おはようございます。7月2日。
丸1年ぶりの個展です。いよいよフライヤー出来上がりました。
この個展準備ために現段階で、5件のオファーをお断りさせていただきました。
本当に申し訳ありません。
どうしても、ここに集中したかったというのが理由です。
自己表現の仕方は、様々な方法がありますが、画家は、個展で自分を出していくのが
何よりも一番だ、と私は信じています。
「花びらうらない」これは、てンぬイの楽曲のタイトルでもありますが、
「占い」を、「うらない」とひらがなにすることによって、
あの時とは、まったく違った心境で名付けました。
2007年、多摩美術大学の長谷川祐子ゼミの「感情の強盗」展で、出展した(他出展者、Chim↑Pom、榎忠 他)
少女兵馬俑のインスタレーション
この白装束の着物に、さらに「花びらうらない」展では、更紗を施していきます。
「お花なんてキライ。リボンがいい。」(注1)そう言って真珠子は今までずっとリボン畑でリボンの栽培をしてきました。
それは「お花は何もしなくても美しい。だけどリボンは自ら結ぶものだから生まれたときから美しさを約束されているお花よりも、
自分から美しさを作っていこうとするリボン的美しさの方が、好き」だったからです。
だけど、震災の後、咲いているお花たちを見て、その考えは変わってきました。
真珠子は、リボンからお花へシフトしつつあるのでしょうか。リボンは、よく見ると二つの花びらでした。
これから3つ、4つ、5つ・・・と増えていくかもしれません。
震災直後に描いた絵、「祈る」が通常の閲覧数の10倍を記録し、今、世の中で祈りが求められている切実さを痛感し、
単身、神の住む島、バリ島に渡り、世界無形文化遺産であるバティックを学んで来ました。
そこで体感したすべてを作品に注ぎ現地で制作した真珠子更紗作品など初披露します。
「うらない」は今後の行く末を「占う」意味と、それから、「売らない」意味を持ちます。
何を売らないか、、、それは、今、ぼんやりしているのですけれど、8月22日の初日までには
答えが出るでしょう。
そんな中で今、はっきり見えていること、それは、海外に支局を持つことです。
海外に誰でも避難できるところが、あるってなったらそれだけでも少しはストレス軽減ですよね。
その手がかりを探しに、バリに、NYに実は行ったのでした。
今、この恐怖の中、日本女性は幼児退行の一途を辿っているという説があること知り、
寝耳に水、でした。
完全に、成女進化した、と確信していたので・・・。
海外支局のためにどうやって資金を集めるか、ネットワークを作っていくかそのことで
頭がいっぱいです。
それと平行して、今までずっと静かに水面下で動いていた「花びらうらない」展の準備でした。
少しでもみなさんに晴れやかな気持ちになっていただけるよう、よい展示にしたいです。
祈りながら制作しています。
今回、声をかけていただいたヴァニラ画廊様は、2.20の国際舞台芸術ミーティングで
真珠子アニメ活弁を見てくださったすぐ翌日に、どこよりも早くオファーをくださいました。
それから、震災を挟み、テーマの変更や、真珠子の心境の変化、メンタル面などをいつも見守ってくださり、
何十通ものメールのやりとりをさせていただきながら、サポートしていただいて進めて参りました。
タイトル文字も、本当は真珠子の手書きのはずだったのですが、
真珠子、今、どうしても字が書けない時期に入っていて、お断りさせていただき、
ヴァニラ画廊の田口さんがこんなに素敵なPOPを作ってくださいました。
本当にありがとうございました。
これからますます詰めに入っていきますがどうぞよろしくお願いいたします。
☆8/27 山崎ナオコーラさんとトークショー決定しました。
☆8/28 更紗教室、定員締め切りました。ありがとうございます。
今日はまず、昨日できたてのDMを、タコシェ様、模索舎様、FEWMANY様、ソワレ様、、
あたりに配布させていただけるよう動こうかなと思います。
昨日は、6%DOKIDOKI様、デザインフェスタギャラリー様、シルク・ド・ソレイユ様、
それから、偶然竹下通りで出会ったいつも応援してくださるあの方(実はこのこういう偶然2度目)
に配布させていただきました。
もしも、あなた様のお店などで「置いてもいいよー」とか、個人的に「私もほしーー」
とか言っていただけることございましたら、ぜひこちらまで yanncha69@hotmail.com
ご住所ご連絡いただけましたら幸せです。
それではっ!!
「花びら占い」どうぞよろしくお願いいたします!
今日もこれから土手にウォーキングに行ってきます!
(注1)2008年の木彫作品 http://p.tl/8jXP