皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
今日も沖縄は梅雨空。予想最高気温は30度と真夏日予想です。昨日は久しぶりの青空が広がって、海もきれいに見えました。そうなってくると、困るのが虫さん達です。GoやらGaらが飛び交っています。特にひどいのは、高速道路を走行中にGaらが、フロントガラスや車体にぶつかってしまうことです。ライトの光に反応していると思いますが、ひどい時は名護への往復で10匹くらいくっついている時もあります。仕方ないですかね。では、本題へ。
高血圧症はもともと生活習慣病である。
アフリカのある地域の人々は、塩分摂取量が少ないために、高血圧症がほとんどいない。
どの程度の摂取量かというと約3グラム。
この程度の摂取量で大丈夫なのか、と思う方もいるかもしれないが、人類の体は進化の過程で低塩分食に適応するようにつくられてきた。
世界保健機構は、1日の塩分摂取量を5グラム以下とすべき、としている。
日本人の平均塩分摂取量は10~12グラム程度となっており、明らかに塩分過剰だ。
また、肥満の人が高血圧を発症した時、体重を戻すだけで血圧も戻ることがある。
カリウムやマグネシウムなどを多く含む果物や野菜をよく摂るようにすると血圧も下がる。
ウォーキングなどの軽い運動も長期的には血圧を下げる働きがある。
生活習慣病は高血圧以外にも、肥満、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝などがある。
このような生活習慣病はすべて生活習慣の強力な改善で完治することが可能ということがわかっている。
沖縄本島中部、うるま市周辺の風景です。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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