「小川の辺」のセット、山形に再現 馬見ケ崎川上流、公開に合わせ
(2011年01月29日 11:03 山形新聞)
山形市の馬見ケ崎川上流の河原に設けられたロケセット。公開に合わせ再現される
藤沢周平さん(鶴岡市出身)の小説が原作の映画「小川の辺(ほとり)」で、ロケ地となった山形市下宝沢の馬見ケ崎川上流に、小屋や橋などのロケセットが再現されることになった。映画公開(県内は6月18日、全国は7月2日)に合わせた時期になる見込み。
この場所は、脱藩した佐久間森衛(片岡愛之助さん)と妻田鶴(菊地凛子さん)が潜む行徳(千葉県)の設定。田鶴の兄戌井朔之助(東山紀之さん)と真剣を交えるクライマックスシーンを撮影した。
山形市は、映画のロケ地としてPRすることで、観光客の増加につなげたい考え。ロケの際、河原に建てた小屋は、撮影後に解体されたものの、現在、同市が保管しており、これを組み立てて再現する。
この計画は、27日夜に開かれた試写会を観賞した市川昭男山形市長が明らかにした。
一方、試写会では、藤沢さんの孫で高校2年遠藤浩平君(17)=東京都在住=が映画の題字を手掛けたことも披露された。浩平君が書く文字は「藤沢さんの字によく似ている」(小滝祥平プロデューサー)といい、何度も試行錯誤を重ね、「小川の辺」の4文字を、毛筆でぬくもりを感じさせる雰囲気に仕上げた。ポスターやパンフレットなどで多くの人の目に触れるほか、スクリーンにも登場する。
山形をロケ地とする映画が、近年多くなっています。
映画を通して、山形のよさを多くの人に知ってもらえれば、嬉しく思います。
(2011年01月29日 11:03 山形新聞)
山形市の馬見ケ崎川上流の河原に設けられたロケセット。公開に合わせ再現される
藤沢周平さん(鶴岡市出身)の小説が原作の映画「小川の辺(ほとり)」で、ロケ地となった山形市下宝沢の馬見ケ崎川上流に、小屋や橋などのロケセットが再現されることになった。映画公開(県内は6月18日、全国は7月2日)に合わせた時期になる見込み。
この場所は、脱藩した佐久間森衛(片岡愛之助さん)と妻田鶴(菊地凛子さん)が潜む行徳(千葉県)の設定。田鶴の兄戌井朔之助(東山紀之さん)と真剣を交えるクライマックスシーンを撮影した。
山形市は、映画のロケ地としてPRすることで、観光客の増加につなげたい考え。ロケの際、河原に建てた小屋は、撮影後に解体されたものの、現在、同市が保管しており、これを組み立てて再現する。
この計画は、27日夜に開かれた試写会を観賞した市川昭男山形市長が明らかにした。
一方、試写会では、藤沢さんの孫で高校2年遠藤浩平君(17)=東京都在住=が映画の題字を手掛けたことも披露された。浩平君が書く文字は「藤沢さんの字によく似ている」(小滝祥平プロデューサー)といい、何度も試行錯誤を重ね、「小川の辺」の4文字を、毛筆でぬくもりを感じさせる雰囲気に仕上げた。ポスターやパンフレットなどで多くの人の目に触れるほか、スクリーンにも登場する。
山形をロケ地とする映画が、近年多くなっています。
映画を通して、山形のよさを多くの人に知ってもらえれば、嬉しく思います。