最近、長岡市の中央公民館といろいろお付き合いがありまして、「いろんな市民活動の様子を見てくださいよ」っていうリクエストをいただいています。ボクがガラにもなく芸術作品を見に行ったりするのも、そんな理由なんですよ。先月アオーレ長岡で開催された「市展」を見に行ったのも、その流れからなんです。
で、今度は音楽です。市立劇場で行われる「第60回市民音楽祭」で今年は「第九(交響曲第9番)」を市民が演奏&合唱するということで、刺激を受けに行ってきたというわけです。
オーケストラの生演奏を聴くなんて、いったい何年ぶりでしょう。って言うか、ボクの人生でおそらく3回目くらいかな?だいたいボクは、「クラシック苦手派」なんですよ。眠くなったらどうしましょう?って心配しながら、市立劇場に向かいました。
会場の長岡市立劇場には、地元の書道家・柳澤魁秀氏の巨大書「命の輝き」がド迫力で展示されていました。すばらしい!さぁ!いよいよ「市民音楽祭」のスタートです。
今回「第九」を演奏するのは、市民オーケストラの皆さんです。プログラムに掲載されている名簿を拝見したら、なんとまぁ!かつてのボクの同業者・Yさんの名前がバイオリニストの欄にありました。すっげぇ〜!Yさん、退職後にバイオリニストになっていたのか!
さらに「第九」の第4楽章で登場する合唱団の名簿の中には、これまたボクの知人(ちょっと先輩)の名前が2人もあるではありませんか。すっげぇ〜!彼ら、第九を歌うのか!2人とも、ボクよりも少し先輩の年代です。退職後の人生を充実して生きている姿から、ボクも大いに刺激をいただきました。
ですがまぁ心配していた通り、ボクにはクラシックのコンサートは似合いませんでした。もちろん生の演奏や歌声の迫力は素晴らしかったですが、正直言って「第九」の第3楽章までは、心地よく生演奏を聞きながらいろいろなことを考えていました。まるで「思考のBGM」って感じでしたね。これでいいのかな?さすがに第4楽章「歓喜の歌」になったら、その迫力に魅せられましたけどね。
やっぱりコンサート(ライブ)は、クラシックよりも”高橋優”や”あいみょん”や”郷ひろみ”の方がいいなぁ…と思ったしだいです。まぁ、こればっかりはしょうがない。