総合診療医からの健康アドバイス

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安静の弊害:筋肉と骨への影響

2018-08-14 10:55:50 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 今日の沖縄は晴れ時々曇り、所により雨(全部)。気温は30度と少し落ち着いた気温。本土のほうはまだまだ猛暑です。甲子園球場も暑そうです。西武球場のように屋根を後付けできないのでしょうか。選手がベンチに戻るたびに水分補給をしている光景が、夏の甲子園のイメージになりました。では、本題へ。
 
 
 
 
 故日野原重明先生は生前、安静の弊害を説いていました。
 
 
 病気で数日間ベッド上に安静になるだけで筋肉量は低下します。
 
 
 筋肉量が低下すると、当然筋力も低下します。
 
 
 
 
 また骨のカルシウム分も少なくなります。
 
 
 カルシウム分が少なくなると骨折のリスクが高くなります。
 
 
 軽い衝撃でも骨折することがあります。
 
 
 
 
 日野原先生のアイデアで、入院患者さんのベッドを片付け、入院患者さんの入院着を普段着に着替えていただくという研究もやろうとしたことがありました。
 
 
 そのときは諸事情で実現しませんでしたが、今振り返って考えてみると、日野原先生の先見の明は凄かったと思います。
 

 

 

床はヒンヤリしてて気持ちいいワン

 

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