やまあそび

きのこと釣りと山菜の記録と思ったことをずるずる綴る

20211031きのこ ~終了~

2021-10-31 19:45:20 | 日記
先週出ていたアカモミタケは、水不足による発生減少のように感じたため
最後にもう一度見に行ってみた。

入る場所は決まっているため、ゆっくり出発した。
10時30分に出たのだが、秩父に入る直前から雨がパラつき始めた。
このタイミングで雨ですよ。
もう1~2日前に早く降ってくれればいいのに・・

現地に着いたら止んでました。
アスファルトはシットリしてます。
気温13度
さみ~、厚着してきて正解だ。

準備していざ突入。
最初のポイントでは微妙に出ていた。






アカモミタケ
襞が黒くなってる奴は採取しない。
ここではこれだけだった。
前回見つけたコムラサキシメジが勢い付いていた。






コムラサキシメジ
意外と旨いんだなこれ。
歯切れがいいのだ。
でもこれ以上なさそうだったので写真撮るだけにした。

前回それなりに採れた場所に移動。
すると




新たな発生が見られた。
これは火曜日の雨で出たのだろう。
山の神様に手を合わせて頂いた。
更に




カラカサタケ
明日から11月なんだが、これが3つ出ていた。
出るタイミングが無かったんだろうな。
ポツポツ出ているアカモミを摘まみつつ代を徘徊する。




思ったより結構収穫出来た。
雨のタイミングが悪かったんだろうな。

結構見えてるようで見えていないことがある。
通り過ぎた場所をふと振り返ると、先ほど跨いだ場所に2本出ていた。
有難く頂戴するのだが、抜き取った後にその周辺の落ち葉がカサカサ動くことがある。
これは・・・・見てはいけないものだ!!







     ↓↓↓グロ注意↓↓↓
























     ↑↑↑グロ注意↑↑↑













写真だと解りづらいかな。
これがなん百匹って固まってうねっているのだ。
なんの虫かわからない。
こいつは過去3回、8月、10月に見たことがある。
始めて見たときは余りの恐怖に

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ーーーーーーーーー」

と叫びながら腕を振り回したりしたもんだ。

俺は芋虫毛虫類がこの世で一番苦手なのだ。
今回は3度目だったので叫びはしなかったが、鳥肌が立っていた。
落ち着いてから、正体を暴いてやろうと思い写真と動画を撮影しておいた。

山に入るってことは未知との遭遇が付き物なのである。
気を取り直して注意しながらポツポツアカモミを収穫していたら





ヒラタケ
久しぶりに見つけた。
綺麗な個体だったが、これだけだった。
こいつは収穫させていただいた。
アカモミご飯に混ぜるのだ。

ここで20本程度収穫出来た。
この後久しぶりのアカモミポイントに行ってみる。
多分3年ぶりだと思う。
尾根筋なので雨がないと全くでないのだが、ここ知って入ってくる人は多分0だ。
もしかしたらと思い行ってみたらここで更に20本程度収穫出来た。
よかったよかった。

ここで1つアカモミタケの奇形?について





こいつを見てどう思う?

複数が癒着したような形で、一番変なのが襞がないところ。
これ別種じゃないよな。
何だろう? 先週も1つ見つけている。
何か情報ないだろうか?
少し調べてみよう。



これで2021年のきのこは終了だ。
最盛期は9月上旬だった感じ。
何となくだけど、季節が前に移動してきている感じがする。
春が早くなり、夏が早くなり、秋が早くなり・・・
ここ数年5月に気温が30度行くことあるからなぁ
昔では考えられなかった。



あとは管理釣り場に1回行くかな?
寒いのいやなのでいかないだろうな・・・










20211023きのこ

2021-10-23 22:53:13 | 日記
もう10月も下旬である。
2021年も終盤である。
はやいのうはやいのう・・・
例年ならハタケシメジにクリタケ、そしてアカモミタケの時期だ。
10月に入ってから雨が少なくなった。
きのこの発生量が少なかった。
少ないことを見越して行動していたので
体力が低下したままだ。
もう少し体を動かさねば・・・

といいつつも、今週も金曜に少量の雨が降ったのみ・・
会社のアカハツもすっかり萎びてしまっていた。
こいつは出てないだろう。
そうなるとモチベーションも低いってもんで
今日は昼に出発。

カラカラな山の麓をのんびり散策。
狙うは当然アカモミとハタケ。
車から降りてモミ林に入るがカラカラ。
水分なけりゃあるとこに行けばいい。
なんて言ってもモミの木のある水辺って条件を満たす場所も
限られるわけで・・・


とりあえず谷っぽい場所を選んで探す。
ごくたまにベニタケ属が顔を出している。
全くないなら、次にしっかりした雨でも降れば、まだ11月上旬までは出てくれるかもしれない。
多少なりでも出た痕跡があるなら、もう今年は終了になるだろう。
そんなことを考えながら少しでも湿り気がある場所を選びじっくり見ていく。


アカモミタケ
出てた。 こいつは先週の雨で出てきたと思われる。
水気がないと白っぽく乾燥肌になるが、こいつは襞がオレンジでシットリしていた。
裏面モイスチャーなやつだ。
こりゃそれなりに出ているはず。
じっくりと時間をかけてきのこ目を凝らして探す。






あったよ、出てた。
数が少ないが、ハシリじゃなくて旬の出方だ。
つまりこれで止まる可能性が高いはず(場所によるが)
山の神様に感謝して、炊き込みご飯の主役を収穫する。


ハタケシメジ
もうバクサレ寸前の株がすぐ近くに出ていた。
木の根元のくぼみから発生していた。
水気があるのだろう。
これも併せて収穫する。

少し離れた場所で


コムラサキシメジ幼菌


同様老菌

ここではこれ以外に見つけられなかった。


場所を移動。
いつも大量に取れる場所。
ここでそれなりに収穫出来た。
ざっと15本程度か。
はやり水不足で本出なのだろう。
老菌が少なく、成菌が多く、幼菌が疎らって感じだった。
これは、今年ここではもう出ない可能性が高いな。

そして今年も出てました。




キハツダケ
ネットなどで見ると、結構高山に出ているようなイメージがあったけど
こんな標高200mないとこでも出るんだね。
旨いかといわれると、少し間が開いてうーんといいそうなキノコなんだよね。
不味くはないんだけど、旨味があるか考えると、ちょっとわっかんない。

てなわけで、こりゃ今年終了かな。



20211016きのこ ~おおはずれ~

2021-10-16 20:48:16 | 日記
今週は水曜日だったかな? 雨が降った。
それだけだった。

会社の芝生から謎のイグチが6つ発生していた。
見た目はサザナミイグチっぽいが、なんだかわからない。
おまけにアカマツの下にアカハツも出てきていた。
こいつは山でも何か出てるだろうなと思い、予定通りに
ブナ帯まで行ってきた。

朝7時に歩き始める。
なにやら余り状態は良くないようだ。
乾燥している。
毎年恒例のハタケシメジの場所を覗くが、発生0だった。
はじめてのことである。
勢力を猛烈に拡大しているツチスギタケモドキすら疎らにしか見られない。
こいつはやっちまったか!?
暫くしてチャナメ第一ポイントに到着。
多少湿り気は残っている。
昨年ヌメリスギタケが出ていた倒木を覗く。


ヌメリスギタケ
出てる。 でも遅かった。
こいつは1週間前の雨で出たのだろう。
虫食いなので放置。

周辺を散策したところ、チャナメは出ていた。
しかも手のひらサイズの大きさで流れていた。
来るのが遅かったのだ。
これも先週の雨で出たのだとしたらタイミング悪すぎだ。
先週の雨は金曜日に降ったのだから・・・

尾根まで上がるがなにもない。
シモフリもクリフウセンspも全く見当たらない。
ブナの木の下で少しだけ見つけることが出来た。


チャナメツムタケ
結果から言えば、この日取れたチャナメはこれだけだった。

別尾根に向かう途中で


クリタケ


ヌメリスギタケ
この出方はあまりよくない。
水不足の時によくみられる出方だ。

こいつはだめかもわからんね。

次の尾根への入り口に生えていた何かの植物。

葉っぱが全部喰われてる。
鹿だろう。
下草が少ないのは鹿が喰ってしまうからなのだろうか?
今日はほとんど終日鹿の鳴き声が聞こえていた。
見た頭数は5頭。
尻が白いんだよあいつら。
警戒すると「ピーッ、・・・・・ピーッ・・・・・」て鳴く。
煩かった。

そんなこんなでムキタケを見に行ってみたが


ムキタケ
こんだけ・・・・・
だめだこりゃ

クリタケが多数出ていた場所で


クリタケ
こんだけ・・・・・
だめだこりゃ
だめだ

もう諦め半分
ここまで家から5時間。
久々のおおはずれ!!

一服しつつ



キヌメリガサ
ポツポツ蕾が見られた。
取るほど出ていなかった・・・

どうせなら前回到達点より上に行ってみようとちんたらちんたら登る。
途中


クリタケ
やはり水不足か?

そのクリタケが出ていた立ち枯れに


サンゴハリタケモドキ

立ち枯れがツガっぽかったのでこれでいいと思う。
水不足だな・・・

この後適当に未踏破部を散策して新たなポイントになりえる可能性を秘めた場所を
確認した。
だが、ここまで来るのはかなり体力を使うので、もう来ないかもしれない。
釣りでもそうだが、「あの曲がり角まで・・」「あの淵まで・・・」といいつつ
その先が気になるがやめておくって感じに似ていて、「気になる場所」と脳内に記録
されるのだ。
ちなみに今日の未踏破部は人口廃棄物が一切ない場所だった。
気持ちの良い空間だったが、あえて言うなら鹿糞だらけなのが不満だ。

11時40分、下山に入る。
途中山道で見かけた怪しいきのこ。








これなんだ?
クロサカズキシメジかと思ったが違うみたいだ。
カヤタケの仲間に感じるがはてさて謎は深まる。
最後の奴なんて、ヤグラタケみたいになってたし。
針金のような菌糸をしていた。
匂いは軽快なキノコ臭。
味は見なかった。


そろそろ今年の活動も終了になりつつある。
例年ならアカモミで有終の美を飾るところだが
今年はどうだろうか?
アカモミとハタケシメジの炊き込みご飯が食べたいぞ。


20211009きのこ

2021-10-10 23:45:01 | 日記
今週も雨は降らなかった。
金曜の晩に申し訳程度降っただけだ。
きのこの成長に水は絶対不可欠だ。
よしんば発生しても、生育状態がまるで違い
別のきのこに見えるほど変わる場合もある。
大きさで言うと小指先端から手のひら全体くらいまで変わってきたりする個体もある。
なので、雨が降らないと基本的には菌活はしない。
但し、ある程度の条件次第で様子見に行ったりはする。
それが気温と山の湿り具合になってくる。
気温については天気予報を参考に、水分の状態はライブカメラを日々確認する
ことで情報収集している。
週に1度でも山がしっとり湿り気を帯びたなら、後は気温を勘定して様子見に
行ったりする。
代まで歩いて1時間以上かかるような場所は行くタイミングが慎重になり
結果時期を外すようなことが起こる。
神のみぞ知る・・てわけだ。

先週ムレオオフウセンタケが出ていたので、今週は本格的に出ているかもしれないと
向かってみた。
有難いことに代を2か所見つけているので、先週と別の場所に入る。




ムレオオフウセンタケ
出てた。
まだ小さ目だが、水不足なのだろう。
半分腐っていた。
これは出始めて5日位立っているだろう。
柄の部分が茶色に変色していたり、傘がナメクジにやられているものが
多かった。
収穫した時もずっしり感が今一つだった。
乾燥して軽くなっているのだろう。
ここで9玉収穫出来た。

そんで、先週出ていた場所に行ってみた。




こっちでも取り残しが出ていた。
2つだけだったが、こちらの物は品質が良かった。

その後周辺を散策したが、目ぼしいものは発見できなかった。
あったのはルスラ系とキショウゲンジのバクサレばかりだった。
ちなみに秩父の里山にショウゲンジは出ない。
天然松林がないからだ。
故に初茸やアカ初、クロカワなどもない。
初茸とアカ初は場所によっては少量見ることもあるが基本的に狙うものではない。
アミタケも同様だな。

さて10月中旬になるが、来週は雨が多そうだ。
この雨でナラタケが動くか? もう終わっているのか?
来週はチャナメ狩になりそうだ。

雨が降っていても行きますぞ!!



20211002きのこ

2021-10-09 21:54:12 | 日記
先週の山ヒルに喰われた左肩が少し赤く腫れてきた。
特に痛みや痒みはない。 念のため抗ヒスタミンクリームを塗っている。
9月27日から9月30日まで雨なし。
10月1日夜に少しだけ雨がぱらついた。
焼け石に水ではあるが降らないよりはいい。
晩秋のきのこが出始めているかもしれない。
いつもの場所にそろそろ巨大フウセンタケが出ていてもおかしくない。
とりあえず見に行ってみた。




ウラベニホテイシメジ
そろそろ終了だろう。
今年も沢山いただきました。
ありがとうございます。パンパン!


多分マルミノフウセンタケ近縁種
図鑑などでは食毒不明だったりするけど
下手なキノコよりよっぽど旨い。
塩で炒めただけで旨味が分かる。
今年はこれで終了っぽい。
いくつか取りこぼしがあって、収穫できるのはこの2本だけ。
ありがとうございました。
来年こそ沢山発生しますように。パンパン!


チチタケ
これも今年最後になるかな。
1つだけだったので残しておいた。
来年も沢山出てきて楽しませておくれ。


コケイロヌメリガサ
これが出てきたらもう終盤突入。
ここに来るのもあと1回くらいになる。

場所移動






謎のフウセンタケ2
これはクリフウセンタケではない。
では何かといわれてもわからない。
とりあえず旨いきのこなのだ。
味も匂いもクリフウセンに似ている。
近縁種だと考えている。
これも今年これで終了だ。
初夏に出ているのかは確認していない。
もしかしたら出ているのかもしれない。



群れていないがムレオオフウセンタケ
2つだけ離れた場所にそれぞれ発生していた。
多分まだ出るだろう。

場所移動




クリタケ
晩秋の定番きのこ
ここでは早いと10月上旬に出始める。
今年は輪をかけて出が早い。


ナラタケ
狭義の名前は分からない。
秩父ではこの手のナラタケは余り多く発生しない。
ごくたまに切り株に大発生していることがある程度。
一度しか見たことない。
秩父ではキツブナラタケ? 小さ目で枯れ木や木の根元に多数束生する奴が主流になる。
里山に限った話だ。
奥山はどうか知らない。
クリタケ発生付近の雨後に1回でて終わる。
ナラタケらしく足が速く1週間以内に腐る。
サワモタシとか動画で見ると指をくわえて羨ましく思っている。
10月に入ったばかりなのに早クリタケですよ。
今年の菌根菌は終了間近ですね。