猟師の物語。
最初から重い内容で何度か読むのを止めたくなりましたが、主人公ロッタの純粋さが救いで最後まで読めました。
読み終わってみれば優しい気持ちに包まれたような爽やかな感じです。
でも、やくざがらみでドンパチやたらに殺したり殺されたり物騒なお話です。
世の中の理不尽さ、不公平さを突いていたりして、それらに立ち向かうロッタの純粋さが痛々しいですが、一方スーパーマン的な動きが爽快だったりし . . . 本文を読む
今ベストセラーという『九十歳。何がめでたい』(佐藤愛子著)が図書館でもかなりの順番待ち。
少し前に『わが孫育て』 佐藤愛子著 (文春文庫)を読みましたが、またまたふと目についたこの本を借りてきました。
今までの著書からの抜粋のエッセイです。愛子箴言集なのだそうな。
箴言(しんげん)とは「いましめとなる短い句・格言」だそうです。
『ああ面白かったと言って死にたい』、まさに、「ああ面白かった」と . . . 本文を読む
『銀嶺の人・下』は貸し出し中だったので、一先ず上巻を読了。
医師であり登山家でもある今井通子さんがモデルであるとは知っていたのですが、なかなか読む機会がありませんで、ようやく読むことができました(^^ゞ
私自身、クライミングの実践練習は一、二度教えてもらった程度ですから本番のことは分かりませんが、馴染みのある故郷の駅、山、ゲレンデの名が出てくるので、意外と身近な人に感じたりしました。もちろん時 . . . 本文を読む