Twitterを見てましたら、何やら海の中なら炎、黒煙が上がっている映像に遭遇し、調べてみたのですが、どうも海底油田でもなく、火山の噴火でもなさそうで、おそらく何か石油が詰まったタンクが燃えているような、様子です。
場所はナイジェリアのBadagryと言う街の海岸のようです。
As reportedly seen at Okun Ajah this afternoon pic.twitter.com/JoakYd8tco
— Naija (@Naija_PR) May 25, 2021
そして、さらに調べましたら、このBadagryは16世紀以降、奴隷貿易がなくなるまで、西アフリカの大西洋奴隷貿易の主要な港町であったことが分かりました。Wikiの抜粋です:
「Velekete奴隷市場はBadagryにあった奴隷市場、ナイジェリア、ラゴス州、1502年に設立され、ヴェレケテ神にちなんで名付けられました。アフリカの仲買人がヨーロッパの奴隷商人に奴隷を売るビジネスポイントとして機能したため、バダグリでの大西洋奴隷貿易の間、市場は重要でした。西アフリカで最も人口の多い奴隷市場の1つ。」
表題の写真は奴隷ミュージアムにあるモニュメントです。
どのくらいの人数の奴隷が南北アメリカ大陸に運ばれたかは定かでないのですが、何か重い気持ちになる、アフリカの歴史の一コマでした。
本日は「スパームーン皆既月食」の写真を超望遠レンズで撮影しようと、楽しみにしてましたが、残念、厚雲に覆われ、月の片隅も見えませんでした。
明日は雨で、気温も下がりそうですので、風邪などひかぬようお気を付けください。
5/26, 2021 弥右衛門
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