皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
今日も沖縄は梅雨空。朝から雷がすごいです。記録的短時間大雨情報も出ました。自宅の前の道は冠水していました。梅雨末期の荒れた天気です。早く梅雨が明けるのを待っています。しかし、ドジャースの大谷選手は二試合連続となる17号ホームランを打ちました。やはり、6月は調子が上がってきているようですね。量産体制に入ってほしいです。では、本題へ。
精密医療にも課題はある。
まず、生活習慣病のリスクの違いは個別の遺伝子配列の違いではほんのわずかな差のみとなること。
そして、そのような遺伝子配列の違いについて本人が知ったとして、生活習慣改善につながるかどうかが不明なことである。
乳がんや卵巣がんの原因とされるBRCA遺伝子異常を持つ患者は乳がんや卵巣がん患者の約5%のみ。
BRCA遺伝子を発見して治療(予防的乳房切除)を行うことで乳がん死亡のリスクを下げた人々は、全乳がん患者のうちほんのわずかなのだ。
精密医療の初期研究デザインは、データマイニングと呼ばれる「仮説なき発見」を主体としている。
特異的な遺伝子配列と病気との関連について因果関係を証明するためには、研究対象者の選択や個々の背景因子によるバイアスも考えて慎重に判断しなければならない。
その意味では、精密医療の研究も「仮説と検証」という自然科学の研究方法の基本方略を守る必要がある。
精密医療では、個別化を進めていくために、大規模臨床試験が本質的に難しくなっている。
Nof 1研究(1人の患者に対してトライアル・アンド・エラー式に薬を試して効果を測る)が主体となるであろう。
Nof 1研究を進めていくためには、「勇気」あるボランティア患者の募集が必然となる。
沖縄本島中部、うるま市周辺の風景です。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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