長寿集団はよく歩く

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は晴れ時々曇り、所によりにわか雨。予想最高気温は32度です。台風10号は各地で被害を出しながら、列島を縦断するかたちで北上しています。風はだいぶ落ち着いたようですが、雨が心配です。進行方向にお住いの方々にはお気をつけくださいませ。しかし、ドジャースの大谷選手はすごいですね。愛犬を始球式に登場させたかと思えば、先頭打者ホームランを打ってのける。すでに、伝説が始まっているようです。では、本題へ。

 

　一年中穏やかな気候に恵まれている沖縄では、厳しい冬はなく、雪は降らない。

 

　そこで長寿集団ははどこにでも歩いて出かけていた。

 

　大宜味村の女性長寿者の平均歩行数は圧倒的に高いことが示されていた。

 

　歩行は脳にもよいことが最新の脳科学で証明されている。

 

　机に向かって必死に勉強するよりも、街を散策しながら歩いているほうがよいアイデアがひらめきやすい。

 

　英国でニュートンが歩いているときに、木から落ちるリンゴを見て、重力の存在をひらめいたというエピソードもある。

 

　ハーバード大学医学校のジェームス・バトラー先生（運動生理学准教授）は、時間があればボストンの街を歩きながら、アイデアが自然に湧き出てくるのを待っていた。

 

　ただし、なんでもやり過ぎはいけない。

 

　歩行運動のみだと、膝の半月板や関節軟骨、靭帯に過度な負担が集中しすぎることになる。

 

　このような、加齢や生活習慣が原因で運動器の障害によって、要介護になるリスクが高まる状態をロコモティブ症候群とよぶ。

 

　せっかくの楽しい歩行を過度にやりすぎると、膝をこわして、車椅子生活になるリスクがでてくるので要注意。

 

　紀元前のギリシャ哲学者アリストテレスが言ったように「なにごとも中庸がよい」ということである。

 

 

　

　沖縄本島中部の風景です。

 

 

病気にならない生活の極意

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病気にならない食事の極意

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ドクタ-徳田安春の養生訓: 元気な100歳をめざせ

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（アマゾン・読者レビューより）この本は一般の人が読んでもわかりやすい本です、栄養面や運動方法が具体的にわかりやすく書いてます、この本を読めば健康で長生きですばらしい人生を謳歌できるとおもいます、私が今まで読んだ本のなかでは一番の名著です、必読です。続編も期待します。

 

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