まずは新潟県の地名クイズです。
三島郡三島町
この地名を何と読みますか?
「みしま郡みしままち?」
「さんとう郡さんとうちょう?」
ブッブーッ!両方間違いです。
正解は「さんとう郡みしままち」です。紛らわしいですね(笑)。
この地名の場所は、平成の大合併で長岡市になった地域です。現在長岡市にある10の支所地域の1つ、「三島(みしま)地域」ということになります(ちなみに残りの支所地域は、中之島、与板、寺泊、和島、越路、山古志、栃尾、小国、川口の各地域で、この中で「三島(さんとう)郡」に属していたのは、与板、寺泊、和島、越路とこの三島(みしま)の5地域です。わかりづらいですね)。
ボクは60数年前にこの世に生を受けてから、三島地域ではありませんが、そのきわめて近くの旧・長岡市の片田舎で暮らしており(学生時代を除く)、三島地域をとても身近な存在に感じながら育ちました。わが家の本家もこの旧三島町にあるので、ボクのルーツはこの地域なのですよ(もっとも本家は既に絶えています)。
はい。これが「三島地域」のマスコットキャラクターの「みしまる太くん」です。毎年8月に三島地域で開催される「全日本丸太早切選手権大会」のマスコットキャラクターです。年齢は1300歳。身長は最大50mまで伸びるとか?
さて、ではもう1問クイズです。
この「三島地域(旧・三島町)」は、江戸時代に何藩に属していたでしょう?
いかがですか?
「米百俵の長岡藩では?」
「直江兼続の与板藩じゃない?」
そんな声が聞こえてきそうです。
実は正解は5つあります。狭い三島地域なのですが、長岡藩・与板藩・上山藩・会津藩・幕府直轄の天領と、なんと4つの藩と幕府が分割して治めていたのです。上山(かみのやま)藩というのは山形の上山藩であり、会津藩というのは福島の会津藩です。いわゆる「飛び地」ってやつですね。
今回このブログの「シリーズ『米1万俵』」で紹介するのは、この5つの中で上山藩が治めていた、三島地域の南側の地区の話です。
続きは次回へ。 前置きが長いなぁ(笑)