タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

チェーンソーのメンテナンス

2023年03月25日 | 竹と生きる

今年は例年よりも雪どけが早く、わが家の家の周りの雪もすっかりなくなりました。雪がなくなると気になるのが、雪で折れた枯れ枝や竹の始末です。これから春の野良仕事で、ボクは少しずつ冬の後始末をしていくことになります。ただ、優先順位としては「タイヤの交換」や「洗車」(2台分)、「冬囲い外し」などが上位に位置しますし、土日にはアルビの試合やアルバイト、卓球大会にも参加したりするので、まぁのんびりと気長に取り組むことになります。人生あせってもしょうがないですしね。

そうは言いながらも、「天気がいい日はいつでも外仕事ができるように準備をしておく」ってことは大切なことです。まずは昨年の秋に使ったきりほったらかしておいたチェーンソーのメンテナンスをすることにしました。

はい。この2台がボクの愛機です。左側の小さいチェーンソーが竹切り用、右側の大きいチェーンソーが立木用です。竹切りチェーンは、通常のソーチェーンよりもカッターが2倍の数になっていて、竹をパワフルに切れることが大きな特徴となっています。これは、「硬い」「よくしなる」「中が空洞」という竹の特性を考慮した構造なんです。竹切りチェーンは木屑のはけが悪いため、細い枝以外の他の木材の切断には向いていません。

まずはカバーを外して、チェーンソーの中を清掃します。昨シーズンのおが屑(竹屑)がたっぷりへばりついていましたので、まずはそれを取り除きます。

次に最も重要な「目立て」の作業です。「目立て」とはチェーンソーの刃を研ぐ作業のことです。チェーンソーの刃は、切削を繰り返すとだんだん丸くなり、切れ味が落ちます。また石などに当たると、すぐに切れなくなることもあります。こういった場合に「目立て」を行い、チェーンソーの刃を研ぐことで、再び切れ味が良くなります。正しく「目立て」をされたチェーンソーは、力をかけずにカンタンに木材を切ることができ、また切断面もキレイに仕上がります。

以前はチェーンソーを購入したお店の人に教わりながらヤスリで「目立て」を行っていたのですが、なかなか慣れずに上手にできない(年に1回しかしないのでね)ので、ここ数年は秘密兵器を使って「目立て」を行っています。それがこれです。

この手前の機械が、秘密兵器「刃研ぎ名人チェーンソー」(ニシガキ工業)です。これでチェーンソーの刃を1つずつ「目立て」をしていきます。実はチェーンソーの刃というのは角度の異なる刃が1つおきに交互についているんですよ。

なので1周したら、向きを変えて(「刃研ぎ名人」は角度を調整できるようになっています)1つおきにもう1周です。竹切りチェーンソーの方は刃が2倍ありますから、目立ても時間がかかります。

まぁそんなことで、1時間ほどで2台のチェーンソーのメンテナンスが無事に終了しました。さぁて準備完了です。いよいよ来週から、家の周辺や竹林の伐採作業に突入します。「明日の日曜は?」ですって?明日はダメですよ。アルビの試合がありますから無理はいたしません。

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