山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌62-vol.10(茂木記)

2017-01-16 23:24:16 | 練習日誌
定期演奏会まであと2週間。
追い込みがかかっています。

常に追い込みがかかっているバルトークは、今回のリハーサルでずいぶん熟れてきました。
旋律に歌いまわしが増え、良い表情。
そして、互いにほぼカウントをしていなくても大丈夫な状態が大幅に増えたのが嬉しい。
本番に向けて、仕上がりの予想図が見えました。

ああいう作品を、拍を数えながら弾いていると何も面白くないです。
拍を細かく数え続けると重篤なカウント病になりますし、
下手をすると、ハイドンやドヴォルジャークでも無意識のうちにコチコチ数え始めてしまったり。
貧乏ゆすりと一緒で、深いところの無意識に染み付いてしまうのがとても怖い。

バルトークをプログラムに組み込んだ時は、そんなカウント病に罹患しないように気をつけないと、
他の曲まで大変な事になっちゃうよ
というのが山形Qの現場で導き出された教訓です。

ハイドンとドヴォルジャークの準備も順調に進めています。
今回演奏する三つの作品それぞれに、チェロが試験されているような旋律があるので気を抜けません。
非常にありがたいことです。
感謝、感謝の気持ちで仕込むのでした。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま18箇所
コメント
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