やまあそび

きのこと釣りと山菜の記録と思ったことをずるずる綴る

謎のフウセンタケ2と3及びオオイチョウタケの試食結果

2024-10-06 19:57:41 | 考察
今しがた表題の通り試食をしてみた。

まず、謎のフウセンタケ2の写真


このきのこの特徴は
①傘の半分から上に、写真の赤丸内にあるような
 ブツブツの模様があること。
②匂いについて、芝臭さが少なく、チチタケの乳液が乾いた時のような、煮干しのような匂いが
 若干含まれていること。
③切断面を見たとき、傘と柄の色が、若干黄色掛かっていること。
④幼菌時、傘の周辺部は紫がかっているが、成菌になるにつれ茶色になり
 最終的に傘全体が茶色になる。

続いて謎のフウセンタケ3の写真

ブツブツの模様がない。

匂いに芝臭さがなく、クリフウセンのような匂いが微量にする。
傘の切断面が紫を帯びる。

2と3の写真比較


左が謎のフウセンタケ2
右が謎のフウセンタケ3
傘の切断面に違いがあることが分かる。
また、柄の下方が2は紫に見え、3は白いままだ。

調理したもの

①謎のフウセンタケ3
②謎のフウセンタケ2
③オオイチョウタケ

フライパンにオリーブオイルを引き
まず①謎のフウセンタケ3を炒めた。
次にフライパンを洗わず、③オオイチョウタケを炒めた。
最後にフライパンを変えて、オリーブオイルを引き
②謎のフウセンタケ2を炒めた。
全て味付けは塩のみ。
若干焦げ目がつく程度炒めた。


味比べ
①謎のフウセンタケ3から試食した。
 芝臭さは全くない。
 塩のみだが旨味が十分ある。
 味としては謎のフウセンタケ1に近いように感じた。

②謎のフウセンタケ2
 芝臭さは全くない。
 匂いに煮干し臭さがあるように、本当に若干、独特な風味があるが
 チチタケが好きな人には喜ばれる風味と言える。
 旨味は十分ある。

両者共、食感に違いは見られなかった。
歯ごたえは、まあフウセンタケらしい、シャキシャキとまでは言わないが
きのこらしい歯ごたえ(マッシュルームのような感じ)

其々旨味は十分だった。
今後も狙っていきたい。

ちなみにこの手のフウセンタケは、冷凍すると少々えぐみが発生するので
出来るだけ生のままで調理することを進める。
味が全然違うのだ。
てか、自己責任で食べてください。

余談であるが、傘にブツブツの模様がある、黄色の強い黄土色のフウセンタケは
とんでもない程芝臭い。
匂いの確認は、とても大事なのだ。







え?
オオイチョウタケ?
油で炒めたのがいけなかったのかね?
もういいや。




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