2016年、元旦。 夕方。
ゲーセンで、夫とプリクラを撮った。
その数時間後・・・・
ガンと闘っていた義父が、危篤。
それから5日間、生死を彷徨い、帰らぬ人となった。
これがお父さんに最後に作ってもらったセーラー服になった。
みぞかふぇの制服や、真珠子ドレスなど、家族になってから14年間、
私のアート活動の衣類関連で、いつも影で大きく支えてくれたお父さん。
いつでもなんでもたくさんのお洋服をにこにこしながら作ってくれたお父さん。
自慢のとっても優しい大好きなお父さんに、もう会えないなんて。
なんて。なんて。なんて、試練。
涙が止まらないよ。
お義母さんは、お父さんの「左手」が欲しかったって言ってた。
なんでも叶えてくれる魔法のような左手が。。。
私が作った抱き人形を、気に入ってくれて「ちょうだい。」って、抱っこしてくれて、
運び込まれたHCUの中で、気丈にふるまってピースしてくれたお父さんを一生忘れない。
この時が、尋常な意識のある最後だった。
もう泣いてばかりいられないね。
もう私、次の第一歩を踏み出すね。
お父さん、ありがとう。
2016年、1月19日 真珠子より
このお正月からの期間、仕事などの関係で、
この状況をお伝えしました皆様には、たくさんの励ましのメッセージを
いただいて本当に助けられました。
家族共々、感謝しています。
天国のお父さんもとても喜んでいることでしょう。
ありがとうございました。
この写真は、仕事場で、お父さんと。真珠子学園の制服の試作を一緒に作ったのが最後になりました。
セーラーの波型のライン、お父さんのアイデアでした。斬新でかわいいね!