山崎裕二 活動誌 ブログ版

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畑川浄水場 高度浄水処理施設築造工事請負契約について

2016-07-20 17:12:41 | 例規・条例改正・その他議案 確認

 明日の臨時会に提案のあった議案に、畑川浄水場 高度浄水処理施設築造工事請負契約についてがあります。

 本日、町内歩いて回りの帰りに、現地の確認にいきました。

 活性炭注入棟の築造箇所(左)と粉末炭接触槽の築造箇所(右)です。

 

 

 

 なお、粉末活性炭処理方式とは、

 凝集沈澱+急速ろ過の前段で粉末活性炭(powdered activated carbon)を注入する高度浄水処理フローであり、臭気物質やトリハロメタン前駆物質等の除去に有効である。必要に応じて着水井などに注入することが可能であり、粒状活性炭処理と比べて施設面のコストは抑制できるものの、1回の使用で排泥とともに廃棄されることから、年間の注入日数が長くなるとランニングコストの面で不利となる。また、処理対象物質が一定の濃度を超え、多量の注入を必要とする場合には後段のろ過池から漏洩する可能性があることから、適用可能な原水濃度が限定される。

とあります。

 当然、維持管理にも費用がかかります。莫大なイニシャルコスト、そして、町の人口構成が変容するなか、じわりじわりと圧迫するであろうランニングコストは、今後の水道事業の運営に大きな波紋を投げかけそうです。


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