総合診療医からの健康アドバイス

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人工知能への期待とルール整備

2017-05-29 09:15:38 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。大相撲の五月場所は結局、横綱白鵬関が優勝しました。強かったですね。それから、話題といえば、宇良関。今場所も勝ち越しを決め、来場所は上位と当たります。どれだけできるか楽しみですね。そうそう、高安関、大関昇進確実でしょう。おめでとうございます。では、本題へ。
 
 
 
 
 AIでも誤診はないのか?という疑問がでてくるでしょう。
 
 
 責任の所在はどこにあるのでしょうか?などという質問もでてくると思います。
 
 
 
 
 米国の食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)は、医療におけるAIのルール作成の整備にすでに乗り出しています。
 
 
 
 
 しかしAI開発はとどまるところなしでしょう。
 
 
 米国のEnlitic社というスタートアップ会社は全ての医学画像を分析するAIの開発に乗り出しました。




 2015年には、IBM社もMerge社という画像分析会社を子会社とするために10億ドルを拠出しました。
 
 
 これは、Merge社のデータベースを購入して、IBMAIに「学習」させるのが目的です。
 



 AIによる診断の質が良くなればなるほど、AIの利用を希望する企業や消費者、患者、そして医師がどんどん増えていくことが予想されます。
 
 
 
 
 映画「2001年宇宙の旅」の人工知能HAL9000は、アルファベット文字の順番で、IBM(世界的コンピューター企業の1つ)という文字の1つ先の文字をつないで名付けられたといわれています。


 HAL9000のように読唇術も身に付けるAIも登場しています。
 
 
 
 
 映画の中でHAL9000は人間に対して反乱を起こしました。
 
 
 英国の物理学者ホーキング博士が指摘しているリスクです。
 
 
 そんなことが起きないようにルール作成が必要ですね。

 

 

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