こちらのブログにまとめるのが遅くなってしまいました!!!
真珠子個展、現在無事に台湾のMangasickさんで開催中です。
わ~、ちょうど20日たったのですね~!!!え~~~~!!!!早いーーーー!!!
いってきま~~~~す★と日本を飛び立って
ただいま~~~かえりま~す!と帰ってきてから、20日~!!!
人生って本当に短い・・・。自分のやりたいことをたくさんやろう!!!
台湾!!!!漢字看板がかっこいい!!!
1年メールのやりとりをしていた黄さん、店長の玉さんと初対面できた!!!連れて行っていただいた屋台のお昼ご飯!おいしかった~!
ウォン・カーウェイの映画の中にいるみたいなの・・・
展示の様子は・・・・
みなさん、ありがとうございます。
初日ライブに駆けつけてくださった皆様!!!!大好き!!!!
ありがとう!!!!!
私の夢を叶えてくださった皆様に謝謝!!!!!!!
Mangasickさんに色紙を描きました!!!
展示は、まだまだ続きます!
今月28日まで!!!
私は日本で台湾の思い出の絵をたくさんこれから描くぞーーーーーー!!!!!(^o^)!!!!!
来月、まとめて発表予定です★
楽しみにしててね!!!
真珠子の「通りゃんせ通りゃんせ~私の通過儀礼~」個展 in Mangasick
引き続き、どうぞよろしく御願いいたします。
先日、Mangasickさんから受けたインタビューを載せておきます。
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このファイルを作成してから三分間くらいぼっとしていました(笑)。真珠子さんの作品は自分の中で完成度が凄く高くて生き物みたいものです。生き物に向かって、お前はどうしてこんな外見してる?どういう風に育ったか?と聞きたい人がそんなにいないはずですね。でも、台湾では、ヘタウマというジャンルがまったく認識されていないので、読者さんにもっと真珠子さんの世界に近づかせるように、いろいろ質問をさせて頂きたいです。
1. 聖少女ちおちゃんのお陰で今回の個展を開催できたと言っても過言ではありませんね!この作品にまつわる面白いエピソード、日本の読者さんからのコメントを教えて頂きたいです。
漫画を書いた直後に、今日マチ子ちゃん、辛酸なめ子さん、清野とおるさん、田房永子さんのような人気漫画家の友人たちにすぐ読んでいただきました。みなさん、
「凄い。」「狂ってる。」「ヤバい。」と言ってくださったような記憶があります。
ある読者の方は、読んですぐ気分が優れなくなり、退室された方もいらっしゃいます。この漫画はこの当時描いていた1枚絵とのギャップがあったみたいです。
この漫画が、まさか台湾のMangasickさんに置いてあるなんて夢にも思いませんでした!
そして、真珠子さんにとってこの作品のどの部分が一番面白いですか?
12年前に書いたこの漫画を改めて読み返してみて、一番印象的なシーンは、ちおちゃんとパパが夕日に照らされながら絡み合っている様子を客観的に見ているちおの台詞です。私たち、今、とっても綺麗だろうなってナルシスティックに浸っているシーンが好きです。
2. 今回展示されている人形についてもう少し紹介して頂きたいです!わらべ歌の体現としての人形を、二種類お作りになった理由は何ですか?
日本と、アジア、欧州圏、の象徴の意味です。
みんなで仲良く遊んでいます。
3. 実は、コマ割りがない漫画・コミックエッセイ(中国語で言えば、図文創作)は今、台湾で結構流行っていて、フェイスブックでファンページを作ってそういう作品を発表する人もいれば、それをきっかけとして商業単行本を出版できた人もいます。そういった「図文創作」の作家さんは普遍的なテーマ、読んでくれる人が全員共有している経験・悩みを重視していて、絵を描くとはいえ、文章の付属物として描く感じが強いです。
しかし、真珠子さんの漫画のニュアンスがまた違うと思います。自分自身の特殊な経験を元にする漫画、それを通じて読む人に一番お伝えになりたいこと、もしくは感情、は何ですか?
私は最終的には「何にも出来ない、人生って儚い」ってことを言いたいです。
だから、みんなそんなに悩まなくてもいいんじゃない?っていう共感をみんなと分かち合いたい。そのために、自分のフィルターを強化するために今、いろんな経験を積むことを実践しています。
4. この一年間ものすごい量の漫画を描き、展示して頂いて嬉しいです!その一方、真珠子さんのブログを読んだら、納得できる絵を描いてからサイトを更新するとお決めになったら、次回の更新が七年後(?!)という話を発見しました。つまり、真珠子さんにとって納得できる絵を描くことは、納得できる漫画を描くことより難しいですね?絵を描く時、なかなか納得できないというのは、想定した読み手が違うからですか?(例えば、サブカルVS現代美術という感じ?)他に理由がありますか?
そうですね・・・。漫画を描くようになってから、とても救われました。
私は、アウトプットを定期的にしなければ発狂する体質だと言うことがわかってきたのですが、そのアウトプットが漫画だととても満たされることがわかったからです。読み手のことは考えていません。
5. 真珠子さんの、ちょっと子供の落書きっぽい絵柄はすごく特徴があって一回目に通したら忘れられません。その絵柄はいろいろ試してから定着したのですか?作風において影響を受けた人や作品を教えて頂きたいです。(美術家や絵画に限らなくて大丈夫です!)
日本の叙情的心を現すのに学んだのは竹久夢二で、それを引き継ぐ日本の少女漫画の心を教えてくれたのは、「ときめきトゥナイト」でしょうか。
それに加え、私は自分が気持ちよい線しか描かないことにしています。
それを追求していったら、今のような絵になりました。
あと、人生に於いてとても影響を受けたモノ達を最近、本を通して回顧していて、
このシミルボンという書評サイトにまとめていますのでぜひ読んでいただけましたら嬉しいです。
https://shimirubon.jp/users/760
6. 「私の30代」の編集後記によると、真珠子さんの30代は「後半7年くらいはアップアップしていて苦しかった。言い知れぬ焦燥感・・・とにかく何でもかんでもやってみた。」この7年間ずっと抱えている課題、クリアできない難関があるということですか?心境はどう変化してきたのですか?聞かせて頂きたいです。台湾の作家さんは真珠子さんの話から頑張っていくヒントや勇気をもらえるはずです!
先ほども言いましたが、日記漫画を描くようになって私はとても救われました。焦燥感がすべて作品になるんだということを知ったからです。
今は、自分の人生がどんな映画よりもとても面白く感じます。
7. 最後に、台湾のファンに挨拶の言葉をお願いします!
この一年、台湾に憧れ続けて、そして実際に台湾を訪れて、
展示出来て、みなさんにお会いできて本当によかったです。
台湾で体験したことを元に写真と絵のストーリー本を制作しようと
考えています。明確な強いイマジネーションがふわふわと浮かびました。
久しぶりにこんな気持ちになりました。
来月、東京のArtBar 星男 で、その写真を展示して
本を販売予定です。
台湾に行って本当によかった。作品を観てくださったり買ってくださった
みなさんに感謝しています。
繋いでくださった山田太郎さんと開催してくださったMangasickの黄さん、玉さんもありがとう!
台湾と日本のよりよい理解を産むために考えてくださったこのインタビューも嬉しかったです。もっと台湾のことをこれから知りたいです。
またいつか必ず訪れますね!ありがとう!!!
また会いましょう。
台湾語バージョンも載せておきます!
ありがとうございます!
本我決堤,就換上泳衣吧--訪真珠子
總覺得真珠子的風格完成度很高,簡直像是生物。我們不會指著生物直接問:「你為什麼長成這樣?」而是會在感動發生後對比我們原有的知識系統,試圖追尋原因。因此這篇訪談也只提供更多的外圍線索,不求簡化轉譯和觀點套用。歡迎看完訪談再來看一次展,也許不小心就「進去」了。而之後的地圖,也得自己畫囉。
***
提問者:黃尖
--本次個展可說是《
聖少女Chio妹》促成的呢!可以告訴我們跟這部作品有關的趣聞嗎?日本的讀者有什麼反應?妳覺得這部作品的哪個部分最有趣?
畫完《聖少女Chio妹》後,我立刻拿給今日町子、辛酸なめ子、清野とおる、田房永子等人氣漫畫家朋友看,印象中他們的評語是:「好驚人!」、「好瘋狂」、「超不妙的」。某讀者看了之後不太舒服,立刻就跑出去了。似乎覺得這些漫畫跟我之前畫的單幅畫作很不一樣。
我做夢都想不到這部漫畫會擺在台灣的Mangasick!
我把十二年前完成的這部作品重讀一次後,印象最深刻的是:Chio妹和爸比在夕陽下纏綿時,Chio妹站在客觀角度說出的台詞。「啊 我和爸比/在夕陽照耀下/一定很美吧」她沉浸在自戀氣息的那一幕讓我很喜歡。
--妳的展覽概念文提到,本次展出的布偶是童謠的具現,那為什麼會製作兩種布偶呢?
它們象徵了日本與亞洲、歐洲圈,大家感情和睦地玩在一起。
--其實無分格的漫畫,也就是所謂的「圖文創作」,在台灣相當風行。有些人會設立臉書粉絲頁發表作品,更有些人受到發掘,在主流市場推出作品。這類作者重視的是具普遍性的主題,讀者共有的經驗或煩惱。雖然有「圖」,但圖較像是「文」的附屬品。
不過,真珠子的漫畫似乎又跟那類圖文作品有微妙的差異。透過「以自身特殊經驗為本的漫畫」,妳最想傳達給讀者的概念或感情是什麼?
我最終想表達的是:「什麼都辦不到,人生好虛幻。」因此我們應該不用那麼苦惱吧──這就是我希望和大家共有的想法。為了達到這個目標、強化自己的過濾能力,我最近正在實踐一件事:累積各種人生經驗。
--妳在過去一年內畫了大量的漫畫,帶來Mangasick展出,我們真的很開心!不過,我讀妳的部落格文時,發現妳有次說要畫出滿意的畫作再更新自己的官網,結果下次更新已是七年後(?!)也就是說,對真珠子來說,畫出滿意的畫作比滿意的漫畫還要困難嗎?製作繪畫作品時難以滿意自己的表現,是因為妳預設的觀看者不同嗎?(比方說,次文化 vs 當代藝術?)還是說有其他理由?
這個嘛……養成畫漫畫的習慣後,我獲得了很大的幫助。
我原本就知道,自己是不定期產出東西就會發狂的人,後來發現如果以漫畫的形式進行表現,我會有莫大的充實感。所以才說或得很大的幫助。我不會考慮觀看者。
--真珠子的畫風有點像小朋友塗鴉,非常特別,看過一次就不會忘記。這是經過種種嘗試後才磨出來的嗎?有誰或什麼作品影響妳的創作風格?
我從竹久夢二那裡領會了日本的抒情性之本。少女漫畫繼承了夢二的抒情,而向我指出少女漫畫本質的,應該是《心跳在午夜》(註:大然出版社譯為《我們一家都是鬼》)吧。
再加上,我只畫自己覺得舒暢的線條。不斷往那方向追求,就得到了現在的風格。
還有,我最近正透過書本回顧生命中影響我的種種事物。整理出的文章都放在shimirubon這個書評網站,很希望大家去看一看。
--《我的三字頭歲月》(私の30代」)的編輯後記提到:三十歲這時年的「後七年左右浮浮沉沉,非常痛苦。心中焦躁難以形容……總之,我什麼有的沒的事情都去嘗試了。」妳有無法克服的難關嗎?心境方面有什麼變化?
剛才也提到過,自從開始開始畫日記漫畫後,我獲得了很大的解脫。
因為我知道自己的焦躁全部都能夠轉化為作品。
我現在覺得自己的人生比任何電影都還要有趣得多。
--最後請妳給台灣朋友幾句話!
過去一年,我一直都很嚮往台灣。能親自拜訪那裡、展出作品,和大家見面,我真是覺得太棒了。
我打算以台灣體驗為本,製作一本結合攝影與繪畫作品的故事書。明確又強烈的意象已經在我心中飄飄然地浮現,好久沒有這種感覺了。
下個月,我預定在東京的Art Bar「星男」展示攝影作品,販賣書籍。
能去台灣真是太好了,感謝大家看我的作品、買我的作品。
也感謝幫我牽線的山田太郎先生和讓我舉辦展覽的Mangasick的兩位店主!
為了促進台日相互理解而設想的訪談也讓我很開心,我接下來也想更了解台灣。
之後我一定會再去台灣的!謝謝!!!
後會有期。
リンク元はMangasickさんのブログより・・・。