だいぶ間が空きましたが、山形Qは今日から元気に練習スタート。暖かくなってきて、まさに、新シリーズのスタートにふさわしい。
とはいえ、私は元気がありません。本当に花粉がつらい。とにかく目が開けられない。今年は多いらしいですからね。今からこの調子では、4月23日の本番をのりきれるのか不安です。
さて、今日は弦楽三重奏の2曲を。まずはモーツァルト「前奏曲とフーガ」第4番。
6曲あるこの曲集も、これでいよいよ最後。何事もコンプリートする癖のある山形Qですが、ここにまた新たなコレクションが加わります。
しかし、曲はこれまでの中で一番難しい。音符を追うだけで音楽になりません。全体像の読み込みが必要です。
そして清瀬保二「弦楽三重奏曲」。3楽章から成る曲ですが、なかなか面白い。いきなり5拍子で始まる第1楽章、感傷的で美しい第2楽章、血が騒ぐお祭り騒ぎの第3楽章と、飽きさせないのです。
今回のプログラムは、本来去年の4月にやるはずのものでした。残念ながらコロナで会場が閉鎖になりやむなく中止にしたもの。
あの頃も、実は練習を重ねていました。コミュニティ・センターも閉鎖になっていたので、メンバーの茂木邸にて。…あれからもう1年なのか。
その頃の練習が実を結んで、曲の理解がすっかりできている…ということは全くなく、ほとんど記憶にない。初めて弾くのと同じ。音楽家というものに過去の記憶は無いのです。それは、常に新鮮な気持ちで音楽と向き合うため…ということにしておきましょう。
年度末で、なにかと忙しい折ですが、各自、練習を重ねて、リベンジ公演を成功させたいところです。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま12箇所
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