薬剤ゲノム学のさらなる応用ケース

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今朝の新聞を見ていると、去年の沖縄に来た観光客数が初めてハワイを上まったそうです。すごいですね、あのハワイを越えるとは。しかしながら、調査によると、一日の観光客の消費額はほぼ一緒なのですが、滞在日数が沖縄は２～３泊に対し、ハワイは６～７泊だそうです。トータルの消費額が違ってきますよね。沖縄観光も新たな時代へ移行していかないと、ですね。では、本題へ。

 

 

 

 

　ワルファリンという薬があります。

 

 

　血液をサラサラにする薬であり、日常診療でよく用いられています。

 

 

　一方で、この薬は出血などの副作用を起こしうる薬です。

 

 

　この薬を分解する速さの程度で、ラピッド・メタボライザーとスロー・メタボライザーなどの人々がいることがわかっています。

 

 

　もしある患者さんがどのタイプかが前もって知ることができれば、この薬の量を適切な量で投与することができるのです。

 

 

 

 

　このことにより、薬の副作用を減らし、かつ薬の作用を期待することができます。

 

 

　これまでは、トライアルアンドエラーの方法でこの薬の投与量が設定されていました。

 

 

　ゲノム学を用いた投与量の設定は新世代的ですね。

 

 

　毎年多くの患者さんで薬の副作用ケースが報告されています。

 

 

　これらのようなケースの多くで、薬剤ゲノム学の導入によって数が減ることになるでしょう。

 

 

夜の首里城４

 

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