病気になった人たち、あるいは病気になるリスクの高い人たちだけを対象に予防医療の介入を行う方法を高リスクアプローチと呼ぶ。
一方、健康とされている人たちも含めて全ての人々がデフォルトとして生活習慣を改善する方法をポピュレーションアプローチという。
実は、集団全体に対する効果としては、高リスクアプローチよりもポピュレーションアプローチのほうが効果の高いことがわかっている。
予防医療の用語に1次予防や2次予防がある。
1次予防は、症状がない人に対して予防的介入を行うもので、高血圧に対する血圧コントロールなどが当たる。
2次予防は、脳梗塞や心筋梗塞などの症状が1度は出た人に対してその次のイベントが出ることを予防するために薬を飲んだりすることなどが当たる。
ポピュレーションアプローチによる予防医療は1次よりもベースに来るものなので私はゼロ次予防と呼んでいる。
血圧が高い人はもちろん高くない人も含めてみんなで塩分摂取量を減らす工夫が必要。
それをデフォルトとするのがゼロ次予防なのだ。
沖縄本島中部、うるま市周辺の風景です。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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