
【写真:黒斑山山頂で】
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2015年3月28日(土)
天気;晴
Member.2人(トシちゃん、sanae)
標高:黒斑山 2404m
登山口: 車坂峠 1973m
標高差: 431m
【コ ー ス】(~は歩、休憩時間含む)
車坂峠8:40~トーミノ頭10:36~黒斑山10:55~
分岐11:26~大休憩11:35-12:40~
小休憩14:20-(10-15分くらい)~
登山道へ15:14~車坂峠15:52
所要時間約7時間10分(休憩時間含む)
今回のトラック(反時計回り)

春のお花が咲き始めていますが
もう少し雪山も楽しみたい(^^ゞ
そこで先月高峰温泉に行った時、
中日(2/15)に悪天候で取りやめていた黒斑山へ。
その時の記録はコチラ
↓
角間山でスノーシュー(2015.2/14)
高峰温泉で湯~ったり♪(2015.2/15-16)
群馬県境:水ノ塔山(2015.2/16)
いつものように前夜出発。
直接向かった登山口のトイレは冬季閉鎖中。
(日中のトイレは側の高峰高原ホテルで借りられるそうです)
結局道の駅雷電くるみの里へ。
先週も前を通っていますが
先月の雪景色が懐かしく思えました。
朝は予報通りの晴れ。
軽く朝食を済ませ、また2000mまで移動です(^^ゞ
8時ごろ着いた駐車場は既に車がいっぱい。
一先ず空いている所があってホッ!
この時は閉鎖中のビジターセンターの駐車場でした。

先に準備を済ませ、登山口へ。

黒斑山は浅間山の外輪山ですから
登山口には浅間山の噴火警戒レベルが表示され、
今はレベル1の「平常」
(注:噴火警戒レベル
噴火時などに危険な範囲や必要な防災対応を、
レベル1から5の5段階に区分したもの。
(レベル5は「避難」、レベル4は「避難準備」、
レベル3は「入山規制」、レベル2は「火口周辺規制」、
レベル1は「平常」)
(半年前に爆発した御嶽山は
現在警戒レベル2~3。
場所により細かく規制されています。)
人気の黒斑山ですから入山者のトレースバッチリです。

最初はツボ足で。

アサマ2000パークスキー場のある
高峰山を背に歩き出しました。

最初から2000mほどでしたから
早くも大展望が飛び込んできます。

富士山!テンションアップ(^^♪

ズームで。
手前は金峰山、瑞牆山のようですね。

富士山の右に八ヶ岳

最初の小ピーク車坂山を下る所で
軽アイゼン(6爪)装着



ゆっくり登って行く右手には
常に大展望。
左から八ヶ岳、中央アルプス(その手前に美ヶ原)、御嶽山

バックに先月登った水ノ塔山(2202m)

記憶に新しい高峰山、篭ノ登山、水ノ塔山

登るほどに白い山並みが浮かび上がって
登る苦しさが癒されます(^^ゞ
北アルプス

中央奥に中央アルプス、手前に中信高原。
その左に蓼科山、右の方には御嶽山。

開けた場所に出るたびに
展望楽しみつつ一休み(^^ゞ
八ヶ岳、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳

南アルプスは八ヶ岳の陰に隠れているようです。
頭が見えているのかどうか?
右へずらして
御嶽山、乗鞍岳、北アルプスがズラリ

こんなですから目の前の黒斑山が遠いこと(笑;

右見たり、後ろ見たり、後続者にどんどん先に
行ってもらってのんびり進みます(^^ゞ

途中に噴火時の避難用シェルター

人気の黒斑山ですから常に登山者は多いと思いますが
どのくらい入れるのでしょうね?
中は確認しませんでした。
槍ヶ鞘に登ると目の前に大きく浅間山
雪がだいぶ少なくなりましたが
やはり迫力あります。

緩んだアイゼンを締め直し、
下って登り返してトーミノ頭

トーミノ頭までくれば、
あともう少しと思ったのですが
まだあんなにあるの?^^;
あんな凄いところ通ったっけ?

何しろ以前来たのはH9.11/24。
18年ぶり2回目になります。
その時は黒斑山を知らず、
偶然来合せて
そのまま登ったのでした。
まだ山歩きを始めて4,5年の
40代の時、若かったなぁ・・・^^;
危険な場所もなく山頂へ

監視カメラの側で

山頂で写真を撮ってから
そのまま蛇骨岳方面へ



黒斑山頂と左にちょこっと富士山

浅間山火口付近をズームで。
前掛山へ登る人の姿が見えます。

前掛山はまだ登ったことはありません。
麓の湯ノ平高原はお花がきれいだそうなので
行ってみたいですが・・・
蛇骨岳までは行かず、途中から脇道へ。
分岐の目印もなく踏み跡はありませんでした。

ルートは入れてなかったのですが
GPSと磁石、マップを頼りに行ってみることに。
10分ほどで素晴らしい北アルプスの展望場へ。
目の前には高峰山、篭ノ登山、水ノ塔山の山塊♪
貸切の展望台、最高です。
ここでお昼休憩にしました。

上空も入れて

四阿山や根子岳方面。
左奥には妙高や火打の山塊かな?
右の方は志賀高原方面

こちらも上空を入れて

めずらしくおでんなど持ってきました。
先月高峰温泉で購入のメスティン、初使用です。
そういえばガスの防寒お洋服も作ってから初めて。

最近はガスを持たないことが続いたので
本当に久しぶり^^;
いちおうそれぞれ持ってきたのですが、
2人ひとつで済ませました(^^ゞ

ズームで御嶽山。
相変わらず噴煙があがっています。

昨年秋の突然の爆発から
昨日で半年だと報道されてましたね。
今もなお6名の方が見つかっていませんで、
お気の毒なことです。
1時間強展望を楽しんで
そのまま森のコースへ。


GPS頼りに進みますがこれが大変でした。

ズボッ!

アラッ!

ドボ~ン(@_@;)

こっちに来たのは失敗だったかな(^^ゞ



途中からトシちゃんが
初めてGPSを持って先行

そういえばいつも後ろを歩く私がもって
後ろで確認しながら声をかけるのですが
どんどん先に行ってしまうのが常でした。
GPSはいつも私まかせで
せっかちなトシちゃんでした^^;
この日は使い方を教えて
ようやく自分で確認しながらの先行です。
お蔭で「どっちだ!」とか「まだか!」とか急かされず
気が楽でした(笑;
途中で一休み。
けっこう疲れます。
ココアで一息(^^ゞ

地図にあるコースは廃道になったのか
まさに森森(モリモリ)なコース、
赤テープもまったくありません。
広いところに出ると少しホッとしました。

トシちゃんが途中で登り返そうかと
珍しく弱気になり、
このまま行けるからと、いつもは慎重な私が
珍しく強気(^^ゞ

天気は良いし、スキー場の方角も
見えていたので心配はしていませんでしたが
腐った雪と藪漕ぎで手袋は真っ黒、
体中木くずまみれ^^;
途中踏み跡が微かに残っている所もありましたが
誰にも会いませんでした。
そしてようやく中コースに無事合流。
ランチ後歩き始めてから約1時間半後でした。


現在地を確認するトシちゃん

森の中でPROTREKは標高をキャッチしないことを
改めて認識。
この程度ならGPSは精度がいいことも
再認識できました。
それにしてもこのコースに赤テープの多い事!

開放的な前方に
見慣れた高峰山や篭ノ登山方面

大勢で踏みならされたトレースは
同じ樹林帯でも高速道路並み^^;

そのまま直接車坂峠へ

あとは道なりに行くだけ。
こちら側は車坂山を登り返さず嬉しい(^^ゞ
ホッとしました(^^ゞ


途中野鳥の囀りを聞きながら。
シジュウカラのように見えましたが
巧く撮れず確信が持てません。

車坂峠へ。

ビジターセンターの左側から
登り始めたのでした。

同ルートを戻ればもっと早くに着いていたのに(笑;
残っている車は2台だけ。
殆どが表コースか中コースで早目の下山だったのでしょう。
登山者は大勢いたのに
下りは結局誰にも会いませんでした。

ここまで来て雪から舗装路に下りた途端、
アイゼンが引っかかって膝をついてしまった私^^;
ズボンは切れないのに
膝を少しすりむいてしまいました^^;
この後の温泉は菱野温泉上の湯、薬師館へ。
(小諸市菱平740)
お宿ですが日帰り湯は600円。
フロント前のピカピカの床を
土足OKでピックリ。
フロントのお嬢さんは可愛いし、
洞窟を通って行く温泉は
珍しくて面白かったです。
お湯は私にはぬるめで好みではありませんでしたが
膝をすりむいていたのでこの日はラッキーでした(^^ゞ
夕食は珍しくファミレスではなく
和食系のお店“和食ハウス だるま”。
メニューは珍しいものではなく
普通の定食でしたが
とても美味しく戴きました(^_^)v
翌日へ続きます。
初夏に行ったことありますが、浅間山の眺め圧倒的ですよね。
あの四角い鍋、速報時から気になってました。使い勝手はどうですか?
私はたまたま冬の始めと、今回のように終りの時で
夏は行ったことないんですよ(^^ゞ
浅間は廻りからよく目立つ山ですから親しみ感じますね。
メスティン(四角い鍋)は軽くてパッキングの邪魔にならなくて、
中に何かを入れてしまえて、安定感もあって、
とても使いやすかったですよ。
お奨めです(^^♪
浅間山の縦じま模様を眺めるのならやっぱり黒斑山ですね。
雪の時期にここなら我が家でも歩けるかな?と気になっています。
レポを拝見して来年こそは行きたくなってます!
(森のコースへの下山は遠慮しておきましょう・笑)
この日はどんどんお天気が良くなってきましたね~
唐松も最高でしたね。
いつかまた行ってみたいです♪
黒斑もやはりお天気の良い時が最高です。
私達久しぶりでしたけど良かったですよ♪
>(森のコースへの下山は遠慮しておきましょう・笑)
賢明です(笑)