やまあそび

きのこと釣りと山菜の記録と思ったことをずるずる綴る

20210926きのこ

2021-09-26 20:42:35 | 日記
この1週間で大方秩父の代は回ってみた。
秋きのこの発生は、全体的に10日早いって感じ。
このまま気温が戻らなければ10月初旬の雨で晩秋きのこが出てきそうな
気がする。

今日は少し遠征して新たなポイント発掘をしてみようと思い
朝5時に高速に乗って北上した。
1時間ほど走って某峠から某登山道入り口に到着。
雨が降り出していた・・・・・
天気予報は当てにならない。

場所の確認と雰囲気を確認してちょこっと戻る。
30分位南下してとある峠道に車を止める。
雨脚は弱い。
何とかいけそうかな?
南西斜面なんだけど暗い。
スズタケが少しウザい林だったが、先人がいるようなので何かしらあるだろうと
準備して林に突入。

道から20m位の所で早くも発見。




ウラベニホテイシメジ
今年はこれがかなり採れたな。
山の神様に感謝して収穫する。
何故か柄がしっかりと詰まっている。
虫食いもそんなに酷くなさそうだ。
疑問に思いつつウロウロしだす。


林の中はこんな感じ。
標高700m位か?
普段笹っぱの中には入らないのでうっとしい。
コルチナ系は全て老菌化しており、収穫出来そうな個体は全く見られなかった。

暫くうろつく。


またあった。
これも柄がしっかりしている。
傘が開いた秩父のイッポンは、柄が虫にやられてスカスカなのが多い。
この差は何なのか?
気になるのだった。

雨が本降りになってきた。
様子見で入ったから戻りも早い。
さっさと車に戻り装備を外そうとすると、足首のスパッツに何やら
1Cm程度で細長く、黒い生き物が2匹尺取っていた。
一目見てわかった。
山ヒルだ。
始めて見た。
慌てて空が明けているアスファルトの上に走り装備を外す。
シャツを脱いだら左肩がやられていた。
丸々太った山ヒルがシャツの中から転げ出てきた。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃl
ちょっとパニくった。
インナーも脱いでよく確認する。
左肩2か所に喰いつかれた跡があるだけだった。
インナーに血が付着していた。
血が止まらなくなるってのは本当だ。
ドクドク出るわけじゃなく、じわじわゆっくり少しづつ出てくる。
痛みもかゆみも全く感じない。

とりあえず上半身は左肩だけで済んだ。
次に靴を履き替え靴下を脱ぐ。
登山靴を釣り用のスパッツでしっかり固めているので内側に被害はなかった。
靴には数匹の山ヒルがついていた。
スパッツに頭を食いこませた山ヒルが数匹いたので外してつぶす。
ズボンも脱いだ。 パンツもおろして確認した。
被害はなかった。
よかったよかった。
その後、装備品を一通り確認してさっさと山を下った。
降りたところでもう一度確認する。
異常なし! いやまいった。
ところが車のドア下部にびょ~~んと伸びてニュルルルルと縮こまる山ヒルが!
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃl
ガンガンつま先で蹴とばして潰す。
一通り車の外装を確認して速攻で帰宅。
風呂に入って装備全部洗濯!!

いやはやまいったわ。
もう絶対行かない。
地元周辺が一番だな。

「まあいい経験になった」

と思うことにしてだらだらと休日を過ごしたのだった。







20210923きのこ

2021-09-23 20:12:03 | 日記
今日は18日に行った場所に再度行ってみた。
あれから雨は昨晩降ったのみ。
丸4日は晴天が続いていたわけだ。
余り期待せず、状況確認のつもりで偵察に出た。
まず第1ポイント。
18日に小さなイッポンとチチタケと謎のフウセンタケ(食)の幼菌が見られた場所だ。
前回見つけたイッポンと、同じ場所にまたいくつか出ていた。




ウラベニホテイシメジ(イッポン)
発生数は増えていたが、小さ目だ。
水が足りないのだろう。
やはりここだけでしか見られなかった。
多分まだ出ると思う。

次に前回見た謎のフウセンタケ(食)だ。


前回と同じ個体

謎のフウセンタケ(食)
なんか、マルミノフウセンタケと見た目が似ているように感じる。
顕微鏡観察なんてできないので謎のままにしておく。
新たに2つ出ていて計4つ見つかった。
有難く頂く。
多分まだ出る。
ここは他に目ぼしいものは見られなかった。

第2ポイントに移動。
こちらも余り芳しくない。
なぜかこいつがめちゃくちゃ元気だった。




カキシメジ
なんとも上から傘だけ見た感じだと、とても旨そうだ。
ペロリってしたらお腹がキュウ~~てなってゴロゴロになるから絶対喰わないぞ!

ここで見られる謎のフウセンタケ2(食)は


これだけしか出ていなかった。
圧倒的に水不足だな。
菌糸が育ってないんじゃないかな。
今年はダメそうだ。
そのままにして来年に託すことにした。

第3ポイントに移動。
こちらは前回サクラシメジがわらわら出ていた場所。
少数ながら品質の良いイッポンも取れた。
さてさてどうだろう。

残してきたサクラシメジの芽があった場所は綺麗になくなっていた。
誰かが収穫したのだろう。
新たにいくつか出ていたが、虫食いが酷いので放置した。
他に新たにイッポンが発生していたので収穫。
10本以上取れた。
また、謎のフウセンタケ(食)がここでも取れた。
2つだけだが・・・

次に18日に行かなかった、ここより少し上にあるポイントに入る。
昨年マイタケが沢山採れた場所。
ここは人が多く入るので期待薄。
多分今日人が入った後だと思う。

乾燥していた。 非常に小さいイッポンが捨てられていた。
尾根まで上がるがほとんどなにもない。
辛うじて見られたのが


タマゴタケ
これが4つあっただけ

あとは

流れたマイタケ
この木は昨年収穫した木だった。
菌力が残ってたんだな。
まれに連続してでることがあるんだよな。
10日遅かったようだ残念。
ここでの収穫はゼロだった。

このまま山を上がる。
途中、ハタケシメジが出る沢沿いを覗く。


ハタケシメジ
やはり出ていた。
今年は10日早いな。
今日はハタケシメジはここでしか見られなかった。

3年ぶりにクリタケのポイントを覗く。
だがまだ出ていなかった。
流石に早すぎるか。
周辺を散策する。


サクラシメジ
ここも出ていたのか。
虫食いが酷く収穫しなかった。
更に日当たりの良い雑木林に足を進めた。
そこにはたくさんのイッポンが出ていた。






大収穫。
風通しの良い林の一角にわさわさ出ていた。
柄がスカスカなのが多かった。
これ17日の雨ででたのかな?
ここには人が入らないようだ。

なんだかんだで大収穫となった。
山の神様に感謝して帰宅した。

今虫出ししてるが、とんでもない数の虫が出てきている。
まあ、天然キノコなんて虫喰ってるようなものなので
気にしたら負けだと思っている。

まだ9月。
収穫状態は、10月上旬て感じになってる。
今年は(今年も)コルチナ属の発生が鈍いように感じる。
10月中頃まで様子見しないとだな。

困ったことに冷凍庫がパンパンだ。
マイタケとイッポンとセンボン。それにコゴミ類がまだ残っている。
なんて贅沢な悩みなのだろう。
日曜日はどうしようかな?


20210919きのこ

2021-09-19 20:53:27 | 日記
今日はセンボン畑に行ってきた。
朝は少しゆっくり目に7時出発。
8時に現地着、のんびり着替えていざ出発。

ここの登り口にある杉林に白いきのこが出る。
オオイチョウタケと思われるが今年はどうだろうか?
おお、出てた。




オオイチョウタケ
これはもう間違いなくオオイチョウタケだな。
でかかった。 直径25Cmはあった。
ここは結構な急斜面をトラバースするのだが、その上下に群れて出ていた。
写真は上部の物だが、5m程下に20本以上群れて出ていた。
話のタネに喰ってみたいが、開きすぎているのでやめた。
とりあえず先に進む。

沢を跨いで尾根に続く道へよじ登るのだが、ここで湿った岩にびっしり生えた
イヌセンボンが見られた。




イヌセンボンタケ
見事なり! 
綺麗だった。

その足元の朽ちた木から茶色いきのこが出ていた。


ん?


エノキタケ
確かにこの沢沿いは良く冷えているけど、まさかこの時期に見られるとはびっくりだ。

尾根に続く九十九折の坂道をいつものようにヒイヒイ言いながら這い上がる。
かなり急勾配で北斜面。
堆積物が多く、踏みどころを間違えるとズルズル滑り落ちる。
20分かけて約200mを詰める。
今年は鹿に出会わなかった。
但し道のど真ん中に熊の糞が横たわっていた。

漸く尾根まで上がると少し休憩。
尾根上は風が心地よかった。
昨年センボンを見つけた場所には何も出ていなかった。
20m程進んだ場所でなんか刈られているようなセンボンの塊を見つけた。
鹿に喰われたか、誰かが1本1本抜いたのか?
分からないがその周辺を散策する。


シャカシメジ(センボン)
あった。 そして2m程先にも


出てました。
少し小さ目の株で余り元気がないように感じる。
1つ目はもう少し開いていた方がいいのだが、まあ仕方ない。
山の神様に感謝して2株頂く。

これ以外には、チチタケ1本とミネシメジ2本、それから流れたケロウジしか見られなかった。
昨年採れたフウセンタケも沈黙していた。

そこからセンボン畑に向かう。
途中でサクラが出るポイントを覗くが何も出ていなかった。
ここは余り雨が降らなかったのだろうか?
これはあまり期待できないかもしれないな。
などと思いつつセンボン畑に到着すると










結構出ていた。
ちょっと育ちすぎかな。
みんな傘が反り返っている。
触ってみるとカサカサしていてどうやら乾燥しているようだった。
いくつか手に取り確認したら、ほとんど虫が入っていなかった。
山の神様に感謝。
とりあえず状態のいいものだけ株から抜き取り収穫する。
ここで2kg採れた。

そのあとコウタケの代を覗く。
しかし沈黙。
ここでコウタケを見てからもう8年になる。
もしかしたら絶滅したかもしれない。
うなだれながらクロラッパタケを撮影する。


クロラッパタケ
喰ったことはない。
今日も見るだけ。

しかしほかのきのこがほとんど見当たらない。
出ていてもおかしくないのだが・・・

尾根を引き返す。
尾根の途中に小さな祠がある。
中には円筒形の石が祭ってある。
良く分からないがとりあえず祈りを捧げる。

『今日も遊ばせていただき、ありがとうございました』

余り古そうには見えないが、この場所に来る人はそう多くないはずだ。
ここは一般的な登山道ではないのだから。
今度来るときは、酒でもお供えしよう。
そう思って尾根を引き返すと




マイタケ
祠から20m程の場所でマイタケが!
しかも道のど真ん中。
更に黒くて状態のいいもの!
これは山の神様からの贈り物に違いない!
祠に振り返ると1礼し、きのこ神楽を奉納する。
丁寧に収穫した後、祠に向かってひざを折り、舞茸を天に掲げる。
来年は絶対お酒を奉納させていただきます。


帰ってきてセンボンを油で炒め軽く塩のみで頂いたら
めちゃくちゃ旨かった。
1/3程喰ってしまった。

舞茸だけど、こいつはとんでもない匂いを醸し出した。
汚れを拭いているだけで部屋中マイタケ臭になってしまった。

さて明日はどうしよう。
ちょっと満足してしまったのでどうしようか思案中。


20210918きのこ

2021-09-18 21:34:43 | 日記
3連休が始まった。
今年のキノコは出が早い。
秩父の里山も早めに出ているのではないか?
週の中ごろからどこに行こうか考察していた。
ところが台風の進路がヤバそうだった。

こっちくんな!

神様にお願いしたら、北ではなく南に逸れていった。
おかげで2019のような壊滅的状況にはならなかった。
予報では土曜日は昼間はほぼ雨だったが、曇り空で終わった。
山の中は少し蒸し暑かった。

3連休の初日は里山の探索に決めた。
山の状況を見ておきたかった。
7時に起きて飯を食う。
さっさと出発。
8時に第一ポイント到着。
さてどうなっているのだろう。
願わくばコルチナが出ていて欲しい。
ここ数年余り収穫出来ていないのだ。

斜面に取りつく。
余り発生していないようだ。
昨晩の雨で少し斜面が緩い。
しっかり踏ん張って登る。
先週の山歩きで少し体調が戻ったようだ。
酷い息切れはしなかった。

謎のフウセンタケ(食)が出る場所は沈黙していた。
やっぱりまだ早いか?
よ~~く目を凝らすと


ウラベニホテイシメジ(イッポン)

出始めだろうか?
小さいのが1つだけ出ていた。
こいつが出ているってことは、条件はそろっていると見ていいだろう。
散策してみるが、ニタリだらけだった。

少し上がって岩陰に


オニイグチ? モドキ?
状態はよかったが、そのまま放置。

謎のフウセンタケ(食)が沢山出る場所には


チチタケ
なんだか早いのか遅いのかわけわからん?
とりあえず収穫しておく。
謎のフウセンタケ(食)は終わってしまったのか?
右往左往しながら散策していると


なにかゴミが落ちてる。 こんなところにゴミ捨てるなよ!
気分台無しだぜ・・・なんて思っていましたが、



キヌガサタケ
大変申し訳ございませんでした。
女王様だとはつゆ知らず、ゴミなどと大変なご無礼をしてしまいました。

ここで見たのは初めてだ。
なるほど、梅雨明け頃来れば見られそうだな。
ちょっとサカリを過ぎていて残念。


結構出ていた。
なかなか見ごろなのに出会うのは大変だ。

その後帰り際にようやく見つけた。


謎のフウセンタケ(食)

おー、これからだったのか。
とりあえず発生が確認出来てよかった。
多分これから本格的に出るのだろう。
大量に出る場所も今頃土の中でモソモソしてるんだろうな!
よかったよかった。
愛でつつ車に戻る。

第二ポイント
こちらは昔ウスヒラタケや謎のフウセンタケ2(食)と謎のフウセンタケ3(食)が見られた場所。
ウスヒラはもう見る影もなく・・・


ウスヒラタケ
そして

ウスタケ
ウス、ウスだけに挨拶だけして放置。

こちらのコルチナは


フウセンタケsp

喰えるかな?
傘を齧ってみたが無味無臭。
根元の部分が少し芝臭い。

左が齧った個体。
うむ、やめておこう。
多分食えそうだが調理後万一匂いがヤバかったりすると全て台無しになってしまう。
ここではこれ以上見当たらなかった。

第3ポイント
モミの木が多い場所。
ここはアカモミ、サクラ、イッポンが出る。


サクラシメジ
結構大量に出ていた。
皆出始めで綺麗な個体だった。
今週の雨で出始めたのだろう。
サクラシメジは順調だった。


ウラベニホテイシメジ(イッポン)
しっかりしたものが数本取れた。
しっかり身が詰まっており、虫がほとんどついていない状態だった。
里山でこれは非常に珍しい。
山の神様に感謝して収穫する。

他に


アカヤマドリ
夏キノコだが、初夏の発生がないと今頃出てきたりする。
ここで見たのは初めてだ。
虫食いもなく柄もしっかりしており食べごろだったが、置いてきた。

第4ポイント
ここもモミの木が多い場所。
人がたくさん入る場所でもある。
アカモミ狙い以外では入らないのだが見てみた。
イッポンが一本あっただけだった。

第5ポイント
ここはいろんなキノコが出る場所。
特にサクラが出る場所が多い。
本命はクリフウセンタケだが、そろそろ出てもいい頃。

サクラのポイントを覗くと

サクラシメジ(団体様巡礼中)
パンパンと山の神様に感謝していただく。

クリフウセンは出ていなかった。
これは多分終わったか取られた後だな。

他にはでかくなったチチタケが3本見られただけ。
不食ではミネシメジとルスラ系と色々な色のホウキタケが見られた。

収穫のほとんどがサクラシメジだった。

明日はセンボン畑に行ってみようと思う。
運が良ければコウタケ、バカマツタケに出会えるだろう。







20210912きのこ

2021-09-12 21:42:06 | 日記
日曜日
本当は釣りに行く予定だったが
増水らしいのできのこに変更。
通勤路には曼殊沙華の蕾がわらわら出始めている。
例年より1週間早い。
それだけではない。
なんと金木犀の香りが漂い始めたではないか!
なんてことだ、2週間以上早いぞ!!
秋きのこが発生を始めているんじゃないか?
てなわけできのこに変更したわけだ。

噂では今年は当たり年らしい。
朝3時起きして飯食って出発。
今日はしこたま歩くことになる。
6時に現地着。
前回来たのは3年前だ。
クリフウセンがしこたま取れた。
今年はどうかな?
さっさと装備を整えて出発。
1時間ほどてくてく歩く。
体力がめちゃくちゃ落ちているので
10m毎に立ち止まって息を整える。
ヒイヒイ言いながら歩くと白いものが見えた。


ハナビラタケだ。
久しぶりに見た。 歯ごたえの良いキノコで野菜炒めに入れるとコリコリする。
とりあえず今日は見送った。
収穫が少なかったら帰りに頂こうと思う。

歩いて立ち止まりを繰り返して尾根の上に上る。
かなり疲れて立ち眩みがする。
小休止して散策開始。
なんだかチチタケのでかいのが結構見られた。
余り沢山のキノコが出ていないように感じた。
落ち葉を分解するタイプのきのこが沢山見られた。
んな感じでゆっくり見渡しながら尾根を進むと
何やらでかいきのこが目に入った。


まつたけ
こんなとこに出てた。
ここで見たことはない。
やはり当たり年なのかもしれない。
山の神様に御礼申し上げて収穫した。
流石開きだ。 すごい匂いだ。
暫く堪能して移動する。
そろそろ秘密の代なのだが・・・
うん、出てた。




蕾はちょうどいい感じだ、多分虫は入ってないだろう。
でかい方は結構虫が入っていそうだ。
3本中1本は柄が解け始めていたのでパス。
真ん中の1本は柄が柔らかかったので切ってみたら虫食いが酷かったのでパス。
最後の1本は何とかなりそうだったので収穫した。
これで松4本の収穫。
もう帰ってもいいかな、なんて思いながらホウキタケの代に向かう。


ホウキタケ
これだけしか出ていなかった。
ここは毎回群れて出ていたはずなのだが・・・
柄がスカスカだったのでそのまま置いてきた。
そのすぐ上に


サクラシメジ

更にその下方に

オオツガタケ

共に1本づつ出ていた。
ここでサクラを見たのは初めてだった。
なんとなく釈然としないまま辺りを見渡す。


ツバフウセンタケ
これがあちこちに出ていた。
ここはこいつが沢山出るのだ。
喰えるのだが、汁物には向かない。
油で炒めて熱いうちに食べるとそれなりに喰える。
冷えると臭みが出てくる。
きのこ始めたころは好んで取っていったものだ。
今は完全に跨ぐ。
そういえばこれらと一緒に見られるアイシメジが今日は全く
見当たらない。
ネズミシメジはそれなりに見られた。
やはり季節がおかしいことになっているのだろう。

取り急ぎ小1時間かけて次の代に向かう。


あった。


柄が地中深く入っていて抜き取るのに苦労した。
これも状態が良い。 虫は入っていなさそうだ。
ホクホクしながら尾根を下る。
しかし体力が持たない。
下りで膝がプルプルし始めた。
ゆっくり下り、クリフウセンが出る手前で大休止した。

おにぎりを食べて一息入れる。
時間は11時だった。
しっかり休んで別の尾根に取りつく。
でかいチチタケがポツポツ見られる。
尾根の松の下に真っ黒いキノコが出ていた。


クロカワ
虫が入っていて収穫出来なかった残念。

なんか白い塊が木の幹に張り付いている。


ヤマブシタケ
旨いんだなこれ。
丁寧に収穫した。 虫が入っていなくて上物だった。

尾根の上から下を覗きこむと茶色い群れが見えた。



クリフウセンタケ
旨そうだ。 開ききっているがなぜか虫が湧いておらず上物だった。
そしてそのすぐ上にクリタケが出ていた。
ここのクリタケは発生が早いのだ。
ここでかなりのきのこが収穫出来た。
バックパックが重い。
プルプルする膝を庇いながら下山する。


ツノハシバミ
ヘーゼルナッツの仲間だな。

帰ってきてマツタケ処理したらやはり虫食い2本、上物3本だった。
蕾1本は焼きにして、あとは全部使って炊き込みご飯にする。
山の神様、ありがとうございます。
そして、来週も宜しくお願い致します。
台風はよこさないでください!!