前回、韻を踏んだ自作の短歌を紹介しました。
ちょっとしつこかったですか?
言葉の初めの音を合わせるのを『頭韻』と呼ぶようです。
やりすぎるのもバランスが悪いのかもしれませんが、
真ん中の違う音(『い』)が目立つように、同じ音(『あ』)を繰り返してみました。
(『色』という言葉を目立たせたので、歌の最後を『貴(あて)やか』ではなく、『艶(あで)やか』にしようかな、とも思いましたが、『紫陽花(あじさい)』とは、だいぶ違った雰囲気になってしまうので(『芍薬』とか『牡丹』な感じ)、あまり聞き慣れないのですが、『貴(あて)やか』という言葉を使いました。...そんなことを考えていたのも、今は昔、どころか大昔。)
私は頭韻しか思い浮かびませんが、
頭韻、脚韻、単語の母音を合わせるなど、いろんな韻の踏み方があるんですね。
テレビ番組『フリースタイルダンジョン』を見ているとラップバトルは母音を合わせる形の韻を踏んでますよね。
日本語ではありませんが、エミネムのラップバトルはとてもかっこ良いですね。
(『8mile』すごく良い。「超クール」...?)
ラップバトルは、悪口の言い合いで勝負を決めるのかと思ったら、
そうじゃなくて、韻を踏むことやリズム感を含む作詞の才能を競っているんですね。
昔の歌会と同じ。
ウィキペディアさんによると、
ラップは、元々アフリカの歌だったようですが、
ボクシング界のレジェンドであるモハメドアリさんの言葉遊びがラップを広めたと書いてありました。
言葉遊び良いですよね。
私もツイッターのつぶやきでたまに言葉遊びをします。
夏の名残り
七つの涙
2015年9月19日
秋なのに夏を引きずっている暑い日のつぶやきです。
七つの涙は韻を踏んだだけだったのですが、
『7つの涙』という歌があるそうです。
それも女優の深津絵里さんがアイドル歌手をしていた(それ自体知らなかった)ころ歌っていた曲です。
枯れ葉 からころ
帰り道
『風のいたずら』
2015年10月9日
北風の強い秋の日。
後ろから自転車の音がするのに気配がない。
振り返っても何も見えない。
しばらくすると、
やっぱり調子の悪い自転車の車輪が出すような音。
立ち止まってちゃんと振り返ると、
乾いて丸まった枯れ葉が
風に絡まり、
私のかかとをかすめるように
からころついてきていた。
(説明文の最後の韻は、ちょっとしつこいですね。)
いつもはツイッターで先につぶやいたものをブログにアップするのですが、
今回はツイッター抜きでアップしてみました。
今回の記事はぐだぐだな感じですね(「ぐだぐだ」の正しいニュアンスを知りません)。