♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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パラドックス、パラドックス、パラドックス!

2012-09-20 12:16:32 | 日記

ずっと前のブログで、ヒット大地は、森鴎外のことを書いた。

(注:gooではない)

 

その際、こう記した。

「軍医部長だった鴎外は、日露戦争中の脚気死亡者6000人の責任がある。

理由は、陸軍の主食を白米としたからである」

 

このたび、この件に関して、ある本読んだ。

すると、こう書いてあった。

「日露戦争中の脚気死亡者は3万人であった」。

その他、「多くの兵士が脚気で苦しんだ」。

 

どっちが正しいんだろう?

そこで、ヒット大地は、ウィキペディアを見てみた。

すると・・・こう書いてあった。

「日露戦争中、陸軍で約25万人の脚気患者が発生し、約2万7千人が死亡」

 

当時、森鴎外は、陸軍軍医部長であった。

かなり上級の幹部であり、

部下から、脚気防止のために、「麦飯」を進言されることもあった。

しかし鴎外は、無視した。

 

海軍では、違った。

麦飯を食べさせ、脚気は一人もいなかった。

(ちなみに、森鴎外は、最終的に、陸軍軍医総監(中将相当)に昇進し、

陸軍のトップである陸軍省医務局長になっている)

 

 

この件に関して、ヒット大地は、他にも、いろいろ調べてみた。

もちろん鴎外にすべての責任を負わせるのは、明らかな間違いだ。

 

しかし、やはり、鴎外の何らかの責任は、免れないだろう。

 

ところが、最近になって、ヒット大地は、少々考え方を改めた。

 

その理由は・・・

「兵士にとって、戦争で人を殺して死ぬのと、

脚気で死ぬのと、どちらの来世が、プラスか?」

・・・と考えてみたからだ。

 

これは言うまでもない。

人を殺して死ぬよりも、

病死した方が、100倍も、プラスの来世であろう。

 

人を殺せば、どんな理由があろうと、

マトモな来世であることは、考えづらい。

 

ひどいケースでは、

「永遠に、戦争をし続ける」ケースも多い。

 

なぜ?

なぜなら・・・

「戦争」という極度の緊張・錯乱状態は、

あまりにも強烈であるため、

少なからぬ兵士たちは、自分が戦死したということも知らない。

そして、永遠に、霊界で、戦い続けるのである。

 

また、たとえ戦死したことを知っても、

戦争のトラウマは、フラッシュバックとなって、ずっと続く。

その場合、兵士の魂に、ずっと悪い影響を与え続けるのである。

 

そればかりではない。

霊界の戦争状態は、この世にも、さまざまな悪い影響を与えるのだ。

 

この世の出来事は、霊界の影響を受けているのだ。

 

だから・・・

あの秋葉原事件なども、霊界の戦争状態の投影かもしれない・・・

ヒット大地は、そのように思っている。

 

このように考えるとき、

ヒット大地は、「殺人だけは、しない方がいい」と思っている。

「殺すよりも、殺される方が、ずっと素晴らしい来世が待っていること。

これは間違いないのだ!!!」

 

・・・以上のようなことを考えるとき、

森鴎外の唱えた「白米主食」は、結果的に、

多くの兵士の魂を救った・・・ということになる。

 

これをパラドックスという。

 

ヒット大地も、もしも日露戦争の兵士なら、

殺人よりも、脚気で死ぬ方を選ぶであろう。

 

世の中は、パラドックスだらけだ。

 

ヒット大地は、世の中の現象の裏を、

いつも見ている。

 

だからパラドックスには詳しいつもりだった。

ブログにも、そういうことを書き続けた。

しかし、森鴎外については、パラドックスは考えなかった。

今回、改めて、世の中の現象の不思議さに気づかされたわけだ。

 

最近の出来事も、パラドックスだらけだ。

たとえば・・・

福島原発事故は、なんとも痛ましい出来事だが、

これで、脱原発の流れが、世界中に広まれば、

結果的に、プラスということにもなる。

 

「世の中の事件は、表面だけで見てはいけない」

「必ず、深い意味があるのだ」

 

たとえば、ヒット大地のインキンが痒いのも、

深い理由があるのかもしれない。(ポリポリ)

 

最後に、日露戦争で亡くなられた兵士の皆様のご冥福を祈りたい。

 

また戦争が、この世から、絶対に、なくなってほしいものだ!

 

戦争に勝利者はいない!

 

なぜなら・・・

殺した者も、ずっとそのトラウマに悩まされ続けるからだ。

 

少々の屈辱を味わおうとも、戦争だけはしていけない・・・ってわけだ。

 

人間、笑って暮らせるうちが、華だ。

 

弱者をいたわり、動物をいたわり、

何事もなくすぎていく時間・・・・

それが、一番素晴らしい人生なのだ。

 

そういう世の中を作るために、

ヒット大地は、たとえ孤軍奮闘でも、

これまで通り、身を賭して、がんばるつもりだ。