総合診療医からの健康アドバイス

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抗うつ薬の作用機序

2017-12-22 11:11:17 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 昨日の午後、那覇市内で交通事故がありました。年末の忙しい時期に起きました。当然市内は大渋滞です、ただでさえ渋滞する時間帯に事故。皆様、年末の忙しい時期ですが、安全運転で時間には余裕を持ちましょう。では、本題へ。
 
 
 
 
 セロトニンやノルアドレナリンは神経伝達物質の一種です。
 
 
 再取り込み阻害薬は神経終末から神経伝達物質が回収されるのを抑えるため、その伝達物質の作用が強まります。
 
 
 
 
 三環系または四環系抗うつ薬は神経終末における神経伝達物質の放出量を増やします。
 
 
 このような基準により、これらの薬はそれぞれの神経伝達物質の作用を強めます。
 
 
 
 
 セロトニンは落ち込みや不安といった感情を抑えることに関係し、ノルアドレナリンは意欲や気力といった感情を高めることに関係しています。
 
 
 
 
 しかしながら、脳の構造と機能は単純ではありません。
 
 
 神経伝達物質の作用の強弱だけで人間の感情が決まるというようなシンプルな話ではありません。
 
 
 ですので、これらの薬を飲んでも良くならない人がいます。
 
 
 また副作用が少なくなったといってもゼロではありません。
 
 
 
 
 そわそわする、落ち着きがない、手足が震える、などの副作用が時折見られます。
 
 
 中には、セロトニン症候群と呼ばれる重篤な副作用を発症する患者さんもいます。

 

 

年末こそ時間に余裕を

 

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