わが家の裏の竹林近くに、自生した山椒の木が3本ほどあります。タケノコを採りに竹林の中に入ろうとすると、ツンとする独特の山椒の香りが鼻腔をくすぐるんですよ。なんかとてもいい香りです。
これが今現在の山椒の木です。青い山椒の実がついているのがわかると思います。これを6月中頃に収穫して「ちりめん山椒」にしたり、秋に赤く熟してから収穫して「粉山椒」にしたりするんですよ。このブログでも「手作り山椒」について記事にしたことがあったかな?ありました!ありました!初夏の「ちりめん山椒」の記事はありませんでしたが、秋の「粉山椒」の記事がありました。↓
ところで最近、県内の某「道の駅」で、袋入りの「山椒の葉」が売られているのを見つけたんですよ。「へぇ〜?山椒って葉っぱも食べられるの?」そう言えば、居酒屋で魚の煮付けなんかに山椒の葉を乗っけて、香り付けに使われているのを見たことがありました。
わが家の山椒の葉はちょっと大きくなりすぎている感はありますが、とりあえずネットで調べて「葉山椒の佃煮」を作ることにしました。
はい。適当に切り取った山椒の枝から、柔らかそうな葉の部分を集めました。これを茹でて絞って適当な大きさに切り、さらに煮汁(酒・しょうゆ・みりん・砂糖・鰹節)にぶち込んで一緒に煮詰めます。
何度か「煮込む→冷ます→葉を絞る→煮汁を煮詰める→また煮込む」を繰り返し、「葉山椒の佃煮」の完成です。
あっはっは。見た目はあんまりよくありませんが(まぁ男の料理ですからこんなもんです)、炊きたての温かいご飯に乗っけて食べたら、独特の山椒の香りが食欲をそそりとても美味しかったです。おにぎりの具にも合いそうです。冷奴の薬味なんかにも使えそうだな。
こちらは今日の夕食の「おぼろ豆腐」に、葉山椒の佃煮を乗っけてみました。お酒(今日は麒麟山の生原酒を冷でいただきました)が進みました。美味かった!山椒っていろいろと利用できるんですね。来月半ば頃には青い実を収穫して、「ちりめん山椒」も作るつもりです。嗚呼…楽しきかな!田舎暮らし!