やまあそび

きのこと釣りと山菜の記録と思ったことをずるずる綴る

20191104きのこ

2019-11-04 17:42:04 | 日記
3連休だというのに休みなく山に出勤。
2019年が終わろうとしている。
朝からナメコ汁を食べて出発。
10時に現地着。
モミ林に入る。
入ってすぐにカラカサタケが出迎えてくれた。




食べごろなんだけどいつものように天ぷらにするのが面倒なので放置。
旨いんだけどね。
日当たりの良いモミ林に入ってじっくり探す。
開けた場所には赤いルスラ系がポツポツあるだけで目当てのきのこは出ていなかった。
こりゃ持っていかれた後かな~
この場所に来たのは多分5年以上前だったような?
競争が激しいので、来ていなかったのだ。
出そうな場所なんだけどない。
少し奥に進むと落ち枝に隠れるように1つ発見。
近くに半分ナメクジに喰われた残骸も転がっていた。
傘が開ききっているので、もっと出ていてもいいんだけどなぁ。
よく見ると落ち葉の下や木の根元付近にポツポツと発生が見られた。
それにしても数が少ない。
絶対先に入っている人がいるな。 足跡多いし。
反対斜面を覗く。
上から見た感じでは全く見当たらない。
大きなモミ伝いに斜面をゆっくり下りていく。
獣道を伝い斜面をトラバース気味にモミの木を見て歩く。
すると枯れ枝の脇にオレンジの傘が見えた。


アカモミタケ




下から見ると結構出ていた。
しかも傘が開ききる前の極上もの。
山の神様に手を合わせ感謝を祈る。
汚れを綺麗に落としながら摘んでいく。

結構な量が採れた。
一通り見て回り場所移動。
12時30分に昨日の場所に着く。
昨日は余りに暗くて中途半端になっていたので再度チェック。
昨日歩いた場所にはアカモミはほぼ無かった。
だがハタケシメジの株を1つ発見した。


ハタケシメジ

これだけの大きさなのに暗くて分からなかったのだろう。
柄の太い良い株だった。
収穫した後少しアカモミを追加し最後に人の入らない俺だけのアカモミの代に向かう。
車から降りて徒歩10分てとこだろうか?
日当たりの良い場所なので雨の後だと爆発的にアカモミが発生するのだが、今日は少し乾燥気味。
地面もちょい乾燥気味のためまあ出ていたら儲けもの程度の認識で代に入る。
良いタイミングだと入り口付近からゾロゾロ出ているのだが、今日は何もなし。
核心部に入るが見た感じ全く出ていない。
よ~く探すと、草の根元の落ち葉に隠れるようにいくつか発生が見られた。
小さい個体は放置して収穫する。
余り量は無かったが発生が確認出来たので良しとする。

これで2019年の活動は終了とする。
コゴミから始まりアカモミで終了する。
今年も新たな発見、そして経験が出来た。
後でまとめてみようと思う。

これからきのこの掃除だ!!





20191103きのこ

2019-11-03 21:04:05 | 日記
もう今年も終わりかなと思いつつも、やはり可能性があると行動してしまう。
今日も山に出勤した。
昨日のナメコ汁をたらふく食べてちょっとおなか苦しい状態で
2時間かけて出勤。
まずはハタケシメジが出迎えてくれた。





傘が開いている。
少し遅めだったようだ。
でも傘が開いた方が風味が増して好きだ。
次のポイントではヌメリスギタケが挨拶してくれた。
これはモドキの方か? びみょ~~ん。



近くにチャナメが出ていた。



この場所は一番標高が低い場所なので、これから向かう場所では発生が終了しているかもしれない。
びみょ~ん。

昨年倒れた大きなミズナラを見に行く。
ムキタケが発生しているかもしれない。
期待とは裏腹にツリガネタケしか発生してない。
こいつが出るってことは乾燥する場所なんだな。
倒れた幹の下に何かある。



シロナメ? なんか微妙にわからないので放置する。

テクテクと標高を上げる。
11月に入ったが今年は紅葉も遅れているのか?



色づき始めのカエデ?緑と黄色と赤が混じってる。
前回摘まんだ山葡萄も真っ黒に熟していた。



旨かった。

その後もう一つのチャナメポイントに入ったがなにもなし。
谷へ入りムキタケを探したが見つからず。
台風で沢が壊れていた。
倒木もかなり発生していたので来年以降に期待する。

テクテクと来た道を戻る。
車に戻ると13時30分だった。
遅い昼飯を車で取ると下界目指して出発。
先週のアカモミを確認するのだ。
日曜なのでのんびりした車が多い。
移動に2時間かかった。
既に辺りは暗くなりつつある。
急いで1つ目のポイントに入ると・・・
ないよ。
ないない。
なんかめちゃくちゃやばいのが出てる。
クサウラベニタケに似てるけど多分近縁種と思う。
襞が肉色してるし。
こいつが出てるってことは、やっぱりあった。



なんと11月にサクラシメジですよ!!
きのこ10年やってるけど初めてだ。
但し虫食いが酷いので放置した。
2つ出ていた。 先週の見落としかもしれない。
モミの木の下で目を凝らして探す。
辺りが暗くて見づらいが、ようやくアカモミを見つけることが出来た。
急いでいたので写真なし。
5つ収穫し第2ポイントに入る。
こちらも暗い。
よ~~~~~~くみるとあるあるある。
結構出てる。
ありがたいありがたいとホクホク収穫する。
後で掃除が大変になるのでしっかりゴミをとって袋に入れる。
ポイント中央手前でキハツダケ発見。 今年は結構な量が発生してる。
一応傷部分が緑色に変色しているのを確認し収穫する。
自然と笑顔になる。
暗くなりかけている山の中で50のおやじが1人笑顔でビニール袋片手に地面に這いつくばる図・・・
シュールすぎじゃね(笑

などと考えながらせっせと山の幸を頂く。
正直よく見えていない。
時間は16時30分。
もう1か所見たい場所があるので、鹿のように移動する。
最後のポイントに入ったがほとんど俺の目には見えていない。
もう白っぽくて丸いものを探す感じだ。
それでも発見できているのは、結構な発生があるからだ。
本当に今年は遅かったんだなと思い知る。
もうやばいだろと思ったところで足元にハタケシメジの株立ちを発見。
かなり暗いのだが、もう間違えることもなくハタケシメジが認識できるようになった。
喜んで収穫しタイムアウト。
まだまだ採れそうだったが無理は禁物。
車に戻る。
アカモミご飯はめちゃくちゃ美味しいからね。
身支度を整えると、山に対して一礼。
「今日も沢山の恵みを頂き感謝致します」






20191102きのこ

2019-11-02 20:59:41 | 日記
思い至ってナメコに再挑戦した。
昨年は何も考えず突っ走った結果、得るものがなかったので
今回はそれなりに考えて場所を選んだ。
8時に出発して現地着は10時30分だった。
そこには地元の車と、なんと熊谷ナンバーが止まっていた。
なんとなく引き返した。
理由はない。なんとなくだ。
引き返しながら谷合を覗く。
すると目当てのものが目に入った。



あるところにはあるんだな。
結局これしか見つからなかった。

その後色々見て回ったが、流れたベニテンの足元にクリタケが2つ、ハタケシメジと
思ったらクサウラベニタケでした程度で終了。

来る途中見かけたブナ林に入ってみたが、1Cm程度のムキタケ1個見ただけだった。
とんでもない急斜面だったのに見返りはなしだった。

帰郷途中でネギと大きいナメコを購入して、家でナメコの味噌汁を作った。
なんだかんだで旨かった。

これでメジャーなきのこは大体経験出来た。
最後の難関はホンシメジのみだ。
出来れば秩父で見てみたいが果たして生息しているのだろうか?