やまあそび

きのこと釣りと山菜の記録と思ったことをずるずる綴る

20240928きのこ

2024-09-29 14:17:23 | 日記
さて今週もいつもの山に行ってきた。
4時半起床5時出発。
1時間半かけて現地到着。
途中コンビニで食料確保。
7時に車から出発。
先週はヒイヒイいいながら登った胸突き八丁も
幾分順調に登れるようになった。
尾根まで1時間半かかっていたのが、1時間で登れた。
途中、山の神の使いに出会った。


シシ神(嘘カモシカ)

杣道の真ん中でのんびりしていた。
声をかけたが慌てる様子もなく、何かを啄ばんだ後、けだるそうに奥に消えていった。
人慣れしてるな。
そういえば、今日はいつも聞こえる謎の獣の声が聞こえなかった。
とりあえず先を急ぐ。

尾根に上がるとすぐにポイントを確認する。






シャカシメジ(センボン)
新たなマメの発生と、先週残したマメが成菌になっていた。
よしよし、このまま残しておこう。

尾根の反対側を覗いてみる。


ハナビラニカワタケ



フウセンタケsp

ハナビラニカワタケは雨も少ないのにいい感じに湿っていた。
なんだかわからないフウセンタケは、とりあえずこれ1本だけだったので
放置した。

んで、前回収穫した謎のフウセンタケ2のシロを見ると


謎のフウセンタケ2
こちらは前回取り残しが複数見つかった。
山の神様に感謝して収穫する。
全て虫食いのない、とてもきれいな状態だった。

そこから前回ハエトリシメジが出ていた斜面を散策する。
雨が少なかったようで、新たな発生は乏しい。


ウスムラサキホウキタケ

俺は喰わない。
単に旨いと思わない、それだけの理由。

そのまま先に進む。
いつものバカマツタケポイント。




バカマツタケ

先週より多く、新たに発生していた。
マメを残して収穫する。
ここのバカマツタケは、急な斜面に発生するが、発生場所がいくつかに分かれていて
おおよそ3か所にシロが分けられる。
東斜面、杣道脇、西斜面て感じだ。
一番多く発生するのは東斜面で、そこから30M離れた杣道沿いにポツポツ出ていて
西斜面はほぼ2~4本程度の発生になる。
トータルで15本程収穫出来た。
今年はこれで終了かな。

そこから山神様の祠は近い。
50m程度か?
いつものようにお供え物をしてお祈りをすます。


山神様の祠

ここで休憩して先を急ぐ。


チチタケ
若いチチタケがまだ発生していた。

センボン畑に到着した。





発生していたのは4株だけだった。
余り状態が良くないのでそのまま放置した。
この4年必ず20株以上発生していたので地力が弱まっているのか?
シロの周りにケロウジのようなキノコが大発生していたので、代が奪われているのかもしれない。
数年様子見しよう。

第2畑に向かう。
途中ポツポツキノコを見かけるが、発生は余り芳しくないようだ。
水不足と気温によるものだと思われる。

第2畑の状況は、前回より改善されていた。






これ以外にも少量のマメが確認できた。
ここ最近急激に気温が下がっているので、マメは育たないと思われる。
山の神様に感謝して、ここでいくつか収穫した。

その後周辺を散策。
やはりコウタケは出ていないようだ。
特に何も見当たらないので下山する。

途中

アカヤマドリ

先週コガネヤマドリだと思っていたものはアカヤマドリだった。
しかも状態が良い。
ほぼ虫食いもない、奇跡の一品。
まあ放置ですけど。

その後西斜面をトラバース気味に物色する。


サクラシメジ


バカマツタケ



クロカワ?
クロカワなんて現物見たの数回だし、喰ったことないし、柄がスカスカだしで
放置した。
つか、秩父でこれ見たの2回だけだわ。

んで山を下り車に戻ったのが12時。
天然水を汲み、来た道を戻る。
いつも何か必ず出ているシロを覗くのだ。
40分かけて到着したが、何もなし。
本当に何もなし。
びっくりするほど何もなし。
こっちの代は本当にカラカラだった。
うなだれつつ、4年前に大発生したマイタケポイントを覗きに行く。
時期的にはそろそろ出ている頃なのだ。

現場について驚いた。


これカシノナガキクイムシによる食害だ。
なんか菌を媒介するらしく、楢枯れを起こすらしい。
いよいよ秩父にも入ってきたか。
ちなみにここの水楢は、7割がたやられているようだ。
特に幹が太いものがよくやられているようだった。
マイタケ菌はやられちゃってる可能性がある。
それどころか菌根菌もダメージでかくなるんじゃないか?
んで赤い毒キノコが大発生すると・・・
俺は秩父でカエンタケは見たことがない。

今回はここのシロで見ただけだが、標高300位の場所だ。
山頂付近はどんな状態なのだろうか?
センボン畑の方では異常なかったが、今後どうなるのか。

ちょっと鬱になってしまうのだった。





20240921きのこ

2024-09-22 10:12:13 | 日記
今週は暑かった。
気温は35度越え夏真っ盛りだ。
週の前半は夕立があったが、後半に降雨はなかった。
山は乾燥しているかもしれない。
気温が高すぎて虫食いや腐りが多いかもしれない。
それでも山の様子が気になるのが山遊びの本性だ。
土曜日に早速行ってきた。
目的はセンボン畑の確認だ。
4時半に起きて朝飯を取ると、5時に駐車場を発進した。
途中で燃料と昼飯、お供え物を購入し、6時40分に現地に着いた。
天候は雲が多いが所々青空が見え隠れしている。
いそいそと装備を装着して山に入る。

胸突き八丁を登り切るのに1時間近くかかった。
途中で見られるオオイチョウタケは出ていなかった。
休憩場までにいくつかのキノコが見られた。
北斜面なので余り多くの種類は見られないがとりあえず現状の指標にはなる。
見られたのはハリガネオチバタケ、オオゴムタケ、チチタケ数本、他ルスラSP等。
ちょっと蒸していて汗が気持ち悪い。
休憩場でシャツを脱いで休む。
相変わらず謎の動物の鳴き声が聞こえる。
獣っぽいが多分尾根が違うので気にしない。
30分ほど休んで再出発。
山道の状況は昨年と変わりはなかった。
尾根に登りきる手前のとある場所に必ず獣の糞がある。
今年もあった。 しかもてんこ盛りだ。
大きさと排泄物の内容から多分熊だと思う。
今年は餌が豊富なのかもしれない。
などと観察しつつ尾根まで這い上がる。
ルスラのバクサレが真っ黒になって転がっている光景が多く見られた。
チチタケは成菌が多く、幼菌や老菌は少なかった。
センボンの前畑を覗いてみるが、何もなし。
少し奥の馬酔木の下に2つ程発生していた。



シャカシメジ(センボン)

これ以外マメや老菌、バクサレは見られなかった。
昨年大発生したから地力が尽きたのだろう。
今年不作の可能性はある程度予想していたのでショックは小さい。
なんにしても他のきのこが多くはないがそれなりに見られたことが嬉しかった。
このセンボンはそのまま残すことにした。

次のポイントに向けて歩き出す。
途中謎のフウセンタケ2が発生するシロを覗く。



謎のフウセンタケ2

雨も少ないのによく発生した。
山の神様に感謝し収穫する。
このきのこは群れることがあるので周辺をよく探すと
結構な量が採れた。
300g位か? ほんの少しクサヤのような匂いがあるが旨い出汁が出る。
今晩はうどんにしよう!

謎のフウセンタケのシロからバカマツタケのシロに向かう。

途中雑キノコが出る斜面を散策してみる。


コテングタケモドキ?


ボタンイボタケ? 癌を抑制する成分が見つかったそうな。


ハエトリシメジ


カバイロツルタケ


ウスムラサキホウキタケ


ナラタケモドキ

出ている数は多くないが、それなりの種類が見れて楽しい。
楽しいけれど体力が落ちているので移動がつらいのだ。
ヒイヒイ言いながらバカマツタケのシロを覗く。


バカマツタケ

こちらも出ていた。
数は多くないが老菌がなかったので出始めのようだ。
シロの斜面下になんかでかいキノコが群れている。
大変だけど見に行ってみよう。



フウセンタケSP

見たことのない大型のフウセンタケだ。
匂いは芝臭く喰えそうもない。
記録だけ残して放置。
早速バカマツタケを収穫する。
9本収穫出来た。

このまま山の神様の祠まで至る。


山神様の祠

祠を掃除してお供え物を奉納し、祈りを捧げる。
ここで大休止して体を休める。
天候は曇り、しかし雲の切れ間から青空が幾分見える。
相変わらず謎の獣の鳴き声が聞こえ、スズメバチが纏わりついてくるが気にしない。
弱く涼しい風が心地よい。
寝てしまいそうだった。

おにぎりとパンを喰って一服した。
10時半に活動再開。
センボン畑を見てみる。



ここもやはり出ていなかった。
見られたのは1株のみ。
その他マメが1株だけだった。
記録だけとって放置。

第2畑を覗いてみる。
こちらは多少数が出ていた。




シャカシメジ(センボン)

7株確認出来た。
神様に感謝して4株頂いた。

すぐ近くにコウタケが出るシロがあるので散策する。
コウタケは出ていなかった。
代わりにフウセンタケが見つかった。


謎のフウセンタケ2?

これは謎のフウセンタケ2と同種と思われる。
その他

フウセンタケSP

これなんだけど写真じゃ分からないが傘周辺が少し紫入っていた。
謎のフウセンタケ2かと思ったのだがなんか微妙に違和感がある。
なので別物として考えた。

少し齧ってみたが、苦み臭みがない。
匂いに芝臭さもない。
喰えそうなので山の神様に感謝して持ち帰る。

一通り見終わりちょうど11時半。
帰路に付く。
のんびり尾根の左右を覗きながら進む。


チチタケ
今日一番見たきのこだ。
但し前にも書いたが幼菌と老菌が少ない。
特に老菌は皆無だった。


シシタケ(広義)

齧ってみたが苦みはない。
匂いはコウタケに近い。
これは普通に喰える。
だが残してきた。


コガネヤマドリ(アカヤマドリ)


なんだチミは!!!


ハナガサイグチ


バカマツタケ


サクラシメジ
このポイントだけで見られた。


キアシヤマドリタケ
ここでは初見。
俺の場合秩父の里山では見たことがない。
齧ってみたが苦みがないんだな。
あと風味が無い。



ムラサキアブラシメジモドキ
これんまいやつ。
最近数が取れないので嬉しい。

下山途中、なんかでかいエンジンがうなりを上げる音が一瞬聞こえた。
多分山鳥の威嚇音なのだろう。
重低音でボボボボボッ って感じ。

そんなわけで車に戻ったのが13時半。
実家に帰ってきのこ掃除して分かったが、虫食いがほとんどなかった。
喰い頃センボンとバカマツタケ以外全部汁にしてうどんで頂いた。
久しぶりのフウセンタケメインの汁はとても旨かった。



20240915まつたけやばいよまつたけ

2024-09-16 16:55:20 | 日記
昨日本当に久しぶりにやまあそびして、8時間山中を彷徨ったが
体へのダメージは相当ひどかったようだ。
朝6時出発し、コンビニで食料等買い出ししたが
体の主要関節がピキピキして少し痛く、けだるかった。
現地に7時半着装備を整え出発!
と、意気込んでみたもののすぐにへばる。
山の登り口まで1時間近く掛かってしまった。
そこからもう大変。
3歩進んで少し休むを繰り返す。
尾根までの道が、険しく果てしない・・
他の登山客がひょいひょい追い抜いていく。
実は昨日の疲れがほとんど取れていないのだ。
ゆっくり登っていると、ハナイグチが見つかった。
9月中旬にハナイグチはここでは早い部類になる。
なんか8月後半の台風の影響な気がする。
首を傾げつつ「あ~疲れた~本当に疲れた~」を昨日から続けて
300辺位呟きながら登る。

車から約2時間程歩いてチェックポイントについた。
バックを下ろして腰を下ろす。
「ここ出るから探してみ」
と連れに言うと
「これ?」
即答された。

はいはいと重い腰を上げて確認すると


まつたけ

あらびっくり本物だった。
てことはまだあるはず。
緊急散策を命じたら



まつたけ
良い感じに出ていてびっくりした。

山の神様に感謝しつつ収穫。


4本

こいつは幸先いいぞなんて思っていた時期が一瞬だけありました。
体力が続きませんでした。
暫くゆっくり休んでいたら、足元近くにショウゲンジが・・・
計2本出ていたので収穫した。

尾根手前のクリフウセンタケは出ていなかった。
チチタケとハナイグチをつまみながら尾根を目指す。

ポイントの少し手前でなんか出ていた。


まつたけ6本

これまたびっくり。
よさげなマツタケを6本追加した。
これで計10本だ。
こいつは期待できるぞ。

などと胸躍らせると、裏切られるのは運命なのでしょうか・・
本命ポイントにつくと


まつたけ(腐り含む4本)


まつたけ(1本)


まつたけ(腐り含む3本)



まつたけ(腐り含む7本)


まつたけ(腐り含む4本)

まつたけ(腐り含む12本)
ここだけで31本発生していた。

更にもう1つのポイントで


まつたけ

全43本が確認された。
実はまだシロが1つ残っているのだが、体力が続かないのでパスした。
実際収穫したのは15本だけになった。

今年のマツタケは豊作っぽ!!

それからホウキタケポイントを覗くが発生していなかった。
サクラシメジがそれなりに収穫出来た。
また、アイシメジも同様に収穫出来た。



アイシメジ

余りに疲れたので横になって大休止。
そこから2時間かけて下山した。
余りに疲れて帰りの車内で寝てしまったのだった。


20240914きのこ

2024-09-16 16:14:28 | 日記
2024年が始まった。
9月になってようやく始まった。
引越し手続きがまだ終わってないけどとりあえず始まった。
朝3時50分起き、引越しで梱包された荷物から、山装備を引っ張り出し車に詰め込む。
秩父までの距離が、今までより約40分増えたので朝が大変だ。
4時30分出発。 6時に実家に寄る。
目的地は標高1400mのイッポン狙い。
毎年最初に行く場所だ。
現地に7時過ぎ着。
装備を装着して出発。
すぐに尾根への登りに入る。
ところが、昨年11月以降全く体を動かしていなかったため、すぐに息が上がる。
3歩進んで1分休むを繰り返した。
ヒイヒイ言いながら尾根筋に上がる。
するとそこには 毎年おなじみのイッポンが顔を出していた。




ウラベニホテイシメジ(イッポン)
ここのキノコはこの時期必ず裏切らない。
古いものは見当たらなかったので、初物らしかった。
神様に感謝して収穫する。
柄がしっかりしており、カチカチで虫が入っていない上物だ。

そして、近隣に出るセンボンを捜索する。
こちらはまだ発生していないようだった残念。

豊富ではないが、他のきのこは普通に発生していた。


ツエタケ


フウセンタケの仲間


なんだチミは!

尾根を移動する。
2つ目の尾根もこんな感じだった。





ウラベニホテイシメジ(イッポン)

イッポンだらけになってしまった。
撮影しなかったがクサウラベニタケも大量に発生していた。
誤食せぬよう用心用心!


さて、2019年に大発生したマイタケの様子を見に行く。
2014年に大量発生の痕跡を確認してから5年目に大発生が確認された。
今年は更に5年目に当たるのだ。
1時間半ひいひい言いながら山を登り、目的の水楢を目指したが
ここ数年の確認をさぼっていたためなんだか場所が分からなくなってしまった。
なんだかんだでようやく見つけたが、出ていなかった。
なんてこったい、やはり毎年通わねばならない運命だのだろうか?
まあそうなのだろう。
とりあえず確認出来たのでよしとした。
途中ヌメリツバタケモドキとウスヒラタケを摘まみつつ下山する。


山葡萄


サルナシ

正直きのこより体力の衰えが痛感した。
移動時間が倍近く掛かっている。
とにかく動こうと思った。


2023年10月以降の思い出

2024-09-04 20:57:50 | 日記
色々あって転職した。
記録更新できなかった分をupしておく。
総じて豊作だった2023年だった。

ちなみに今年は今日現在まで山遊びなし。
時間が出来そうなので以後は動く予定。

2023年10月8日










2023年10月15日








2023年10月21日


























2023年10月29日


























2023年11月3日







各コメントは気が向いたら入れる