謹賀新年。新春のお慶びを申し上げます。
「新春」と言うには、冬真っ只中の雪深い山形ですが、気持ちも新たに頑張りますので、本年もよろしくお願いいたします。
今年の「活動はじめ」は、山響経由での依頼演奏会。山形県の南部、白鷹町での新春交歓会での記念演奏。
白鷹町は、戦没作曲家の紺野陽吉の作品を演奏するなど、山形Qとしても縁のある町です。そこに、新しくて立派な役場庁舎が完成したということで、その落成記念の演奏会を依頼されたのが一年前。
それが、残念ながらコロナの影響で延期されたものが、今日、ようやく開催されたものです。
木をふんだんに使った新庁舎は、中に図書館も入った、中央公民館としての役割も果たす、町民の文化の拠点として親しまれるような造りになっています。
人口の多くない小さな町ですが、その気になれば、こんなに素晴らしいものができるんですね。
さて、今回もヴィオラの倉田氏が第2ヴァイオリンを担当しての弦楽四重奏。モーツアルト「アイネク」をオープニングに、日本民謡や唱歌、懐かしのメロディーなど、30分をフルに使って楽しんでいただきました。
町の行事ということもあって、町長さんはじめ、地域選出の国会議員などが居並ぶ空間だったので、リラックスして楽しむ雰囲気とは言い難いものもありましたが、一時、慌ただしさを忘れて華やかな気分になっていただけたのではないかと思います。
今年も、コンスタントに依頼演奏会が入っています。気持ちの良い「仕事はじめ」になりました。
ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます