山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

2024/25年度今後の予定(山形Q)

2025-02-17 02:28:07 | 演奏活動

 今のところ、今年度の演奏会の予定はありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YouTube動画まとめ

2025-02-16 23:59:59 | YamagataQ YouTube

 自粛期間中にYouTube動画を3本アップしていました。今後も少しずつアップする予定ですが、それまでは、以前の3本をお楽しみ下さい。宜しければチャンネル登録もお願いします。

・(1)B.H.クルッセル クラリネット四重奏曲第2番 ハ短調 Op.4〜第三楽章
https://youtu.be/lVpkAHkkJYM

・(2)F.クーラウ フルート五重奏曲 イ長調 Op.51-3 〜第三楽章
https://youtu.be/FEpuGkyk6GU

・(3)W.A.モーツァルト オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 (368b) 第二楽章
https://youtu.be/qwqB_bix7yM

 それではお楽しみ下さい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定期演奏会の記録(第91回〜)

2025-02-10 23:59:59 | 演奏会の記録

 第91回のチラシと共に演奏記録。ちなみにチラシ作成は茂木。

 *は、アンコール曲です。

第91回 2024年4月26日(金)18時45分
後援:尾形米穀合同会社・(公社)山形交響楽協会
文翔館議場ホール:ゲスト〜犬伏亜里(Vn)・田中知子(Va)
・W.A.モーツァルト 弦楽五重奏曲第1番 変ロ長調 K.174
・F.シューベルト 弦楽四重奏曲第2番 ハ長調 D.32
・W.A.モーツァルト弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 K.155(134a)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第92回 2024年7月24日(水)19時
後援:続おそばに・(公社)山形交響楽協会
やまぎん県民ホール スタジオI:ゲスト〜小松﨑恭子(Fl)
・W.A.モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」(J.ヴェント編曲によるフルート四重奏版)第1幕
・W.A.モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」(J.ヴェント編曲によるフルート四重奏版)第2幕
・W.A.モーツァルト 歌劇「フォガロの結婚」(J.ヴェント編曲によるフルート四重奏版)第3幕
・W.A.モーツァルト 歌劇「フォガロの結婚」(J.ヴェント編曲によるフルート四重奏版)第4幕

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第93回 2024年10月15日(火)19時
後援:珈琲専科煉瓦家・(公社)山形交響楽協会
文翔館議場ホール:ゲスト〜犬伏亜里(Vn)・田中知子(Va)
・W.A.モーツァルト 弦楽五重奏曲第5番 ニ長調 K.593
・W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲第5番 ヘ長調 K.158
・W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲第10番 ハ長調 K.170

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第94回 2025年2月6日(木)19時〜
後援:ワラヤ酒店・(公社)山形交響楽協会
やまぎん県民ホール スタジオI:ゲスト〜土屋愛菜(Ob)
・B.ブリテン 幻想四重奏曲 Op.2
・團伊玖磨 弦楽三重奏曲
・W.A.モーツァルト オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 第94回定期演奏会終了

2025-02-06 23:59:59 | 演奏活動

 「最強寒波」など、いろいろ言われている悪天候の中、ご来場くださいましたたくさんの(とは言えないか)お客様、ありがとうございました。「不要不急の外出はお控え下さい」の報道の中、山形Qのコンサートを「必要」と位置付けて下さったことに深く感謝いたします。

 今回は、山響オーボエの土屋さんにゲストに来て頂いてのコンサートでしたが、いかがだったでしょうか?
 
 お客様の反応を見るに、好評だったように思います。
 
 嬉しかったのは、2曲目の團伊玖磨が思いのほか(?)好評だったことです。
 
 よく知られていない作品を演奏する時にいつも思う事ですが、演奏者の責任が重大だということ。作品のイメージを決めてしまう。聴いた人が「つまらない曲だな」と思うか「もう一度聴きたい」と思うか。演奏がその分かれ道になってしまう。
 
 少ないお客様にではありましたが、好意的に受け止めてもらえたのは、團伊玖磨先生に対しての責任を果たせたような気持ちになれて嬉しい。
 
 素晴らしい演奏をしてくれた土屋さんにも感謝。
 
 さて、次回は山響の新人のヴァイオリン杉山亮佑さんをゲストに迎えての弦楽四重奏。杉山君はとにかく若いのです。…なんと私の息子よりも。
 
 おじさんたち3人と、さて、どんな音楽になるか。
 
 メンデルスゾーンの「第1番」をメインに演奏します。ぜひお楽しみに!4月26日、文翔館にて。
 
 第95回定期演奏会までチェロの茂木がブログ担当します。
         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌94-vol.6(中島記)

2025-02-05 23:59:59 | 練習日誌

 雪の山形。「この冬一番の寒気」とか「警報級」とかいろいろ言われていますね。

 しかし考えてみれば、昔の山形の冬は普通にもっとひどかった記憶があります。ここ数年、山形もずいぶん雪が減ったな…と思っていました。今回はなかなか降っていますが、昔の普通の域にもまだ達していない。
 
 コロナの後のインフルエンザなどもそうですが、いろいろあって人が弱くなっているので、そこへ本来のものが来ると「大変だ!」となってしまう。
 
 まあ、とにかく大したことはない。
 
 …と強気になるのは、明日がいよいよ山形Qの第94回定期だから。
 
 94回もやっていると、このぐらいよりもひどかった時はかつて何度もある。うろたえることはないのです。
 
 ということで、今日は最後のリハーサル。
 
 ほぼ仕上がっているので、前回の録音などをもとに、最後の調整を。
 
 突き詰めれば、アンサンブルというものは他人との共同作業なので、一番大切な部分は「おおらかな心」です。タイミングにおいても音程においても、その他においても。我を張らず、包容力。
 
 とはいえ、明日は少しでも、天候がおさまりますように。ご来場予定のお客様も気をつけておいで下さい。
 
 文翔館よりも暖かい、やまぎん県民ホールのスタジオ1で、お待ちしております!
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただい34箇所及び山形市内公民館
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌94-vol.5(中島記)

2025-02-03 23:59:59 | 練習日誌

 雪の晴れ間の山形。昨日の山響「トスカ」の余韻もある中で、今日もリハーサル。本番が3日後に迫っています。

 ということでブリテン、モーツァルト、團伊玖磨の順で。
 
 山形Qももう94回目。ですが毎回、今更ながらに、アンサンブルというものの難しさを実感することがあります。
 
 「合わせる」ことと「合っている」ことの違いと言うか、何がどうなると「合っている」ように聞こえるかを知るのは難しい。
 
 自分がきちんと練習して、正確に音を並べ、他の奏者の音をよく聞いて、的確にはめ込む。…これをこなすのも至難の業ですが、それでは足りないのです。
 
 4人で四つの音を出すとしたら、その音程とタイミング、さらには音量も合っていたとしても、テンションや勢いがそぐわなければ合って聞こえない。
 
 楽譜というものの不完全さの問題もあります。全員の譜面に同じ音量記号が書いてある事自体が、厳密に言えば、そもそもおかしい。楽器による違いがあるし、メロディーなのかそうでないかの重要度の違いもあるわけですから、その取捨選択、状況判断は、各自に委ねられている。
 
 私個人のくせとしては、そういう時に、より冷静になってしまうのですが、それが常に適切とは限らない。メロディーを担当しているのに背景の方がハイテンションだったりすると、仮にピッタリ合っていたとしても、極めて聴き心地の悪い音楽になってしまう。
 
 このあたりは、人間の性格の領域でもあるので、なかなか直すのが難しいものです。
 
 さてリハーサルは残すところ、あと一回。もう少し研究してみます。
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただい34箇所及び山形市内公民館
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌94-vol.4(中島記)

2025-01-24 23:59:59 | 練習日誌

 次回2/6の山形Q定期に向けてのリハーサルは、今日を含めてあと3回。

 本来、冬の定期演奏会は1月に開催しています。しかし、今年は山響のスケジュールが入るか入らないかわからない期間が長かったのです。いつまでも待っているわけにもいかず、ジリジリしていました。ついに諦めて2月にしたところ、やっぱり入らなかった。
 
 …山響の経営もなかなか厳しいので、取れる可能性のある依頼は全て取りたい。という事情はあるものの、それ以外の演奏会のスケジュールをたてるのに、困難を極めます。
 
  しかし結果的には、余裕のあるスケジュールで練習ができているので、良しとしましょう。
 
  ということで、今日もゲストのオーボエ土屋さんを含めて、ブリテンを中心にリハーサル。
 
 考えてみれば、15分ほどの曲に、これだけ時間をかけて練習できるのも、贅沢なことです。
 
  ブリテン19歳の作品だけあって、かなり意欲的です。原始的な行進曲風のテーマがフーガのように発展して、民俗的な響きを伴いつつ、現代的な不協和音の中にロマン的なものが見え隠れしたと思ったら、もとの原始的な行進曲に戻っていくという、音楽史を俯瞰して遊んでいるような作品。
 
 …天才なのが充分にわかります。
 
  演奏していても、各場面それぞれが楽しいのですが、そのぶん、少し気をつけないと全体が混沌としてしまう。
 
 単純にバランスと言うよりも、自分のパートが精密な部品にならなければいけない瞬間を感じる必要があります。パーツとしてきちんと機能しながら、全体を塗りつぶさない冷静さが求められるのが、ロマン派と違うところかなと。
 
 強い表現が求められた時に、感情的な興奮が入ると壊れてしまうのが、近代音楽らしさでもあると思います。
 
 あと2回。
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま26箇所及び山形市内公民館
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌94-vol,3(中島記)

2025-01-20 23:59:59 | 練習日誌

 先週は大雪でしたが、その後は大したこともなく、結果的に雪の少ない冬になりそうな山形です。周辺の他の県ではかなりの積雪の所もあるようですが、少なくとも山形市は難を逃れているようで、申し訳ないぐらい。

 ということで、鶴岡からの帰り道も大した苦労はなく、今日も無事に山形Qのリハーサル。
 
 今回も、弦楽器の3人で團伊玖磨を中心に。
 
 以前、山形の作曲家、紺野陽吉の「弦楽三重奏曲」を演奏した時にも感じたことですが、若い作曲家が習作として弦楽三重奏を作曲した場合、音符の数が多くなってしまうという傾向があるようです。表現したいという意欲に溢れているからだとは思いますが、とにかく弾きっぱなし。ページをめくるチャンスもない。
 
 そう考えると、ベートーヴェンなどは違います。いわゆる名曲には、それぞれの楽器にちゃんと休みがあるのです。譜めくりの事を考えてくれているわけはないとは思います。全体のサウンドに変化を与えるために「この部分ではこの楽器を使わない」という、引き算の計算があるのでしょう。
 
 そういう意味でも、やはり若い作品です。どこで読んだか忘れてしまいましたが、團伊玖磨本人が書いた文章の中にありました。
 
 かつての作品を見直すと、ここは直した方が良いと思える部分がいくらでも目につく。しかしそれをすると、整いはするが、平坦になってしまい、その時に感じていた熱量のようなものが損なわれる。だから、直さないことにしている。
 
 というような内容だったと思います。
 
 ということは、演奏する私たちが、バランスを作るしかない。若い熱量を尊重しながらも、「こう書いてあるから」というだけで音を並べるわけにはいかない。書きすぎてしまっていると思われる部分については、自主的に弱めて、必要な部分が浮き出るようにするなどの作業が必要になります。
 
 今日もその調整などをしましたが、さらに各自が、その余白を作れるような余裕も必要です。音符が多くて大変ではありますが、それを感じさせない工夫が求められるわけです。
 
 本番まで各自、もう少し練習が必要。
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま24箇所及び山形市内公民館
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌94-vol.2(中島記)

2025-01-14 23:59:59 | 練習日誌

 山響の今年最初のコンサートが終わった翌日の今日は、山形Qのリハーサル。

 ゲストのオーボエ、土屋さんを加えての初合わせです。昨日の「新世界」でも、例のコールアングレのソロを見事に演奏した疲れもそのままに参加してもらいました。
 
 ということで、今日の合わせは、ブリテン「幻想四重奏曲」を中心に。
 
 この曲はブリテン19歳の作品で、意欲的なところが前面に出ていることもあって、なかなか難しい。原始的とも民俗的とも言えるような、得体の知れない行進曲から始まって、近代作品ならではの不協和音の中から、ロマンティックな郷愁を匂わせて、また原始的な行進曲に戻って去ってゆく。
 
 この曲は山形Qでは、ずいぶん前に演奏したことがあります。その頃は、この曲の混沌とした部分に足を取られて、よくわからないままに終わった印象。
 
 不思議なのは、その時にわからなかったことがわかるようになった分、楽になるかと思いきやその逆で、昔よりも難しさも感じるということ。
 
 …名曲は奥が深いと言うことでもありますが、これだけ長くやっていると感じるのは、人の感覚の不思議です。
 
 若い頃よりも容易く感じられる部分もありながら、昔はただ普通に弾いていただけのところを考えすぎるせいか、変に構えて不自然になってしまったりする。
 
 また一方で、「普通に」という感覚が、共有しづらくなるのです。「お前の普通は俺の普通とは違う」みたいなプライドが発動されたり。…一緒に過ごしていると思っても、違う人生を生きている。それは夫婦にも言えることですが。
 
 今回は土屋さんの豊かで安定した音楽と音色に寄り添って、良い音楽を創れたらと思います。
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま19箇所及び山形市内公民館
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌94-vol.1(中島記)

2025-01-08 23:59:59 | 練習日誌

 明けましておめでとうございます。

   山形Qも結成から四半世紀。まだまだ(…もう少し)頑張りますので、今年もどうぞよろしくお願いします。
 
   ということで、2月6日の「第94回定期」に向けたリハーサルが今日からスタート。今回のゲストは山響の若き女性オーボエ奏者、土屋愛菜さんです。プログラムは名曲、モーツァルト「オーボエ四重奏曲」をメインに、同じ編成でブリテンの「幻想四重奏曲」、そして途中にはさむのは團伊玖磨「弦楽三重奏曲」。
 
   とりあえず、年始でもありますので、今日のところは弦の3人で團伊玖磨を中心に。
 
 少し前にようやく楽譜が出版された作品で、1947年、團伊玖磨23歳の時に作曲されたまま、あまり日の目を見ることのなかった曲。「習作」という位置付けだったからかも知れません。
 
 しかし、歌曲を得意とした作曲家だけあって、歌心に満ちた、メロディーの親しみやすい曲です。
 
 メンデルスゾーンを思わせるような瑞々しいこの曲が、焼け跡の目立つ敗戦直後に書かれたというのはすごいことだと、つくづく思います。
 
   今年は戦後80年なんですね。この80年で、世の中はすっかり変わりました。今の私たちが、終戦直後のような状況に置かれたら、とても作曲などできる根性はないと思います。昔に比べて、人は肉体的にも精神的にも、すっかりひ弱になってしまったのではないでしょうか。
 
 何が言いたいかと言えば,この團伊玖磨の作品に溢れる「若さ」は、今の世の中にある「若さ」と、ちょっと違うと思うのです。
 
 未来へ向かう強い意志、と言ったらいいでしょうか。今と違って「明日」は、「寝て起きたら来てる」ものではなくて「必死に掴み取らなければならない」ものだったはず。
 
 …そんな「切実な若さ」を感じさせてくれるような曲です。じっくり味わいたいと思います。
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま12箇所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迎春 2025

2025-01-02 23:59:59 | 雑記

 迎春

 今年も頑張ります!!よろしくお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Merry Christmas

2024-12-24 23:59:59 | 雑記

 A Merry Christmas to you!

           Yamagata Q

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大江町朝日学園コンサート

2024-11-01 23:59:59 | 演奏活動

    山響は昨日、また関東での演奏旅行を終えて山形に戻ってきました。本来なら、紅葉の始まりをのんびりと眺めながら、「秋あがり」の日本酒でも傾けたいところではありますが、山形Qでの公演。

 山形Qでは、毎年、メンバー倉田氏のお膝元である大江町でのスクールコンサートをしていますが、今年は山響で大江町のスクールコンサートをすることもあり、朝日学園のみ。

 朝日学園は、家庭環境に事情があって、ここで暮らさなければならない小中学生のための、県の特別学校です。年度の途中でもそういった事情があれば入学してくるし、それが解消されれば元の学校に戻っていく。

 現在はこれまでで最少の3人。…この学校の生徒が少ないことは、喜ばしいことでもあります。

 なので、今日はその3人と、この学校の先生方のために演奏しました。

 私たち山響は演奏旅行続きで、リハーサルの時間が取れないこともあり、前回の山形Q定期で演奏したモーツァルト「五重奏曲」を中心に聴いていただきました。ゲストも同じ、山響コンサートマスターの犬伏亜里さんとヴィオラの田中知子さん。わずか15人たらずのために演奏するには豪華なメンバーです。

 毎回思いますが、さまざまな事情があるにせよ、この学校の生徒は素晴らしい。苦労してきたせいでしょうか。普通の学校の生徒よりも大人びています。先生方の指導のおかげもあるかとは思います。

 真剣に聴いてくれているのがわかるので、私たちも集中して演奏できる。1時間の公演でしたが、あっという間に感じました。

 おかげで良い公演になったように思います。生徒さん、先生方に感謝します。

 (写真)山形県HPより

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形弦楽四重奏団 第93回定期演奏会。

2024-10-15 23:59:59 | 演奏活動

 「秋来ぬと目にはさやかにみえねども 風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行」

 残暑厳しい日々でしたが、急に灯油を買いに走る季節になってきました。寒暖差が体に負担をかけます。くれぐれもご用心を。

 さて、第93回定期演奏会終了しました。

 今回は、お馴染みのゲスト2人を加えて、一緒に演奏会を作り上げました。オーケストラ業務が忙しい「芸術の秋」に、手伝ってくれたお二方には改めて感謝申し上げます。

 W.A.モーツァルトは、やればやるほど難しく感じるようになってきました。若い頃は自分の気持ちオンリーで演奏していたので、楽譜が単純な分そこまで大変だと思っていませんでしたが、無駄に長い経験のせいで、色々わかってきてしまって、とにかく難しく・・・そこを乗り越えれば楽しさも少しだけ感じる時もあり・・・本場直前まであがいてみました。

 演奏会を継続してきましたが、ご来場の皆様はどう感じたでしょうか?

 いつも応援くださってありがとうございます。

 これからも頑張ってゆきます!  倉田(ヴィオラ)。

 第93回定期演奏会までヴァイオリンの中島がブログ担当します。

        

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌93-vol.5 (倉田記)

2024-10-14 23:59:59 | 練習日誌

 明日に本番を迎える最終リハーサル日。

 ゲネプロはありますが、落ち着いてリハーサルできるのは今日まで。

 縦線がずれなければ音楽になるというアプローチは息が苦しいですが、誰かがやろうとしている音楽に全員が集中して一緒に奏でると思えば少し気持ちが楽。

 モーツァルトがシンプルだけど素晴らしい音楽を書いているので、つい周りの音楽からはみ出してでも自分の音楽をやりたい気持ちを抑えつつ、アンサンブルに集中すると自分の音か周りの音かわからなくなる瞬間に立ち会える瞬間に幸せを感じる事ができるのです。

 自分の音だけではなく、みんなで作る音楽。つくづくアンサンブルの楽しさ、難しさを今回は味わえています。

 明日は19時から山形市文翔館議場ホールにて第93回定期演奏会が開催されます。

 是非ご来場ください。つまらない私のプレトーク付きです!!

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま35箇所及び山形市内公民館

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする