水無月より

つれづれなるままにブログというものを書き綴ってみます。

野草園 その6~可憐なヒメサユリ

2018-05-31 11:31:33 | 
 今日もどんよりとした空模様ですが、

雨は降っていません。

今日で5月もお終いですね。

明日からは6月です。

衣替えの季節となりました。







 野草園の続きです。




ヒメサユリ(ユリ科)


新潟県と東北地方南西部の高山に生える多年生草本です。ササユリに似ていますが、

丈が低く(30~50㎝)、葉は短くて幅が広く、黄色い葯を持つ雄しべが

外に出ないという違いがあるようです。

とても可憐な姿から、「オトメユリ」の別名があります。

訪れたとき(5/26)はほとんど蕾が多かったです。

きっと今は見頃かもしれません。

入り口を入ってすぐ右側で出会えます。






ラショウモンカズラ(シソ科)


花を横から見ると、渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼の片腕に似ているので、

ラショウモンカズラの名がついたそうです。






チョウジソウ(キョウチクトウ科)


この花の形が横から見ると丁」の字形に見えるから「丁字草」の名になったそうです。

また、香料で有名な「丁子」に似ていることからともいわれています。

淡い青紫の星型の美しい花ですが、有毒です。






ホタルカズラ(ムラサキ科)


蛍光を発しているような鮮やかな青なので“ホタル”の名が付きました。







ヒメシャガ(アヤメ科)


花がシャガに比べ小さいのでこの名がついたようです。

「ロックガーデン」や「クリンソウの谷」などに見られます。




カッコソウ(サクラソウ科)


山地の林内に生える多年草で、群馬県に自生しているようです。

茎の先に径2~3センチくらいの花を数輪つけます。

花の色はまれに白色もありますが、多くは紅紫色です。

その濃い色から「勝紅草」の漢字名が付けられたとか。

花の真ん中は黄色です。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野草園 その5~世界に1本だけのサクラ

2018-05-30 10:38:05 | 
 今日は朝からどんよりとした空模様です。

雨は降っていませんが、ムシムシしています。

ものもらいも、少し腫れがひきました。

目線にまぶたが入っていたのがなくなり、

視界が良くなりました。

5月も今日と明日で終わりですね。





 さて、野草園の続きです。





サワフタギ(ハイノキ科)


名は、沢を塞ぐくらいに繁るところから来ている落葉低木。

別名「ルリミノウシゴロシ」は、果実が瑠璃色で美しく、

枝は牛の鼻輪を作れるくらい硬いからだそうです。

「ひょうたん池」西側に見られます。




キンギンボク(スイカズラ科)


葉腋から、長さ2㎝程の先が5つに裂けた花を2個ずつ付けますが、

咲き始めは白かった花が、やがて黄色に変わります。

この黄色と白色を金色と銀色に見立てて“キンギンボク”です。

花後に、赤いひょうたん型の実を付けるので、別名は「ヒョウタンボク」。

この果実は有毒です。こちらも「ひょうたん池」西側に見られます。






テマリカンボク(レンプクソウ科)


カンボクの一種で枝先に大きな花の塊(花序)をつけ、すべてが白い装飾花の集まりです。

丸い花序の大きさは6~10cmになりこれが“てまり”と呼ばれる理由です。

あじさいみたいな花ですね。






ケナシヤブデマリ(レンプクソウ科)


山地の湿った場所に多い落葉低木で、太平洋側のヤブデマリに対して日本海側に多く分布します。

葉に毛がありません。花はガクアジサイ似た白い花で、中央に両性花、周りに装飾花が付きます。

装飾花は不揃いに裂け、その内の一つが非常に小さいのが特徴です。 





ツリバナ(ニシキギ科)


花弁が5個の淡緑色の小さな花で目立ちませんが、

秋になると真っ赤な果実が長い柄にぶら下がり目立ちます。





ミヤマカスミザクラ(バラ科)


ミヤマザクラとカスミザクラが自然交配し、新種と認められた世界に一本だけあるサクラです。

花は終わり、実がなっていました。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野草園 その4~ベニドウダン

2018-05-29 18:57:05 | 
 今日も晴れました。日中は暑かったです。

夕方帰宅するとき、遠くで雷の音が聞こえました。

明日は雨の予報です。



 さて、日曜日に堤防裏の畑に出かけました。

途中で見かけたナワシロイチゴ




名の由来は、陰暦の5月頃の田植えの苗代の時期に鮮赤色に熟し食べられることから、

ナワシロイチゴの名になったそうです。実は食べられるそうですが、

食したことはありません。



最上川沿いではハリエンジュ(ニセアカシア)の花が満開状態でした。


いい香りが漂っていました。






 野草園の続きです。



ベニドウダン、ベニサラサドウダン、サラサドウダン(ツツジ科)



ブドウの房のようなベニドウダン


















アブラツツジ(ツツジ科)

名前は葉の裏面がなめらかで光沢があり、

油を塗ったようであることからついたそうです。

「マグノリア通り」に見られます。





ウラジロヨウラク(ツツジ科)

“ヨウラク”とは、花の様子が仏像の身に着けている首飾りのような装身具「ようらく」に

似ていることからつけられた名です。“ウラジロ”は葉の裏が白っぽいからです。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野草園 その3~不思議な泡を発見

2018-05-28 13:14:33 | 
 今日も晴れです。崩れなくて良かったです。

昨夜左目頭に違和感を感じました。

触ると痛かったのですが、そのまま寝ました。

今朝かなり腫れていたので、眼科に行ってきました。

いわゆるものもらいだそうです。

どこで菌が入ったのでしょう。

1週間分の薬をもらってきました。



 さて、野草園の続きです。



オサバグサ(ケシ科)


下向きにつく清楚な白い花と、シダのような葉、その姿からはケシ科の植物とはとても思えません。

1属1種からなる日本固有種で、和名は葉が機織の筬(おさ)に似ていることに由来します。

筬とは織物を織るときに糸を通す櫛状のものです。





クマガイソウ(ラン科)



千代萩(センダイハギ)(豆科)



サルメンエビネ(ラン科)



ハクウンボク(エゴノキ科)



ホオノキ(モクレン科)



タニウツギ(スイカズラ科)





シロバナタニウツギ(スイカズラ科)


山野でよく目にする、ピンクの花を付けるタニウツギの白花種です。

標準和名は「シロバナウツギ」、「クリンソウの谷」の南西側に見られます。



クリンソウの谷の橋を渡っているとき、

橋がぬれているところがありました。

上をふと見ると、


泡状のものが木のあちこちに見られました。

アワフキムシ? 何なんでしょうね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野草園 その2

2018-05-27 22:17:00 | 
 今日もお天気に恵まれました。

午後からだんだん雲が多くなってきました。

夕方は少し涼しく感じられました。

明日はお天気も下り坂なのかな。

5月もまもなく終わっちゃいますね。




 さて、昨日の野草園の続きです。



ガイドウオーキングがあるということで11時からのに参加しました。

第1回目は10時からだったようです。

爽やかな初夏の陽気で、木陰を歩く分には

とても心地よかったです。



野草園のシンボルツリーの一つ ブナ



ニッコウキスゲ

日中に開き夕方にはしぼんでしまう“一日花”ですが、
次々に咲くので花期は結構長いようです。




サワオグルマ(キク科)

湿地が大好きで、「ミズバショウの谷」に咲いています。




カキツバタ(アヤメ科)



トンボもたくさん飛んでいました。




オオナルコユリ




ヤグルマソウ(ユキノシタ科)

大きな葉の形が、鯉のぼりの矢車に似ているからだそうです。



コンロンソウ(アブラナ科)



フタリシズカ(センリョウ科)



ベニバナヤマシャクヤク(ボタン科)

つぼみがありますね。

つぼみを付けた株を見つけることも簡単ではないそうですが、

花は咲いたと思うとすぐ散ってしまうので、開いた花と出会える人はラッキーとのこと。

ヤマシャクヤクはもう終わっていました。

こちらも花が咲いているのは2,3日で、すぐにパラッと散ってしまうので、

綺麗に咲いた花を見られた人はラッキーだそうです。


参考;野草園HPより

ベニヤマシャクヤク


ヤマシャクヤク




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする