総合診療医からの健康アドバイス

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断食の効果を示した105才の医師とは?

2022-03-30 10:42:25 | 医療情報
 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 
 今日の沖縄は雨時々曇り。予想最高気温は23度です。気温の割には湿度が高いのか、ムシムシしています。昨日の県内の新型コロナ陽性確認が984人と、久しぶりの900人台です。しかし、医療体制はひっ迫していないのか、新聞の一面ではなかったです。専門家の話では、もうすぐにでも千人台になるとの事です。いつも行っているスーパー以外行きません。では、本題へ。
 
 

 断食は肥満度の大きい人々でより効果がある。

 

 痩せている人や標準体重以下の人たちでは、有害性の方が高い可能性がある。

 

 糖尿病で既に治療薬が開始されている人たちが断食する際には低血糖のリスクに注意しなければならない。

 

 断食中は薬を減量するか休止するなど、担当医の指示を受ける必要がある。

 

 断食すると仕事や勉学ができなくなるのでは?という質問を受けることがある。

 

 プチ断食の導入をスタートした時期は、空腹感やイライラ感が出てくるが、最初の1か月で慣れていきそのような感じは消えていく。

 

 それからは快適に断食を行うことができる。

 

 105才まで生きた日野原重明先生は、朝食を食べずに毎朝牛乳を1杯飲むだけの生活を続けて長生きした。

 

 断食の効果を示したケースだったといえる。

 

 

 

 沖縄本島北部、名護市の海岸です。こんな天気、いつになるのでしょうか。

 

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これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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