「しくじり先生」という番組に、
引退した新庄選手が出演。
「野球はバイトだった」
と発言した。
理由は、野球以外のCM出演などの収入が多かったからだ。
これに対して怒っている人がいるが、
大地一人は、怒る人の人間の器が小さい気がする。
人間と言うのは、何を考えようと自由であり、
新庄は新庄で、選手時代、いろいろなファンサービスをして、
ファンを楽しませてくれた。
あれはあれでいいと思う。
また、仕事を一生懸命やっている人も、
それは道徳上やっているというよりも、
その理由もまた「出世ゲーム」だったり、
「金儲けゲーム」だったり、
「サボるのが恥ずかしいから」だったり、
「女にもてたいから」だったり、
「マジメだから」だけではないと思う。
もしも出世ゲームや、
金儲けゲームが、
戦争や環境破壊や人間聖の破壊に結びつくのが、
大地一人、一番嫌だし、警戒する。
戦前の日本人は、戦争を一生懸命やりすぎた。
1980年代のバブル経済の時も、
人々は、一生懸命働き、環境を破壊しまくった。
電通の高橋まつりさんの自殺も、
本当は意味のない仕事をやりすぎたからだろう。
だから大地一人は、
仕事を一生懸命やる人を、
いつも疑っているんだ。
あなたのホンネは、本当にマジメなの?・・・と。
仕事はできるだけ、心に余裕を持ってやるべきだと思う。
そして、そういう仕事への態度は、
その人の決めることであり、
他人が口を挟むことではない。
人生においての理想は、
できれば仕事を半分遊びながらやり、
それで世間の人も楽しませ、
社会にも役立つ・・・
そして残りの時間は、魂の成長のために、
取っておく・・・これが理想だと思う。
逆に言えば、
心に余裕がないと、
いい仕事もできないと思う。
話は変わるが、
宇宙人たちも仕事は一日1~2時間程度だ。
彼らは戦争をしないので、
余計なエネルギーを消耗しないし、
科学技術を平和な生活のために、
もっぱら利用している。
だから一日1~2時間の仕事でも、
十分、やっていけるのだ。
人生の目的は仕事ではない。
魂の成長である。
仕事を通じて、魂が成長するのが理想なんだ。
だから仕事はできるだけ、心に余裕を持ってやるべきだと思う。
仕事オンリーで、無理をすべきではない。