少しずつ色づき始めた柿、一先ず2つ収穫。
後は色づきがまだもう少し。
天候のせいでしょうか、今年は数がかなり少ないです。
トマトのアイコはまだいっぱい
ところで、
週末はお出かけ日和でしたね。
ところが今度はトシちゃんがゴホゴホ風邪っぴきで
山は止めたのですが…
外でバイクをいじったりして( ̄▽ ̄;)
来週のツーリングの準備ですがな(-_-;)
何かとタイミング悪いこの頃…(^-^;
そんなわけで土曜日、私は一駅隣の図書館まで
気晴らしウォーキング(^_^ゞ
本棚の本も引っ張り出して、
晴耕雨読ならぬ晴耕晴読でした(^-^;
『ブナ帯と日本人』 市川健夫著 (講談社現代新書)
山でブナ林に出会った時、その中を歩くのは季節を問わず心地よいです。
春の新緑、夏の緑陰、秋の紅葉、冬の落葉と足元の落ち葉、その自然の中を歩くのはとても気持ち良い♪
ブナ林は日本の国土に豊かな恵みをもたらしてくれましたが、戦後の成長期に商品価値のある針葉樹林へと姿を変えるところが多くなりました。
ところが保水力が減り、自然災害が起きやすくなり、魚付き林がなくなることで漁獲量が減退、植物や動物の生態系にも影響を及ぼしていることが分かってきました。
ブナ林と共にあった暮らしが見直され、守る運動がはじまり、世界遺産となった白神山地などのように保護地域となる所も増えました。
商品価値があるとされた杉や檜なども輸入材の方が安く仕入れられ、国内林業が伸び悩むことになったこともブナ林伐採の歯止めになったのかもしれません。
本書は約30年前に刊行されたものですが、日本人と共にあったブナ林の歴史や暮らし、文化など、人との関わりが丁寧に書かれています。
『まんぞく まんぞく』 池波正太郎 (新潮文庫)
『ないしょ ないしょ』 池波正太郎 (新潮文庫)
池波正太郎の作品はいつ読んでも面白い。
これは若いころ一度読んだのですが、再読しても内容はまったく覚えていませんでした^^;
お蔭で二度楽しみました(笑)
何が楽しいかと言えば、理不尽な思いや無念な最期を迎えた人の恨みを晴らす人々がいる爽快感でしょうか。
そういう人々に言わせる言葉が良いです。
「人は悪いことをしながら善いこともする」これが普通の人間なんでしょうね。
ところがなかなかそういう言葉って出てこないです。
作品には悪人と善人がいますが、善人とてずっといい人でいた訳ではないからそこがまた良い。
人間には良心があって、それで帳尻を合わせているようなところがあったりしているような気もします。
命あるものはいつか死ぬわけですが、「死ぬために生きる」・・・これはどう充実した生き方をするか、物の見方の深さが人柄に出るのでしょうね。
それを会得するのは簡単なことではないですが・・・^^;
気楽に楽しめる本ですが、池波正太郎の世界は深い!です。
『鈴木みきの山の足あと』 鈴木みき著 (山と渓谷社)
『鈴木みきの山の足あと ステップアップ編』 鈴木みき著 (山と渓谷社)
山歩き初心者も経験者も参考になります。
改めて新鮮に拝読しました♪
感想を追記しました(^^ゞ 10/17
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