言葉の意味から
「おにぎり」と「おむすび」の
違いが分かりました。
今は同じものですが、
元々は別のものだったはずです。
地方による違いでは、
関西がおにぎりと呼ぶことが比較的多く、
形も俵型が多いようです。
関東ではおむすびで
三角形が多いとのことです。
言葉の意味として
「握る」というのは片手で行うことで、
「結ぶ」のは両手で行うことです。
手を握るのは、
自分の片手で相手の片手を握ることです。
にぎり寿司は、
ほぼ片手で握っていて、形も俵型です。
三角形や丸型にするには
両手での作業が必要です。
また、「結ぶ」という言葉には
両手で水を掬うという意味があります。
紐を結ぶのも片手ではできません。
仏教などで印を結ぶというのもありますが、
両手の動作です。
「おむすびころりん」という童話があります。
両手で作る丸型の「おむすび」でなければ
転がりません。
「おにぎり」とする童話もあるようですが、
私達の語感からして
「おにぎりころりん」では
転がりそうにありません。
結論として
「おにぎり」は元々、
片手で作る俵型のもので、
「おむすび」は、
両手を使って作る、
三角形や丸型のものだった
ということです。
語感だけを頼りに言っているので、
証拠はありません。
あしからず。
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