て回るのが鉄則。
入って上がり始めてすぐ
クリタケ
ぐわ! 群生してる。
ここまで群生したクリタケは初めてだ。
幹の上の方まで出てやがる。
しかも開いて間もないようで、しっかり鍔がついている。
これは有難い。
山の神様に感謝しハサミで丁寧に収穫する。
せっせ、せっせ、せっせ、せっせ
かなり採れた。
嬉しい誤算だ。
リュックに入りきらないので袋を手に尾根を上がる。
すると
ムササビタケ?
老菌化していた。
そのすぐ右上に
クリフウセンタケ
あった!! 見つけた!! 出てた!! 良かった!!
これも虫食いが少なかった。
有難く収穫する。
更に2本追加して帰路についた。
実家に戻り、キノコの洗濯をして、キノコうどんを作る。
流石にクリタケ、チャナメ、ナラタケ、クリフウセンと、出汁きのこ三昧なので
汁は非常に旨くできた。
クリフウセンの虫なしを数本分、オリ-ブオイルと少量の塩で炒めて頂く。
はっきり言います。
本当に美味しいです。
旨い!! うますぎる!!!
歯ごたえがあり、ほのかな甘みときのこの香ばしい風味が口に広がる。
腰が抜けるような強烈な旨さではなく、心の底から「旨い」と思える優しい美味しさなのだ。
来年も頂きたいものだ。
山の神様に感謝を!!!
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