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八甲田山を後にして一路十和田湖に向かう。途中、奥入瀬渓谷を右手に見ながら十和田湖を見張らせる丘の上に到着。少し曇り気味で暗くなってますが、まさに絶景です。
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さらに人気のない湖岸に降りて、ここで昼めし、家から持参した特製のスープを温め、しばし休息。良いひと時です。湖の南端に位置する休屋で十和田湖神社を参拝。高村光太郎氏作の「乙女の像」見て盛岡に向かう。
明けて13日、快晴の八幡平を散策、これがまた素晴らしい眺めの連続で感嘆、感激。あまり姿を見せてくれない岩手山の勇壮を眺めることができました。
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緊急事態宣言が解けたこともあり、八幡平の見返り峠の駐車場は満杯。皆さん峠から紅葉の八幡平の景色を眺め、堪能しておりました。
翌日、更に南下の途中で岩手県奥州市にあるNPO法人「太平洋戦史館」http://www.ww2museum.jp/の代表である岩淵宣輝氏を訪ね、旧交を温める。岩淵氏は太平洋戦争で父親を亡くし、昭和22年、ニューギニアで戦死した父親の遺骨をの入っている白木の箱を受け取るが中身はからであったことに、子供心にも怒りを感じ、以後青年になってから現地に単身で赴き、戦没者の慰霊と遺骨収集などをライフワークにされている。戦後75年が過ぎ、若い世代には戦争の現実感がなくなりつつある中、彼の語り部として戦争の悲惨さを語り継ぐ仕事は、それは貴重な存在であり、尊敬に値する。
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10/19, 2021 弥右衛門
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